特性の活かし方

【発達障害】ハンバーグとハンバーガーの違いから偏食を理解しよう

この記事を書いた人

弦巻 武久 / 発達障害コミュニケーション指導者

ハンバーガーは食べられないのに、ハンバーグもパンも食べられる。

「じゃ、どうしてハンバーガーは食べられないの?」

お子さんの好き嫌い、あるいは食べ方について疑問を持っていらっしゃいませんか?

ちょっと変わった食べ方や、好き嫌いの多さは、実は発達障害が関係している可能性があります。

「イヤだ」と言うものを無理矢理食べさせるのは、子どもにとって苦痛でしかありません。

なぜ納得のいかない好き嫌いがあるのか、考えてみましょう。

 

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人よりも感覚が敏感

 
ハンバーグもトマトも、レタスも、ケチャップもパンも大好き。

でもハンバーガーにした途端、食べられなくなってしまう…。

これ、どうしてだと思いますか?

これは、味が混ざってしまうことで唇につく感触や、舌触りが変わってしまうからです。

こういったパターンは好き嫌いではなく、偏食に当てはまります。

発達障害の子は、他の子に比べると感覚が敏感です。

感覚が敏感過ぎることから、単品で食べる時よりも違和感を感じてしまい食べることができなくなってしまいます。

人から見たら、ただのわがままや好き嫌いと見られがちですが、これは偏食。

発達障害の子の、優れた感覚が邪魔をしているだけなのです。

 

ご家族の方のベストな対応とは?

 
「なんでも食べられるようになって欲しい」というのは、ご家族の方の願いだと思います。

しかし偏食のある子に無理して食べさせることは、ベストな対応とは言えません。

発達障害の子はこだわりが強いです。

こだわりが強いということは、嫌だという感情がインプットされてしまうと、そこから抜け出すことが困難になるだけではなく、今、食べられていたものまで食べられなくなる可能性があります。
 
・食べられるものを大切にする
・食べられないものは無理して食べさせたりしないが、ときどき勧めてはみる
 
上記の様に偏食の子に無理強いをすることは止めましょう。

しかし食べず嫌いでは、本来は食べられるかもしれないものまで、食べられないままになってしまいます。

発達障害で偏食のある子に無理強いするのはダメでも、勧めてみることはマイナスではありません。

色々な食べ物を一旦は勧めてみるようにしてください。

この時にご家族の方が美味しそうに食べてみせると、お子さんも手に取りやすくなります。

 

偏食について理解を深めよう

 
周囲に好き嫌いのある人がいれば、偏食について理解しやすいと思います。でも好き嫌いのあまりない人は、偏食について理解するのは難しいかもしれません。

お子さんは決して好き嫌いで食べないのではなく、感覚が敏感だから食べられないのです。

食べられないものを無理やり克服させるよりも、受け入れてあげましょう。

今、食べられるものを大切に、そして少しずつ食べられるものを増やしていけたら良いですね。

 

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