家庭教師のゴーイング コラム 不登校 子どもへの対応【不登校】気持ちを切り替えられる、9つの方法

【不登校】気持ちを切り替えられる、9つの方法

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大森 公平 / 家庭教師のゴーイング 不登校サポーター

気持ちを切り替えるって、とっても難しいですよね。

不登校の子に限らず、大人だって気持ちの切り替えができず、悩んだことがあるのではないでしょうか?

不登校の子も、学校に行かなくていいとわかっても、すぐに気持ちを切り替えて、元気になれるわけではありません。

親後さんも不登校のお子さんを受け入れたと思っても、気持ちが落ち込む日もあると思います。

それくらい、気持ちを切り替えるというのは難しい行動です。

そこで今日は、不登校のお子さんが明るく生活するために必須な、親子でできる気持ちを切り替える方法を探っていきましょう。



気持ちを切り替えるのが大切な理由

まず、気持ちを切り替えるのが大切な理由はなんだと思いますか?

切り替える必要がなければ、無理に大変な行動をしなくてもいいと思う人もいるかもしれませんよね。

そこで、気持ちを切り替えるのが大切な理由について解説していきます。



気持ちを切り替えるのが大切な理由①:集中力への影響

何か嫌な事柄が起きたとき、仕事に集中できず、ボーっとしてしまった経験て、親御さんも1度はあるのではないでしょうか?

このように、気持ちを切り替えられないと、目の前に起きているものに集中できなくなってしまいます。

お子さんの心と身体を守るためにも、気持ちを切り替え、目の前のものに集中するのは非常に大切になります。

また、目の前のものに集中できれば、必然的に気持ちも切り替えられるので、集中するというのは大切なポイントです。



気持ちを切り替えるのが大切な理由②:精神面への影響

モヤモヤした気持ちや、沈んだ気持ちを抱えていると、あたなはどうなりますか?

ずっとそればかり考え、気持ちはどんどん落ちていく一方ですよね。

そして、そんな気持ちを常に抱いていたら、心の病気になってしまいます。

親御さんは、お子さんがそんな状態になったら、悔やんでも悔やみきれません。

だからこそ、気持ちの切り替えが必要となるのです。

ときどき「うちの子は能天気すぎる。もっと、真剣に考えてくれないかしら?」という親御さんがいます。

ですが、能天気くらいが丁度良いのです!

親御さんから見れば、真剣に考えていないように見えるかもしれませんが、お子さんの本心は誰にもわかりません。

悩み苦しんでいるのに、それを隠している可能性だってあります。

1番大切なのはお子さんの元気!
気持ちを上手に切り替えているお子さんに、小言を言わない様にしてください。



気持ちの切り替えが苦手な子の特徴

次に、お子さんが気持ちの切り替えが上手な子かどうか考えてみましょう。

うちの子は何があっても、いつもニコニコしているし、気持ちの切り替えは上手。

そう思っているお子さんでも、実はそうでない可能性は十分にあります。

今から紹介する特徴に、お子さんは当てはまるかどうか、想像しながら読んでくださいね。



気持ちの切り替えが苦手な子の特徴①:完璧主義

お子さんは自分の失敗を責めすぎたりしていませんか?

あるいは、ひとりで悩み、抱え込み、周りに相談できないといった特徴はありませんか?

完璧主義の子どもたちは、周りの人に相談するのを苦手とします。

なぜなら、『できない』自分を見せるのが怖いから。

悩んで出した答えも、失敗すると「自分がダメだからだ」と、今度は自分で自分を責めすぎてしまいます。

完璧主義の子どもたちは、失敗したときに、問題点を見つけようと、そればかりを考えてしまい、「失敗したけど、頑張れたこと」などには気持ちを向けることができません。

結果、気持ちは切り替わらず、ずっと失敗を引きずってしまいます。



気持ちの切り替えが苦手な子の特徴②:自己肯定感が低い

たとえば授業の一環で、グループ発表をしなければならなかったとしましょう。

そのグループ発表が失敗してしまった場合、決してひとりが悪いわけではありませんが、自分のせいで失敗をしてしまったと考えてしまう。

好きな異性が他の子とお付き合いをした場合、自分の容姿がいけなかったんだと、自分を責める。

こういったマイナスな感情は、どんどん自己肯定感を下げていきます。
そして、どんどん悪い方ばかりを考えていくのです。

ネガティブな思いにとらわれてしまうと、「まぁ、いっか」というプラスの感情は、残念ながら、なかなか起きません。

マイナスな内容をずっと考えると、気持ちの切り替えはできませんし、自己肯定感もどんどん下げてしまう結果となるのです。



気持ちの切り替えが苦手な子の特徴③:言いたいことを伝えられない

誰かに何かを伝えたいとき、言葉にできないままにしていたら、何かモヤモヤしませんか?

それと同様で、自分の感情をあまり表に出さないお子さんや、黙っているお子さんであっても、決して何も考えていないわけではありません。

思いはあるけれど、伝えられないだけだと気づいてあげてください。

・ゆっくりしか伝えられないけれど、周りの人が待ってあげられない
・言葉にし、否定されるのが怖い
・伝えたいけれど、伝えられる環境がない
・伝え方がわからない

上記のように、思いは伝えたいけれど、お子さんはその手段がわからないのです。

あるいは、いざ伝えようと心に決めたとしても、伝えられない状況の場合もあります。

「どうして言えなかったのだろう?」
「言いたかったな…」
「気持ちを知ってほしかった」

相手に伝えられないまま、モヤモヤする気落ちをスッキリさせるのは難しいです。

結果、気持ちを切り替えられず、どんどんモヤモヤが貯まっずてストレスになってしまいます。



気持ちの切り替えが苦手な子の特徴④:気になっている事柄を確認できない

何か気になるものが出たとき、それが解消されないとモヤモヤしますよね。

気になったときにすぐ確認できればいいかもしれませんが、それが聞ける子ばかりとは限りません。

「どうしてあんな風になったのか?」
「なぜ、あの人はあんな行動をしたのかな?」
「なんであんな言い方されたのかな?」

言葉というのは、受け取る側の主観で、どんな風にでも受け取れます。

相手の気持ちまで汲み取り深堀するのは、大人でも難しいのですから、お子さんはもっと難しいですよね。

気になる事柄の真意を確かめられないままでいると、それはずっと気になるものとなり、そこから意識を変えるのは難しくなってしまいます。



気持ちの切り替えが苦手な子の特徴⑤:怒りを上手に放出できない

どんな穏やかな子だって、いつもニコニコしている子だって、人は怒りという感情を持っています。

ただ、それを表に出すかどうかの違いなのです。

怒ってはいけないと感じている子。
イライラすると逆に、親から怒られていた子
怒りたいのに勇気が出ない子

小さいときから「イライラしてはダメ」と言われている子たちは、怒りを心のなかに閉じ込め、怒りの放出の仕方がわからない傾向があります。

怒りを放出しないと、そのイライラやモヤモヤは負の遺産として心に蓄積されてしまいます。

表面上は笑顔で過ごしていたとしても、お子さんの心の中には、このような負の遺産がため込まれていまいます。



気持ちを切り替える方法

では次に、気持ちを切り替える方法について考えてみましょう。

まずは、その場でお子さんがすぐに気持ちを切り替える手法について、解説していきます。



気持ちを切り替える方法①:周りの人に話をしてみる

自分のなかでため込んでしまい、考えこんでしまうと、違った方向からの見方はできなくなってしまいます。

誰か信頼できる人、受け入れてくれる人に、自分の思いを伝えるようにさせてみましょう。

もしかすると、お子さんは自分の話を聴いてもらえただけで、スッキリするかもしれません。

自分だけの心にしまい込むのではなく、愚痴でも文句でもなんでも良いので、言葉に出させるようにしてみましょう。



気持ちを切り替える方法②:運動する

抗うつ薬は、セロトニンやノルアドレナリンといった脳が伝達する物質を増やす作用があります。

それと同様に運動を行うと、セロトニンやノルアドレナリンが分泌されるという研究結果も出ているほど、体を動かす、汗を流すという行為は、気分を上げるために非常に良い作用をもらすのです。

また、運動することで、体を動かすという行為に意識が向かうので、気持ちを切り替えられやすくなります。

ゲーム感覚で行えば、楽しいという感情も共に得られるので、お子さんにとっても楽しんでできる方法です。



気持ちを切り替える方法③:リラックスする

イライラ、モヤモヤすると、自律神経が乱れてしまいます。

自律神経が乱れると、心への影響だけではなく、朝起きられない等、身体への影響も出てきてしまいます。

さらに、気持ちを切り替えられなければ自律神経は整わず…と、どんどん悪循環になってしまいます。

気持ちを切り替えるためにも、自律神経を整える方法、リラックスできる方法を探しましょう。

・ゆったりした音楽を聴く
・早めに眠る
・美味しい食事をとる
・自分の好きな香りをたく
・ゆっくり入浴する

上記のように、リラックスできる行動をいろいろ試し、自分にあったリラックス法を見つけていきましょう。

自律神経が整えば、イライラした感情も少しずつ、「まぁいっか」と思えるようなっていきます。



根本から気持ちを切り替える方法を身につけるには?

気持ちのたかぶり、気分の落ち込みは誰にでもあります。そんな場合、気持ちをすぐに切り替えられないと、今やることに集中できず、勉強も仕事もうまくいかない可能性が高まります。

長期的に見ても、上手に気持ちを切り替えていければ、負の感情の蓄積は少しですむんです。

上手に気持ちを切り替えられるようになったら、今度は無意識にでも気持ちを切り替えらえる方法を身につけていきましょう。



根本から気持ちを切り替える方法①:話す力をつける

気持ちを切り替えるのが苦手な子は、相手に伝える行為や、言葉に出すという行為を苦手とするケースが多いです。

ため込んでから相手に伝えたとしても、よっぽど聞き手が上手に聞き出せないと、お子さんの真意を聞き出すのは困難です。

これを防ぐためには、お子さんが何気ない話ができる相手を作るようにしておきましょう。

なんでも話ができる相手がいれば、気持ちを切り替えられないときも、言葉に出せるようになります。

ただ愚痴を言うだけに受け取られるかもしれませんが、この愚痴を言う、吐き出すという行為が気持ちを切り替えるにはとても重要となってくるのです。

親御さんが何でも聞ける人になってあげられれば、それがベストですが、難しい場合は、兄弟や専門家とコミュニケーションの練習をさせるところからスタートさせてみましょう。



根本から気持ちを切り替える方法②:原因と解決策を考える

気持ちを切り替えなければいけない状況というのは、何か気持ちが落ちる原因があるからです。

一人ひとり、気持ちが落ち込む原因は異なります。

他人からしたら「そんなポイントで落ち込むの!?」というポイントで落ち込む人もいれば、「えっ!?よく普通でいられるね」と、気持ちを強く持てる人もいます。

ですから、お子さん自身の気持ちが落ち込むポイントを見つけてあげてください。

それがわかれば、落ち込まないように努力する事ができます。
つまり、事前準備ができるのです。

また、どうやって気持ちを切り替えられたのかも振り返るようにしていくと、今後の対策にもつながります。

上手に気持ちを切り替えられたときは、振り返りを行い、今後に生かしていきましょう。



根本から気持ちを切り替える方法③:好きなものや集中できるものを見つける

気持ちを切り替えるのが苦手な子たちは、よく「好きなものとか、趣味とかない」といった言葉を発します。

確かに、好きなものや趣味がないと、集中して取り組めるものがないので、気持ちを切り替えるのが困難とです。

お子さんが元気なとき、気持ちに余裕があるときに、お子さん自身が夢中になれるものを見つけてみましょう。

・読書
・絵画
・料理
・ランニング

お子さんが好き、楽しいと思えて夢中になれるものだったら、なんでも良いのです。

ただ、天候に左右される趣味ばかりだと天気が悪い日に気持ちが沈んでしまった時、上手に切り替えができないので、可能であれば、室内でできるものをひとつは探しておいた方がいいでしょう。

お子さんが趣味や好きなものを見つけたときは、親御さんの意に反していたとしても、一旦は受け入れてあげてくださいね。



親から伝える、気持ちを切り替える方法

お子さんに「こうすればいいよ」と言っても、なかなか取り組めなかったりしませんか?

そんなときは、親御さんの出番です。お子さんに様々な声掛けをして、気持ちを切り替える方法を伝えてみましょう。



親から伝える気持ちを切り替える方法①:常に話しやすい環境を作っておく

お子さんとのコミュニケーションが日頃から取れていない場合と、「何かあったの?」と親御さんがお子さんに聞いても、答えらえないケースが多いです。

・どう話をすれば良いのかわからない
・何にモヤモヤしているのかわからない
・何かあったわけではないから、話せない
・心配させたくない
・もしかして怒られるかも

普段からコミュニケーションが取れていないと、お子さんも親御さんにどう伝えていいのか分からないのです。

日常、何気ない会話をしておけば、親御さん自身もお子さんのちょっとした変化に気づけますし、お子さんもうまく伝えられない内容でも、「なんだかモヤモヤする…」と、抽象的な言葉も発せられるようになるかもしれません。

親子のコミュニケーションは、お子さんの気持ちを放出させる練習にもなるので、是非、今日からどんどん会話を増やしていってみてください。



気持ちを切り替える方法②:運動ゲームを一緒にしてみる

運動が好きなお子さんばかりではありません。できれば動きたくないというお子さんもたくさんいるはずです。

そんなお子さんには、運動を無理強いするのではなく、ゲーム機を使った運動を親子で楽しく取り組んでみましょう。

現代のゲームは手元だけでするだけでなく、体を使って行うゲームも多数出ています。

親子で行えば、運動の効果だけではなく、そこでコミュニケーションをも可能となります。

不登校のお子さんは、家にいる時間が多いので、ゲームをさせるとそれにハマって依存症になってしまうかもしれないと心配になってしまうかもしれませんが、それはゲームの種類を選んでないからです。

あくまで、ここでいうゲームは運動のためのゲーム。

お子さんの気持ちを切り替える、親子で楽しむゲームと考えて、せっかくなら親御さんのストレスも発散させましょう。



気持ちを切り替える方法③:部屋の片づけから環境を整える

年齢が低いお子さんになればなるほど、リラックスできるものを探すのはとても難しくなってしまいます。

そんな時は、まずは環境を整えてから、親御さんがお子さんのゆったりできるものを一緒に探してあげてください。

部屋が散らかっていると、どうしても意識は多方面に向いてしまいます。

親御さんも散らかっている部屋よりも、片付いている部屋の方がゆったりした気持ちになりませんか?

また、部屋が綺麗になると、なんだか気持ちまで清々しい気持ちになりますよね。

それと同様でお子さんも、物が溢れている部屋よりも、片付いている部屋の方が気持ちも自律神経も整います。

とは言え、発達の面で支援の必要なお子さんであれば、お子さんが次々と散らかしていってしまうケースもあると思います。

そのなかで、親御さんひとりが片付けてばかりいると、今度は親御さんのフラストレーションが溜まってしまいますよね?

そんな時は親御さんひとりで抱えこむのではなく、お子さんと一緒に片付けをしましょう!

お子さんと一緒に、『心地よい居場所』を作ってみてくださいね。



気持ちを切り替えるメリット

気持ちの切り替えって意外と大変ですよね。

こんな大変な思いをしてまで、気持ちを切り替えるのは、2つの大きなメリットがあるからです。

最後は、この2つのメリットについてみてみましょう。



気持ちを切り替えるメリット①:積極的にチャレンジできる

気持ちを切り替えられないままでいると、気持ちはモヤモヤしてしまい、消極的になってしまいます。

そして失敗を恐れ、次のチャレンジになかなか進めません。

上手に気持ちを切り替えられれば、積極的になり、失敗を恐れず、新しいなにかにチャレンジできるようになります。

積極性が増し、チャレンジできるというのは、世界が広がり、お子さん自身をたくましく育ててくれます。

お子さんの明るい未来のためにも、気持ちを上手に切り替えられるのは、大きなメリットとなるはずでよ。



気持ちを切り替えるメリット②:心の回復力が高まる

気持ちを切り替えられなければ、落ち込んだ事柄をずっと考え、最悪の場合、何ヵ月も何年も、心が回復しないまま過ごしてしまいます。

しかし、気持ちを切り替える方法を身につければ、心の回復力が高まり、心が元気になるスピードがグンと上がるのです。

心の回復力が高まれば、精神的な病気に陥る可能性も減ります。

精神的な病気に陥る可能性が減るというのは、お子さんも安心できる大きなポイントとなるのではないでしょうか?

お子さんにとっても、心の回復力が高まるという点は、大きなメリットになります。



上手に気持ちを切り替える方法を身につけて、お子さんの心を元気にしてあげよう!

気持ちを切り替えるのって、大人でもすごく難しいです。

気持ちを切り替える方法を子どものときから取得していれば、お子さんはストレスの少ない人生を送れますし、お子さんの未来にとても有益です。

また、お子さんが気持ちを切り替える方法を考える際に、親御さん自身も一緒に取り組めば、親御さんも気持ちを切り替える方法を身につけることができます。

この機会に、自分に合った気持ちを切り替える方法を、親子で見つけてみてください。

見つける過程でお子さんとコミュニケーションも取れますし、試行錯誤することで気持ちが切り替わっているのに気がつきますよ。

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この記事を書いた人

大森 公平 / 家庭教師のゴーイング 不登校サポーター

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