家庭教師のゴーイング コラム 不登校 子どもへの対応不登校の子と親子関係を壊さないように接するにはどうしたらいいの?

不登校の子と親子関係を壊さないように接するにはどうしたらいいの?

この記事の著者

齋藤 義晃 / 家庭教師のゴーイング 代表

自分の子なのに、不登校になってしまったことでどう接したらいいのかわからなくなり、親子関係に溝ができたという話はよく聞きます。

でも不登校を解決するためにも、親子関係はとっても大切なことです。

親子関係が悪くなると不登校も長期化してしまいますし、お子さんも居場所がなくなってしまいます。

その原因と、親子関係を良くするにはどうしたらいいのか、一緒に考えてみましょう。

 

不登校が長期化する理由って?

親子関係が悪くなった子がとる行動パターンは2つあります。

・部屋に引きこもるようになる
・学校以外の外に出て行くようになる

部屋に引きこもってしまった子との関係を修復することは難しくなってしまいますし、夜の繁華街などに居場所を見つければ、非行へと走ってしまうケースも多くあります。

 
なぜこんな風に長期化するかというと、お子さんにとって、自分の気持ちを理解し寄り添ってくれるのは親しかいなからです。

不登校の専門家から聞いた一例をお話します。

 
私がずっと見てきた不登校の子も、初めは親と関係がよく、学校に遅刻して登校したり休んだりの繰り返しでした。

しかしある日、登校できないことに対して我慢の限界がきてしまったお母さんが、引きずって学校に連れて来てしまったのです…。

その日から、少しだけでも足が向いていた学校に一切来なくなり、部屋に引きこもるようになりました。

お母さんとの関係もどんどん溝ができ、最後はお母さん自身もうつ病になってしまうという結果になってしまいました。

 
このように、親子関係が悪くなると、不登校も長期化するだけでなく、家庭も壊れ、修復することさえとても困難になってしまう場合があります。

 

★親子関係を壊さないための接し方って?

親子関係を壊さないために、ぜひ知っていただきたいことをお伝えします。
 
☆お子さんの心を理解する

お子さんが不登校になってしまうと、親御さんも不安で心配で、そのことばかり考えがちです。

しかし、一番辛いのはお子さん自身です。

ですので、親としてはそんなお子さんの心を理解してあげることが先決となります。

お子さんが何を感じているのか、何を思って今の行動をとっているのか、できる限り寄り添い、親が一番の良き理解者となってあげられるようにしてください。

 

☆学校以外の共通の話題を話す

不登校になってしまうと、学校に行けないことが一番の気がかりなので、つい学校の話をしたくなるお気持ちはわかります。でもお子さんは学校に行けない罪悪感でいっぱいなのです。学校の話題を大人の方から切り出すやめて、何気ない話題を選んでください。

 
・今話題のタレントの話
・明日食べたいおかずの話
・ネットでみつけたおもしろい話題

など、学校以外のお子さんとの共通の話題を見つけて、話をするようにしてあげてください。
学校以外の話をすることによって、親子のコミュニケーションを失わせない予防にもなるはずです。

 

☆悪いことをしたらきちんと叱る

お子さんが不登校になってしまったことで、親御さんは自分のせいかもしれない、どうしてこんなことになってしまったのだろうと、責める気持ちがでてくる時もあるかと思います。
ですがお子さんに気を遣って、腫れ物に触るように接することは、お子さんにとっても親御さんにとっても良いことはありません。

またお子さんの気持ちに寄り添うのと、お子さんに主導権を握らせるのは別の話です。
きちんと親子の位置関係は確率させておき、人として悪いことをしたときは叱る、良いことをしたときは褒める、といった躾の部分を忘れてはいけません。

お子さんの支配者になるのではなく、人生の良き先輩として導いてあげる役割を忘れないでください。

 

親と子は生涯のパートナー!

家にいるはずのないお子さんが、昼間、家でずっと過ごしていると、親としての接し方がわからなくなってしまうのも当たり前のことです。
しかし大切なのは、親が自分の立ち位置を崩さないということ。
友達親子という表現も最近では出回っていますが、親と子は対等であって良い時とそうでない時が存在するのです。
親子関係を良くすることが、不登校解消の一番の近道。親子は一生続くものですから、いつでも支え合える関係を目指していけたら嬉しいですよね。

 

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