学習のコツ

【中1必見!】定期テストで驚くほど点数アップできる、英語の勉強法

この記事を書いた人

齋藤 義晃 / 勉強プランナー

「英語の勉強のやり方がわからない」
「英単語が覚えられない」
「リスニングは何を勉強したらいいの?」

こんなことでお悩みではありませんか?

中学校の5教科の中でも、勉強のやり方で悩みを抱える子が多いのが英語です。

他の科目は慣れ親しんだ日本語を使って学ぶため、授業を聞いているだけである程度の理解が可能ですが、英語は違います。
普段使う機会の少ない英語に対しては、とまどいや苦手を感じる中1の子が多く、親御さんもテストの点数を見てハラハラドキドキしてしまうケースが多数…。

そこで今日は、英語のテストが驚くほど点数がアップする勉強法を解説していきます。

この記事を読むと、中1の英語でつまずきやすいポイントやテストで点数を取る為の勉強法が分かるので、ぜひ最後までお読みください。



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まずは、ゴーイングのホームページで他との違いを比べてみてくださいね。

目次

定期テストで驚くほど点数アップできる、英語の勉強法~準備編~
小学校英語と中学校英語の違い

英語は小学校の段階から学びますが、中学になると本格的な学習が始まります。この中学校英語になった途端、成績を大きく落としてしまう子は多くいます。
小学校英語と中学校英語の違いについて知っておくと、勉強のやり方が全く違うことに気が付くと思います。

小学校英語と中学校英語の違い①:小学校英語とは?

新課程(2020年施行)に入ってからの小学校高学年は、「教科」としての英語を勉強することになりましたが、まだまだ「外国語活動」としての意味合いが大きく、コミュニ―ケーション重視の英語です。

英語を使いこなせるようになるというより、英語に親しませる学習が重視されているのです。
ですから、「読む」「書く」といった座学の割合が少なく、単語や学習するフレーズの量も中学生に比べるとそれほど多くはありません。
小学校英語では英語に親しみ、英語を使ったコミュケーションに使える簡単な英語を学びます。



小学校英語と中学校英語の違い②:中学校英語とは?

中学校からの英語は、座学の勉強量が格段に増えます。
英語以外の4教科の学習量や難しさも増えるため、授業に追いつけない子も続出してしまいます。
このことが、中学校英語の大きな特徴です。

以前までは英会話を含めた活動的な小学校英語と、読み書きを中心とした中学校英語という差が大きな違いが存在しました。

でも現在では、小学校英語の教科化に伴い、中学校英語と小学校英語の差は埋まりつつあります。これからの時代は小学校5、6年生の英語と中学校英語はあまり変わりません。

とは言え、中学校英語では小学校英語よりもはるかに座学の割合と量が増えますし、それは新旧の教育課程共に同じです。
中学校英語では、単語や英文法など座学の勉強量が格段に増える点を覚えておきましょう。



小学校英語と中学校英語の違い③:中学校英語は積み重ねが大切

中学校では5教科の勉強量が増えますが、中でも英語と数学に関しては特に時間を掛けて勉強をする必要があります。

なぜなら英語と数学は、『以前習った内容を元にして次の学習内容に取り組む』傾向の強いカリキュラムになっているからです。

英語の授業では、一度習った単語や文法表現は教科書の文章でどんどんと使われるようになります。
そのため、今までに習った単語の勉強や文法の学習が不十分だと、教科書の文章を読むのが精一杯で、その日に習う要点に集中できなくなってしまいます。

そんなことにならないよう、英語の勉強はしっかりと積み重ねていかなければいけません。

少しでも分からない所がある状態で授業を受けると、ますます分からない所が増え、分からない状態が増えながらずーっと続いてしまう悪循環になってしまう可能性があります。



定期テストで驚くほど点数アップできる、英語の勉強法~実践編~
中学校英語の勉強法

中学校英語の勉強法①:英語の文法を理解しよう

読み書きを何度も繰り返す中学校英語では、英文法と英単語をしっかりと学習していかなければいけません。
なぜなら、基本の英文法を学ぶことで新しい英文法を学ぶ際に何が新しい文法なのか理解できるような仕組みになっているからです。

例えば、過去形を学ぶ際にはisやareなどの現在形をどう使い分けるか知っておかないと、wasとwereの使い分けができませんよね。

中学校の英語の学習では文法の比重が多く、教科書のページが進む度に新しい文法を学びます。
リスニングや発音の勉強も大切ですが、授業で遅れを生まないためには文法の学習が不可欠です。



英語の文法の勉強のやり方:基本英文は1文だけ完璧に覚える

文法の勉強では、基本例文を完璧に覚えるようにしていきましょう。
覚える時のコツは、その例文を使った文章を1文でも良いので、完璧に覚えるようにするのがオススメです。

問題集などを解いていると、新しい文法が出現する毎に複数の文章を書けないと駄目だと勘違いしがちです。
ですが、実はある程度の単語力と英語の基本例文が1つ完璧に書けるだけで、その文法に関する多くの問題に対応できるようになります。

分かりやすさ重視のために極端な例を挙げますが、thisを使った平叙文(です、ますで終わる文章)の場合、

this is a pen.(これはペンです)

を書けるようになれば大丈夫です。

this is a pen.

の構文は

this  (指示代名詞)
is   (be 動詞)
a   (冠詞)
pen  (名詞)

の順番で構成されています。
そして、違う文章を書かされる際に大きく変わりがあるのは基本pen(名詞)の部分だけで、他の

this is a(an)

の部分は共通しているんですね。

this is a pen.
this is an apple.(これはリンゴです)
this is a ball.(これはボールです)
this is a grass.(これはグラスです)

上記のように、基本例文を1文完全に書けるようになれば、一部分を変えるだけで同じ文法を使った他の文章が作成できるようになります。
多くの文章に触れるのも大切ですが、英語の文法学習に苦手を感じているのであれば、まずは一文を完璧に覚えることから始めましょう。



中学校英語の勉強法②:暗記は触れる機会を増やすのが大切

そして、文法に負けないレベルで大切なのが単語です。
いくら正しい文法を理解し、文章の書き順が身に付いているといっても、単語力が足りないと肝心の部分が書けません。

中学校英語で習う単語量は、旧課程では1200でしたが、新課程では1600~1800と増加しました。小学校時代に習う単語も含めて、2000以上の単語を中学卒業時点までには使える必要があります。

増加した単語を覚えるには、少しの時間でも良いので単語に触れる機会を増やしましょう。

単語の勉強の仕方は、1日10時間掛けて100の単語を一気に覚えるよりも、1日1時間掛けて10日で100の単語を覚えるように、コツコツ勉強を重ねる形がオススメです。

人間の脳は、覚えた内容は時間が経つにつれて忘れていく傾向があります。
しかし、時間をおいて再び学び、何度も目にする機会を増やすことで忘れにくくなります。
効率的な暗記は短時間でも良いので、覚えようとした頻度が大切です。
ただでさえ覚える量が多い英単語なので、効率の良い暗記方法を自分でいろいろ試して自分にあったやり方を見つけてください。



定期テストで驚くほど点数アップできる、英語の勉強法~実践編~
中学校英語の、つまずきやすいポイント

1年生で学習する内容の中には理解が難しい部分もあり、上手く勉強が進められない場合もあります。
そこで、中1が悩みがちな英語の学習範囲の解説と対策をご紹介します。

中学校英語の、つまずきやすいポイント①:3人称

「彼」「彼女」といった3人称は、heやsheといった言葉自体は難なく使える中1が多いのですが、動詞の変形やdoを使った疑問文の作成といった要素が加わった途端、つまずいてしまう子がたくさんいます。

動詞に3人称単数のsを付け忘れるといったケアレスミスも多く発生しやすい範囲でもあります。
ですが3人称自体、どんな英語の勉強でも必ず使われる内容です。なので決して手を抜いて良い範囲ではありません。

3人称の勉強のやり方

3人称単体で勉強せずに、1人称、2人称の文章と比較しながら学習を進めるのが大切です。
例えば、「サッカーをしますか?」といった英語の疑問文を作る場合

Do you play soccer? (2人称 あなたはサッカーをしますか?)
Does he play soccer?(3人称 彼はサッカーをしますか)

といった形で必ず他の人称を並べて学習を進めるようにしてください。
以前の学習内容と見比べながら学習を進める訳ですね。

I like soccer.(1人称 私はサッカーが好きです)
You like soccer.(2人称 あなたはサッカーが好きです)
He likes soccer.(3人称人称 彼はサッカーが好きです)

といった形で1人称や2人称を使った文章と並べることで3人称を使った文章の違いがはっきりと分かります。

三人称特有の文章の形を理解するためには、英文を比較しながらの勉強が大切です。
これをやることで、一人称や二人称の文章の復習にもなります。



中学校英語の、つまずきやすいポイント②: 疑問文

問いかけの文章を作る疑問文は、普段習っている語順と少し異なるため戸惑う中1が多いです。
しかし、3人称同様に疑問文もずっと使われます。。
1年生の内からしっかり疑問文を理解しておくと、2年生や3年生でも必ず役立つので、しっかりと勉強をしておきましょう。



疑問文の勉強のやり方

こちらの勉強でも英文を比較するのがおすすめです。
例えば、「あなたはケンです」という文章であれば

You are Ken.(あなたはケンです)

Are you Ken?(あなたはケンですか?)

という形で平叙文と疑問文を並べて書くようにすれば、疑問文は平叙文のbe動詞(isやareなど)を代名詞(youやhe、sheなど)の語順を入れ替えれば作れるということが分かります。
ちなみに平叙文にbe動詞が無く、playやlikeといった一般動詞が使われている場合は疑問文にdo(does)を使います。

You play soccer.(あなたはサッカーをする)

Do you play soccer?(あなたはサッカーをしますか?)

基本的な平叙文と比較して書けば、文頭にdoを付けるだけで良いというポイントが一目瞭然ですね。
ついでにwhatやwhenなどの疑問視を使う場合も確認しておきましょう。

You play soccer.(あなたはサッカーをする)

What sports do you play?(あなたはどんなスポーツをしますか?)

こうして並べるように学習しておくと、平叙文を疑問文に変換しろといった問題にも対応できるようになります。
疑問文単体で学ぶのではなく、平叙文と併せて学習するようにしてください。



定期テストで驚くほど点数アップできる、英語の勉強法~実践編~
中1の英語の勉強で大切なポイント

中1の英語の勉強で大切なポイント①:苦手を残さない

重要なポイントとして覚えておいて欲しいのが、苦手を残さない勉強方法です。

何度も言いますが、英語は積み重ねが大きく学習に影響する教科です。
教科書にも、前のページで学習した内容を理解していることが前提で、次のページの英文は書かれていきます。

予習と復習を両方やるのが時間的に厳しい場合でも、復習だけはやって苦手を明日に残さない勉強をしなければいけません。

1年生の内容をすべて理解しておかないと、2年生、3年生の学習で必ずと言っていいほどづまずいてしまいます。
常に、分からない部分を残さないように勉強をしていきましょう。



中1の英語の勉強で大切なポイント②:品詞を意識する

動詞(be動詞)や名詞、形容詞などの品詞を意識するようにしてください。
英語は非常にシステマチックな言語で、文法上どの部分にどの品詞が入るのかが定まっています。
だからこそ、SVやSVCといった文型があるんです。
習う文章の品詞を意識しながら勉強を進めると、英文の基本文章には決まった型しかないことに気ずけます。



中1の英語の勉強で大切なポイント③:音読や書く機会を増やす

個人差はありますが、文法や単語の暗記には、沢山のきっかけを作るのがおすすめです。

文字を見て頭で暗記を試みるのもアリですが、読み上げて音の感じで覚えたり、書いて手の動きで覚えたりといった形で、目や手、口と複数の手段で覚えるようにすると記憶に残りやすくなります。

単純に見る、読む、書くの3つを実行すると、文章に触れる頻度が増える点でも記憶に残りやすいです。

ただ人によって得意な勉強法がありますから、あくまでも自分なりに一番覚えやすい方法を見つけていきましょう。
自分に合った暗記方法が分からない場合は、目で見るだけでなく、読み上げたり書く機会を増やすことをおすすめします。



分からない所を残さない勉強で、英語を得意科目に変えていこう!

英語に苦手意識を持ってしまう子が多いのは、少しでも分からない所を残しておくと、分からないがどんどん膨れ上がってしまうからです。

分からない部分を放置しておくと、授業や新しい分野の学習効率を著しく下げてしまうだけでなく、いずれは授業についていけなくなってしまいます。

毎日コツコツと理解を積み上げていくのは大変なように感じますが、その代わりテスト前の勉強や中3の受験勉強で苦しむことはなくなります。
中1から分からないを残さない勉強のやり方を身につけて、英語を得意科目に変えてしまいましょう。

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この記事を書いた人

齋藤 義晃 / 勉強プランナー

メッセージ:
不良でビリから2番目、偏差値30台。そこから独自で確立した勉強法で早稲田大学に合格。この経験を活かし、家庭教師として53人の生徒を第一志望校に合格に導き、在学中に「家庭教師のゴーイング」を設立。勉強が苦手な子専門として実績29年。今でも現場の中心に立ち17,000人以上の相談を解決。心理カウンセラーの資格を取得し、不登校・発達障害の生徒さんへのサポートにも力を入れています。

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