学習のコツ

【中2必見!】定期テストで驚くほど点数アップできる、英語の勉強法

この記事を書いた人

齋藤 義晃 / 勉強プランナー

「テストのたびに英語の点数が下がる」
「英語は中1から苦手で…」
「中2の英語対策が知りたい」

こんな事でお悩みではありませんか?

英語は他の科目と違い、使い慣れないことで難しさを感じる子が多く、2年生になってからは授業に追いつけなくなる子も続出してしまいます。

これから益々グローバルな社会になっていくことが肌で感じられる今、英語の必要性を重要視する親御さんは少なくありません。
とは言え、英語が苦手な子は「もう英語はあきらめた!」等と言うこともあり、親御さんとしては「少しでも英語が得意になってくれたら」と切実に思いますよね。

そこで今日は、英語の基本的な勉強法からテスト対策、to不定詞などの要点まで詳しく解説していきます。
これを読むと、中2の英語対策のやり方がすべて分かり点数アップが可能になりますので、ぜひ最後までお読みください。



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テストで驚くほど点数アップできる、英語の勉強法~準備編~
中2で英語につまずく原因

まずは、英語の授業でついていけない原因、テストで思うような点数が取れない原因を知りましょう。

中2で英語につまずく原因①:英語の基礎が固まっていない

つまずく原因の中でも特に多いのが、英語の基礎が固まっていないため、勉強が追いついていないケースです。

以下のような子がそれに該当します。

・以前に習った英文が訳せない
・新しく習う内容が今までどう違うのかはっきりと説明できない

基礎ができていないと教科書の英文を読むのに時間が掛かり、その日に習う新しい内容の要点が上手く掴めなくなってしまいます。



中2で英語につまずく原因②:中1の苦手が残ったまま

英語の基礎とは、ほとんどの場合、1年生の学習内容を指します。

英語は数学などの科目と同じく、以前習った内容を踏まえた勉強を行っていくため、中1の英語の苦手を残したままだと、中2の内容を理解するのが難しくなります。

授業も、1年生で習った文法や英単語は理解できているという前提で進んでいくため、その前提がクリアできていない場合、授業のスピードについていくのは非常に困難です。

教科書レベルの英文がほとんど読めない状態であれば、中2の勉強をやるより、中1の基礎から勉強した方が理解が早まります。



中2で英語につまずく原因③:英語の勉強のやり方が分からない

英語の勉強のやり方が分からない子は多いです。

自己流で勉強しても成績が上がらない悩みを抱えているのであれば、勉強法が間違っていると認識して、改めていく必要があります。

勉強しても結果が出ないと、やる気をなくして無気力になってしまう子も多いので、自分に合ったやり方を見つけ、改善していく作業は必須です。



テストで驚くほど点数アップできる、英語の勉強法~実践編~
英語の勉強のやり方を改善する方法

最初に理解しておいて欲しいのは、勉強のやり方には絶対的な正解がないという点です。人によっては能力に個人差があるため、頭で考えるのが得意な子もいれば、実際に手を動かして書かないと覚えられないという子もいます。
ですので、ここでは勉強の質を上げる基本的な手順を中心に解説していきます。



英語の勉強のやり方を改善する方法①:勉強時間を見直す

まずは、勉強時間を見直しましょう。
勉強時間の配分は、得意な科目の時間を減らし、苦手な科目の時間を増やすのが基本です。

もしかしたらお子さんは、英語が苦手なので後回しにして、得意な国語や社会にばかり時間を掛けてしまってはいませんか?

苦手を短時間でつぶすのは、かなり難易度が高い作業ですが、ある程度の時間が確保できれば、難しさのハードルも下がります。

勉強時間の確保は、苦手克服ための第一ステップです。



英語の勉強のやり方を改善する方法②:いろいろな勉強法を全力で試す

自分に合った勉強法を見つけるために、様々なやり方を試していきましょう。

ノートに整理していく勉強法や、ひたすら基本英文を白紙に書き連ねていく勉強法、教科書の本文を日本語だけ見て、全て英文に直していく勉強法など、役立つと思える勉強法を片っ端から試していきます。

やり方のコツは、「これをやってみよう」と決めたら、1度完璧にやり通すこと。
そして、全力で試した結果、それでも上手くいってない所を探し出す。そして次は、その上手くいってない所ができるようになる勉強法をやってみる。

これを繰り返していくと、自分なりの勉強のやり方のパターンができていきます。



英語の勉強のやり方を改善する方法③:テストで課題を見つける

勉強方法の課題点を見つけるためには、全力で取り組んだテストで失敗してしまった部分に注目するのが重要です。

しっかりと時間を掛けて、完璧に最後までやりとげた勉強方法にも関わらず、起きてしまったミスは、勉強のやり方が自分に合っていない、ということ。

例えば、テストで英単語のド忘れが多ければ、英単語の学習に掛ける時間の割合が足りていないのでしょうし、流し読みするだけでなく実際に書かないとスペルを覚えられないのかもしれません。
このようにテストの失敗の原因を考えることで、自分の弱点を見つけることができます。

後は、見つけた弱点に対して自分なりの解決策を取っていけば、徐々に自己流の勉強スタイルが身についていきます。

全力で取り組む→勉強方法の課題を見つける→修正する

この黄金パターンを繰り返すうちに、勉強の質は自然に上がっていきます。



テストで驚くほど点数アップできる、英語の勉強法~実践編~
英語のテスト対策

正しい勉強法を身につけていくのも大切ですが、内申点のことを考えるとテストで得点するコツを知っておくのも重要です。
テスト対策のポイントを2点紹介します。

英語のテスト対策①:教科書・配布物は確実に

ワークやプリントなどの配布物、教科書の問題は完璧に解けるようにしましょう。
テスト対策の為に自分で購入した市販の問題集を使うのはあまりおすすめではありません。

学校のテストは子どもの学習到達度を測るためのものであり、普段の授業や教科書レベルの問題を出題するのが基本です。

先生によっては、教科書の文章や板書した文章をほんの少し改変しただけの問題を出題する場合もあります。今までのテストを見返して、先生の出題傾向を予測してみるのも、テストで得点するにはいい方法です。



英語のテスト対策②:テスト期間前からテストの準備を始めよう

中学校のテスト週間はおおよそ2週間確保されると思いますが、できれば3週間以上前からテスト勉強を始めましょう。

2週間で学習範囲を終わらせるだけだと、テストでの高得点にはあまり繋がりません。
3週間あれば、最初の2週間でテスト範囲を一旦終わらせて、残りの1週間で解けなかった部分を重点的に勉強するといった方法も取れます。

テストで高得点を取る子の多くは、テスト範囲で解けなかった部分を2週、3週と繰り返して克服しています。

毎日の家庭学習が課題を終わらせるので精一杯な状態であれば、テスト週間前からテスト勉強を始め、勉強時間を増やすのが簡単で確実性の高い対策です。



テストで驚くほど点数アップできる、英語の勉強法~実践編~
中2でつまずきやすい範囲

中2の英語では特に苦手を覚えやすい分野があります。ですが、どんなに難しい英語でも少し勉強方法を工夫すれば勉強が楽になり、授業やテストを上手く乗り越えることが可能になります。
ここでは勉強の落とし穴にハマってしまいやすい学習範囲と、その対策方法を解説していきます。



中2でつまずきやすい範囲①:to不定詞

不定詞はto+動詞の原形という語順こそ覚えやすいものの、

①名詞的用法「~すること」
②形容詞的用法「~する」「~すべき」
③副詞的用法「~するために」「~して」

の3パターンに翻弄されてしまう中学生が多いです。

ですが不定詞は受験にも出題される可能性が高い頻出範囲で、高校英語でも再び勉強する重要な分野でもあります。
ですから、どの用法もしっかりと使いこなせなければいけません。



名詞的用法の勉強法

「名詞的」や「形容詞的」といった部分に着目しましょう。
パターンによってto+動詞の原形のひとかたまりが持つ意味が明確に異なります。
まず名詞的用法は不定詞が名詞の役割を持ちます。

例えば、

I like baseball. (私は野球が好きです)

の文章は下記の3つの品詞に分けられます。

I (代名詞)

like (動詞)

baseball (名詞)

この場合、名詞の役割を持つto不定詞の名詞的用法に置き換えられるのは名詞baseballの部分だけです。

I like baseball. (私は野球が好きです)

I like to play baseball. (私は野球をすることが好きです)

名詞を使っている文章であれば置き換えられるので、

English is important. (英語は大切だ)

To study English is important. (英語の勉強は大切だ)

のように、名詞+be動詞+形容詞の英文の名詞部分(English)をto不定詞に書き換えることもできます。
英文の中のどこに名詞が使われているか意識すれば、to不定詞の名詞的用法の使い場所は簡単に理解可能です。



形容詞用法の勉強法

形容詞的用法の具体的な解説に入る前に必ず押さえておいて欲しいのは、英文では2語以上を使った修飾文(詳しい説明文)は必ず名詞の後ろに置かれるという点です。

厳密に言うと1語の修飾文を修飾「語」、2語以上の文章を修飾「句」と呼びます。

ballの状態を説明する文章を例にすると、

big ball (大きなボール)
small ball (小さなボール)
ball on the table (机の上のボール)
ball in the box (箱の中のボール)

というようにbigもon the table も同じくボールを説明する修飾文です。

on the table自体は前置詞+名詞のかたまりですが、文としては形容詞の働きをもった修飾分となりますね。
そして、形容詞的用法はto+動詞の原形を使った2語以上の修飾文になるので、絶対に説明対象の名詞よりも後ろに置かれます。

This is a book to read. (これは読むべき本です)
I need something to eat, (私は何か食べ物が欲しいです)

名詞+to+動詞の原形、something(代名詞)+to+動詞の原形といったかたまりでto不定詞の形容詞的用法を覚えるのもアリですね。
ただし、somethingなどの不定代名詞(thing・body・oneで終わる単語)だけは修飾語「語」であっても後ろに形容詞が回されるため、代名詞+修飾語+修飾句の形になる点には注意が必要です。

something cold to drink (なにか冷たい飲み物)
something hot to eat (なにか温かい食べ物)

詳しい原理を学ぶのは高校に入ってからなので、理屈の理解が難しければ、基本例文を丸暗記して書き換えで対応してみるのもおすすめです。
中学英語の段階では名詞+to+動詞の原形かsomething(代名詞)を使った狭く基本的な範囲でしか出題されないので、暗記で対応するのも賢い選択です。



副詞的法の勉強法

形容詞的用法が名詞を修飾する不定詞ならば、副詞的用法は動詞や形容詞を修飾する不定詞の使い方です。
日本語で副詞と言えば、「速く」や「凄い」などが日常的によく使われますよね。
副素的用法の不定詞は、語順的に動詞や形容詞の後ろに置かれます。

①I go to the park to play basketball. (私はバスケットボールをするために公園へ行きます)

②I am happy to talk with you. (あなたと話せてしあわせです)

①のto playはgoに、②ではto talk with youがhappyを修飾する形を取ります。
勉強のコツとしては①の動詞を修飾する形と②の形容詞を修飾する形の用法たちを区別できるようにするのが良いです。

②の用法は「感情」の原因を説明するのに使われるため、書き換えの問題が出題された際には、glad(うれしい)・sad(悲しい)・sorry(残念)といった英単語が出現した時だけ注意すると間違いにくいです。



中2でつまずきやすい範囲②:受け身

より正確には受動態と呼ばれますが、日本語訳する際に「~される」といった形になるのが受け身です。

write→written
eat→eaten

このような過去分詞が使われるのも特徴の1つですね。
新しい語順に加えて、疑問文や否定文も一緒に習うため覚える量も多く、混乱を生みやすい範囲になっています。



受け身の勉強法

1つの基本文を中心にして受け身の文章を覚えるのをおすすめします。
多くの種類の英文をとにかく覚える方法は、混乱しやすいため避けた方がいいでしょう。
過去分詞readを使った1例を挙げるとするならば、

Ken read the book. (ケンはその本を読む)
The book is read by Ken. (その本はケンによって読まれる)
The book was read by Ken. (その本はケンによって読まれた)
The book is not read by Ken. (その本はケンによって読まれない)
The book was not read by Ken. (その本はケンによって読まれなかった)
Is The book read by Ken. (その本はケンによって読まれますか?)

といった形で、過去分詞の過去形や疑問文を1文完璧に書けるようにしておくのです。
そうすれば、異なる受け身の文章を書く際に、自分が覚えた文章で1度語順を確認できます。

後は、動詞の部分などを日本語に合わせた英単語に書き換えるだけで、受け身の文章を作れます。
語順が曖昧な内は、下手に多くの英文に手を伸ばすよりも、1つの基本的な英文を覚えるのが得策です。



テストの度に自分の弱点や勉強法の欠点を見つけ、最強の勉強のやり方をカスタマイズしていこう!

英語の勉強の質を高めるには、テストを通して自分の勉強法の課題を見つけ、修正していく地道な作業が必要です。

面倒に感じるかも知れませんが、身につけた勉強のスタイルは受験にも大いに役立ちます。ですから余裕のある2年生の内に、是非、自分なりの勉強のやり方を確立させてしまいましょう。

この先、英語の必要性は高まるばかりです。しゃべれるようにはならない学校の英語でも、単語が沢山、頭に入っているだけで社会人生活に役立ちます。唯一、学校を卒業してからも役立つ可能性のある英語を、今のうちにできるだけ身につけておくのは決して無駄にはなりません。

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この記事を書いた人

齋藤 義晃 / 勉強プランナー

メッセージ:
不良でビリから2番目、偏差値30台。そこから独自で確立した勉強法で早稲田大学に合格。この経験を活かし、家庭教師として53人の生徒を第一志望校に合格に導き、在学中に「家庭教師のゴーイング」を設立。勉強が苦手な子専門として実績29年。今でも現場の中心に立ち17,000人以上の相談を解決。心理カウンセラーの資格を取得し、不登校・発達障害の生徒さんへのサポートにも力を入れています。

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