子どもの成長サポート

【子どもの自信】今日から実践!自信をつけ積極的な子に育てる方法

この記事を書いた人

齋藤 義晃 / 勉強プランナー

「うちの子、いつも自信がなくて」
「一人で行動できないのよね」
「これじゃ将来、困りそう…」

こんなことでお悩みではありませんか?

子どもが自信なさげで困っているという親御さんは、少なくありません。

自信がなければ新しい物事にチャレンジできませんし、受験でも力を発揮できず困ってしまう場面が沢山あります。

でも、ちょっとした声掛けひとつで子どもの自信が育ち、アクティブに行動できるようになるなら、ぜひそうしてあげたいですよね。

そこで今日は、子どもに自信をつけさせる方法を徹底解説していきます。
これを読むと、子どもの自信にどんなメリットがあるかもわかるので、ぜひ最後までお読みください。



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子どもに自信をつけさせるメンタルトレーニング方法

子どもに自信をつけさせるメンタルトレーニング方法には、次のようなものがあります。

● 自己肯定感を高める
● 子どもに自信を持たせる言葉を伝える
● 子どもに自信をつけさせる習い事をする

それぞれのトレーニング方法を詳しく解説していきます。



自己肯定感を高める

自信をつけさせるためには、自己肯定感が欠かせません。

というのも、自己肯定感は自分を認める力であり、未知へのチャレンジをするときにでも、「自分ならできる」と思い込めるようになるからです。

それにたとえ失敗したときでも、自己肯定感が高いと立ち直るスピードに直結し、どんどんチャレンジしていけるようになるでしょう。

この自己肯定感を高める方法は次のとおりです。

● 承認する
● 結果ではなくプロセス評価をする
● 失敗をポジティブに捉える

それぞれ、詳しく解説していきますね。



承認する

まず自己肯定感を高めるときに必ず行わなければならないのが、承認です。

承認とはあるがままを認めることで、「褒める」とは方向性が異なる点に注意しましょう。

たとえば、子どもが宿題をきちんと提出できていたら、「宿題を提出できているね」

と声をかけるだけです。

逆に褒める言葉がけは、「宿題を提出できて『えらいね』」となる点に注意しましょう。

もちろんほめる言葉も大事なのですが、自己肯定感を高めるためには承認が一番効果的です。



結果ではなくプロセス評価

自己肯定感を高める方法の2つ目は、プロセス評価です。

プロセス評価とは、結果を評価するのではなく、その結果に至るまでの過程がどうだったかを評価します。

というのも、結果は左右できませんがプロセスは子どもの努力で改善できる可能性が高いからです。

もちろん、大人になれば結果を見られるようになりますが、全て結果だけで見てしまうと、子どもは無気力感を感じてしまいます。

そのため、プロセス評価を行い、以前よりも何を変えようと努力したのかを聞き出すといいでしょう。



失敗をポジティブに捉える

とはいえ、過程を大事にしていても、結果が伴わないことはたくさんあります。

ですから、過程がきちんとできているのであれば、失敗を前向きに捉えられるようにしていきましょう。

失敗を前向きに捉えられるようになると、失敗してもいいんだと子どもが考えられるようになります。

これはそのまま、子どもが自信に満ち溢れ、前を向いて行動できるようになる前提条件なので、ぜひ取り組んでみてください。



子どもに自信を持たせる言葉を伝える

子どもの自己肯定感を高めるための方法をお伝えしてきましたが、続いては、子どもが実際に行動している時、掛ける言葉をお伝えしていきます。

年次別にわけて紹介すると次のとおりです。

● 小学生には些細なことでも承認する
● 中学生には少しずつ大人目線で話をする
● 高校生には大人目線での話をする

それぞれ解説していきます。



小学生には些細なことでも承認する

小学生に自信をつけさせるためには、親御さんにとっては少しレベルの低いことでも承認を行っていきましょう。

小学生は、何をするにしても新しいものばかりなので、「こうしていいんだ!」という自信を付けさせることが重要です。

たとえば、帰ってきたときに「ただいまと言えたね」、持ち物を確認できていたら「ちゃんと連絡帳を読めたね」と、大人にとっては当然のことを少しずつ認めていきます。

すると、この行動をしていいんだという自信になり、やっていいことと悪いことの区別が付くようになります。



中学生は少しずつ評価を加えていく

中学生の子どもは、少しずつ学校で評価される立場になっていきます。

というのも、中学校ではテストが行われ、その結果が内申点として評価されていくからです。

ですから、評価する基準も少しずつ取り入れていかなければ、競争できない子どもになってしまいます。

たとえば、テストでいい点数を取れたら「今回は前よりも〇〇点あがったね」とか、逆にテストで悪い点数を取ってしまったら「なぜ、今回は点数が下がってしまったの?」と詰問にならないように聞いてあげると効果的です。

評価は少し上から目線での会話になってしまう点に注意しつつ、こういった会話を少しずつ取り入れてみてください。



高校生には大人目線で話をする

高校生には、少し大人目線での話をしていきましょう。

この年齢では、大学進学や就職といった話題がご家庭でものぼるようになります。

そのときに、今の学習状況とあわせて 『大学に行かなかったらどうなるのか』『高校の勉強を頑張らなければどうなるのか』 といったことを、子どもに考えさせる質問で会話していきます。

たとえば、「あなたは就職したくないと言ってるけど、就職しなかったらどうなると思う?」といった少しセンシティブな話題にも切り込んであげることで、自ら考える子どもに育ちます。

もちろん、その後には、「あなたは〇〇できるんだから、そんな心配はしなくても頑張っていれば大丈夫」と、自信をつけさせるフォローは忘れずにしてあげてくださいね。

ここまでの言葉掛けを日常的に行っていれば、自ら考え行動できる子どもに少しずつ変化していくでしょう。



子どもに自信をつけさせる習い事をする

最後は子どもに自信をつけさせる習い事についてです。

自信をつけさせる習い事というと、次のようなものがあります。

● 武道で個人的な強さを身につける
● スポーツでチームワークを学ばせる
● 芸術で表現に自信をつけさせる

それぞれ、どういったものかを解説していきます。



武道で個人的な強さを身につける

自信をつけさせる習い事の1つ目は、武道で個人的な強さを身につけることです。

武道系の習い事は、心身の強化と努力を覚えるのに最適です。

もちろん、多少の痛みは伴いますが、トーナメント形式の試合で勝ち進むと、どんどん子どもは自信をつけていくでしょう。



スポーツでチームワークを学ばせる

また武道系とは異なり、チームで動く自信をつけさせるには、スポーツ系が最適です。

陸上は個人競技になってしまうので、たとえば、サッカーやアメフトといった球技系をおすすめします。

球技は体格差をあまり感じずに練習でき、何よりも仲間との連携がとても大切になります。



芸術で表現に自信を付けさせる

最後は芸術系の習い事も、意外かもしれませんがおすすめできます。

というのも、芸術では自分の表現力を磨き、入賞を目指すためです。

個人の感性をとことん突き詰めるため、自らと向き合う力や表現力に自信を持てるようになります。

ここまでさまざまな習い事を紹介してきましたが、習い事をやるからにはご家庭も本気で子どもを応援すると、より効果はあがります。

習い事だからと、手を抜かず、何かの賞をとったり、試合で勝つことを目標にすると、より自信につながっていくでしょう。



子どもに自信を付けさせる親御さんの行動

ここまで子どもに自信を付けさせるメンタルトレーニングの方法をお伝えしてきましたが、これには親御さんの力が不可欠です。

どのような行動を取ればいいのかというと次のとおりです。

● スキンシップする
● ゆっくりと話を聞く
● 行動を見守る

それぞれ詳しく解説していきますね。



スキンシップする

子どもに自信をつけさせる最も有効な方法は、幼少時に多くのスキンシップをすることです。

というのも、スキンシップは子どもが親御さんに対して愛着を湧かせる重要な役割を持っており、愛着があってはじめて行動を起こせるからです。

逆に愛着が不足してしまうと、愛着障害という疾患になってしまい、攻撃的になったり、消極的になったりします。

子どもが自信を持って行動するためには、この愛着がとても大事なので、幼少時の子を抱えているご家庭では、スキンシップをとにかく多くしてください。



ゆっくりと話を聞く

また子どもに自信を持たせるためには、子どもの話したい事をゆっくりと聞いてあげる必要があります。

話を聞き承認することで、今の自分の考えが良いのか悪いのかがわかり、基準を持って行動できるようになります。

この行動の基準は、何かを判断するときに重要なもので徐々に経験しながら貯めていくほかありません。

そのため、親御さんは子どもの話をよく聞き、承認することを目標にしてください。



行動を見守る

最後はとても難しいポイントですが、子どもの行動を見守ることも自信をつけさせるためには必要です。

仮に親御さんが子どもの行動を何もかも、導いてしまっていると自ら判断し行動する体験を得られません。

すると、一人では何もできない子どもに育ってしまい、いつまで経っても親御さんの助けが必要になります。

ですから、危険な行為や社会規範を外れた行動をしない限り、子どもの行動を暖かく見守ることを意識してください。



子どもに自信がないのはなぜ?

ここまで子どもに自信を持たせる親御さんの行動を解説してきましたが、子どもに自信がないと感じてしまうのはなぜなのでしょう?

具体的な理由は次のとおりです。

● 承認された経験が少ない
● 褒められる行動しか取れない

それぞれ解説していきます。



承認された経験が少ない

まず子どもに自信がない最も大きな要因は、承認された経験が少なく、子どもの中に行動の方針となるものが存在しないからです。

先ほどもお伝えしましたが、承認することによって行動の基準ができあがります。

それをもとにして行動すれば間違いがないといった指針があると、子どもは自信を持って行動できるようになります。



褒められる行動しか取れない

また承認よりも評価を優先してしまっていた場合、新しい物事にチャレンジする自信がなくなってしまいます。

というのも、子どもにとっては親御さんが上司のような存在であり、少なからず顔色を伺っているからです。

仮に上司に褒められる行動と、怒られる危険性のある行動であれば、親御さんも前者の行動を取りがちになってしまいますよね。

ですから、評価よりも承認を優先し、行動基準を作ることを徹底してください。



子どもに自信がないことによるデメリット

子どもに自信がないことによるデメリットは、次のとおりです。

● チャレンジできない
● 新しいスキルを獲得しづらい
● 受験勉強でパフォーマンスを発揮できない

それぞれを詳しく解説していきますね。



チャレンジできない

子どもに自信がないことによるデメリットの1つ目は、チャレンジができない点です。

自信がなければ行動に移せず、恐怖が強い場合には今までどおりの行動しかできません。

たとえば、新しい土地に引っ越すというのも、そこで生活できる自信があるからできることです。

そのため、自信がなければチャレンジができず、保守的なままになってしまいます。



新しいスキルを獲得しづらい

続いては、新しいスキルを獲得しづらい点も、自信がないことによるデメリットです。

新しいスキルは未知の体験をしなければならないので、何かしらの成功体験が必須です。

「自分ならわからなくてもやりきれるだろう」という、一種の思い込みのような自信が新しいスキルを獲得するのに不可欠なんです。

意欲的に新しいスキルを獲得できる子どもに育てたい場合には、自信をつけさせるところからスタートしましょう。



受験勉強でパフォーマンスを発揮できない

受験勉強は常に自分との戦いになります。

というのも、今まで苦手だったところをひとつずつ解消し、受験まで時間が迫っている中で目標得点に届く勉強をしなければならないからです。

それに受験当日には「落ちたらどうしよう」という気持ちにあふれ、自信を持っている子どもでさえ、挫けそうになってしまいます。

一方このような状況で自信がなければ、早々に受験を諦め「行きたい学校よりも、行ける学校」を選んでしまい、後悔することも多いです。



子どもに自信をつけさせるメリット

ここまでデメリットをお伝えしてきましたが、子どもに自信をつけさせるメリットには何があるのでしょう?

具体的には次のとおりです。

● 行動が能動的になる
● 失敗を恐れない

それでは、さっそく解説します。



行動が能動的になる

子どもに自信があると能動的な行動ができるようになります。

自ら率先して動けると新しい発見があり、さまざまな経験ができるでしょう。

すべての経験がいいものになるとは限りませんが、自信を持って取り組むことができれば、学びも多くなるはずです。

その学びを積み重ねることで、子どもは大きく成長していきます。



失敗を恐れない

アクティブに行動していると、いい経験も増えますが、それに比例して失敗も多くなります。

とすると、失敗の経験値が溜まり、少しの失敗ではへこたれない子どもに成長していくでしょう。

中学校を卒業すると、高校、大学と受験があり、ときには勉強でいい成績を残したり、受験に失敗したりすることもあります。

しかし、今までの失敗の経験から立ち直りも早くなり、失敗した後もどんどん成長できます。

このように子どもに自信をつけさせることは、多くのメリットがあるので、ご家庭で取り組んでほしいのですが、中には自信を付けさせるために多くのご家庭が使っている「言ってはいけない言葉」があります。

これについて、次の項目では解説します。



自信がない子どもに言ってはいけない言葉

自信がない子どもに、自信を持ってもらうために言ってはいけない言葉の中で、もっとも子どもに悪い影響があるのは、「他人と子どもを評価する言葉」です。

というのも、評価は相対的なもの、つまり誰かと比べなければならないものだからです。

ただ、親御さんとしては、子どもが他人と比較して幸せに生きてほしいわけではなく、子ども自身が幸せだと思う生き方をしてもらいたいですよね。

ですから、他人と比べて評価する言葉を使うのは絶対にやめておきましょう。

この言葉を使うと、あなたの子どもが他人との評価の中でしか自信を付けられず、一度順位や成績が落ちてしまうと、立ち直れなくなってしまいます。



子どもに自信をつけさせる方法は意外と簡単。今日からさっそく実践してみよう!

当然ではありますが、自信がないよりは自信はあったほうがよく、勉強や受験にもいい影響を与えてくれます。

ただ最後にお伝えしたように、他人と評価して自信をつけようとすると、相対評価でしか頑張れない子どもに育ってしまう恐れもあるので注意しましょう。

私たちのサイトでは、この他にも様々なお子さんの学習や学校生活に役立つ情報を取り扱っているので、興味がある方はぜひ読んでみてくださいね。

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この記事を書いた人

齋藤 義晃 / 勉強プランナー

メッセージ:
不良でビリから2番目、偏差値30台。そこから独自で確立した勉強法で早稲田大学に合格。この経験を活かし、家庭教師として53人の生徒を第一志望校に合格に導き、在学中に「家庭教師のゴーイング」を設立。勉強が苦手な子専門として実績29年。今でも現場の中心に立ち17,000人以上の相談を解決。心理カウンセラーの資格を取得し、不登校・発達障害の生徒さんへのサポートにも力を入れています。

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