-
家庭教師のゴーイングが
無料で受けとる
ひと目でわかる資料
ちょっとした事で落ち込む
少し叱るとずーっと泣いている
ヘコむといつまでも立ち直れない
「うちの子、メンタルが弱くて…」とお悩みではありませんか?
お子さんのメンタルが弱いと、ちょっとしたことがきっかけで登校できなくなる、トラウマばっかり増える等…親御さんの心配の種が増えてしまいますよね。
またメンタルが弱いばっかりに受験当日に緊張して体調を崩してしまったり、パフォーマンスを発揮できなかったりするので、今のうちになんとかメンタルの弱さを克服しておくに越したことはありません。
そこで今日は、お子さんは『なぜメンタルが弱いのか?』 『弱いメンタルを克服するにはどうすべきか』を解説しますので、一緒に考えていきましょう。
メンタルが弱い子の特徴
親御さんから見て、お子さんはどんなお子さんですか?
メンタルが弱いと感じる子どもたちには、ある特徴があります。
以下で紹介する特徴にお子さんが当てはまっているかどうか、考えながらお読みください。
メンタルが弱い子の特徴①:自己肯定感が低く自分に自信がない
大人も同様ですが、自分に自信がある人は輝いていませんか?
自分に自信がある人は、前向きにものごとを考えられます。
では、逆に自分に自信がない人はどうでしょうか?
・周りの目が気になる
・行動になかなか出せない
・自己主張ができない
上記のように、周りから見ると引っ込み思案のように感じられるような性格です。
そんな子どもが勇気を振り絞って何かをしたとしても、自信がないので不安になってしまいます。
自分に自信がないことは、メンタルが弱い子の大きな特徴としてあげられるのです。
メンタルが弱い子の特徴②:真面目な完璧主義
大人の世界でもこころの病気になりがちな人は、真面目な人が多いです。
仕事においても、真面目過ぎるがゆえに完璧にしなければいけないと、どんどん自分を追い込んでしまいます。
これは子どもにも言える事で、真面目で完璧主義の子は自分自身にプレッシャーをかけてしまいます。
真面目で頑張りやさんだからこそ、自分の失敗を過剰に受け止め、どんどん心に負担をかけてしまうのです。
メンタルが弱い子の特徴③:悪い方ばかりに考える
マイナスな方向ばかり考えていたら、心はどんどん疲れてしまいます。
なのにメンタルの弱い子は、今より更に傷付くのを恐れて悪い方ばかりに考えてしまいます。
お子さんは驚く程ネガティブではないでしょうか?
人が聞いたら「よくそこまで考えつくね!?」なんて感じる、マイナスなことばかり口にするお子さんには注意が必要です。
どうしてうちの子はメンタルが弱いの?
では、お子さんはなぜメンタルが弱い子になってしまったのでしょうか?
お子さんのメンタルが弱くなった原因を探ると、克服方法が見えてきます。
メンタルが弱い子の原因①:もって生まれたもの
子どもたちはみんな同じように生まれるわけではありません。
遺伝子が違うのですから、十人十色の子どもたちが存在します。
育った環境のなかで子どもは大きく変化していきますが、生まれもったものはなかなか変わりません。
お子さんの生まれもった気質がメンタルの弱さに繋がっている可能性は、十分にあります。
メンタルが弱い子の原因②:周りと比べられた
・クラスの子と比べられた
・きょうだいと比べられた
上記のように、お子さんが誰かから比べられたという経験はありませんか?
人と比べるといった行為は、絶対に1度では終わりません。
比べている本人は気付かなくても、比べられた側は心に大きな傷を残します。
この周りの人と比べられるといった経験は、お子さんのメンタルに大きく影響します。
お子さんが周りの人と比べられなくなったとしても、お子さんの心の中には「また誰かと比べられるかもしれない…」という、自信喪失に陥るような傷が残ってしまうのです。
お子さんはもともとメンタルが弱かったのではなく、誰にも気づいてもらえない場面で心が折れてしまった可能性があります。
メンタルが弱い子の原因③:受け止めてもらった経験が少ない
パワハラという言葉があるように、大人でも人から強く言われたり、押し付けられたりすると、精神的苦痛を味わいますよね。
それと同様で、子どもたちも強く押し付けられたりすると気持ちが落ち込んでしまいます。
子どもは特に、大人のように経験もなければ、歯向かう力も、戦う力も持っていません。
強く押し付けられ、意見を聞いてもらえなければ、どんどん子どもの心は弱くなっていきます。
親御さんに忘れて欲しくないのは、どの子もスタートラインは一緒だと言うこと。
育った環境で、お子さんの心は強くもなるし弱くもなるのです。
大人になるにつれ、経験の積み重ねで少なからずメンタルは強くなっていきますが、もともとの基盤がしっかりしていなければ、どこで壊れていくかわかりません。
お子さんのメンタルの弱さは、周りの環境、周りの接し方が大きく影響することを忘れないであげてください。
子どもの弱いメンタルを強化する為に~言葉掛けを変える!~
毎日食べるご飯と一緒で、言葉というのは毎日交わします。
その言葉掛けが変われば、お子さんのメンタルもぐんと伸びていきます。
まずは、お子さんへの言葉掛けを変えてみましょう。
メンタルが弱い子への声掛け方法①:適切で的を得た話をする
親御さんも1度は、くどくど言う人に出会った経験ありませんか?
くどくど上司、ダラダラしつこく話をする人…。。
正直言って、何を言いたいのか、何を言っているのかわからないですよね。
親御さんは子どもに言いたい内容がありすぎて、しつこいくらいに伝えているのかもしれませんが…、
それって、親御さんも体験したであろう、くどくど上司と何も変わらないのです。
くどくど言われても、子どもは「嫌だな」「何言っているかわからない」「親が言いたい内容がわからない自分が悪いのだ」と、伝えたい内容は入っていかず、マイナスな感情だけが募っていきます。
また、くどくど伝えると親御さん自身も疲れてしまうはずです。
お子さんに何かを伝えたいときは、適切に的を得た話をしましょう。
特に発達障がいのお子さんには、この方法は効果的と言えます。
メンタルが弱い子への声掛け方法②:プラスに転換
「ご飯を残したらいけません」
「学校を休んではいけません」
「ゲームばかりしてはいけません」
この声掛けの共通点ってなにか分かりますか?
正解は…否定的な声掛けになっているという点です。
この否定的な声掛けは、お子さんの気持ちをマイナスにしてしまい、メンタルを弱くする言葉になってしまいます。
でも、振り返ると、結構この声掛けしていませんか?
大人は子どもに対して、気づかないうちに否定的なことを言いがちです。
でも大人の声掛けひとつで、子どものメンタルが強くなるのですから、声掛けを変えてあげましょう。
上記の言葉掛けは、
「ご飯は全部食べられるようにしてみよう」
「学校は休まず行こうね」
「ゲームは時間を決めようよ」
と、すべてプラスの声掛けに変えられます。
ちょっとした工夫で伝える側も受けとる側も気持ちよく受けられるのでしたら、絶対にプラスの声掛けの方が良いですよね。
また、このプラスの声掛けというのは、どんどん人に伝染していきます。
親御さんが子どもにプラスの声掛けをしたら、子どもも友だちにプラスの声掛けができるようになります。
どんどんプラスの言葉の輪が広がっていくのです。
ですので、子どものメンタル強化のためにも、まずは親御さんからプラスの声掛けを発信していきましょう。
メンタルが弱い子への声掛け方法③:子どもだけを見た声掛け
周りの子やきょうだいと比べるような声掛けって、どうしてもしてしまいがちですよね。
たとえば「〇〇さんの子は、持久走で1位を取ったって親御さんが言っていたよ」という発言を親御さんがしたとしましょう。
この言葉、何気ない一言ですよね。
決して、親御さんも誰かとお子さんを比べた発言をしているつもりはないかもしれません。
しかし、この『誰かがこうだった』という表現は、子どもにとっては、誰かと比べられているというように変化してしまうのです。
親御さんは、そんな風に受け取られたら、誰の話もできないと思うかもしれませんが、子どものメンタルを強化するためには、しばらくの間だけでもいいので、子ど
もだけを見た声掛け方法に変えましょう。
他の子が持久走大会で1位を取った話を、子どもに伝えたいのであれば、それにプラスして、お子さんが頑張ったという自己肯定感を上げる声掛けを行えばいいのです。
「〇〇ちゃんは持久走で1位を取ったけど、●●ちゃんも凄く頑張ったね!」
このように、あくまで主は子どもを見ているといった声掛けを心がけるようにしていきましょう。
メンタルが弱い子への声掛け方法④:絶対にけなさない
日本人の良いところでもあり、悪いところでもあるのが『謙遜』です。
「うちの子、勉強ができなくて」「うちの子、社交性にかけてるでしょう」「いやいや、そんなことないわ」なんて言葉を保護者同士でかけあったりしていませんか?
もちろん、自分の子どもが「できがいい」なんて言えないのはわかります。
親御さんが自分の子どもをけなしたりしたいわけではないのもわかります。
しかし、この親御さん同士の言葉も、子どもが聞けば辛く苦しくなるのです。
子どもというものは純粋な生き物です。
親御さんが言っている保護者同士の言葉も、すべてストレートに受け取ってしまいます。
保護者同士や、他人に子どもの話をするときに、謙遜せずに話をするというのは難しいです。
でも、お子さんをけなしているつもりはなくても、お子さんの話で謙遜しながら話している姿を、子どもさんには決して見せないよう気を付けてあげてください。
メンタルが弱い子への声掛け方法⑤:促す
押し付けられる生活をすると、子どものメンタルは弱くなってしまうという事はお伝えしましたが、押し付ける言葉として『命令』する言葉があげられます。
大人というものは、指導するとき、ついつい命令形の言葉を使いがちです。
これは決して、親御さんが子どもを下に見ているからといった結果ではなく、親御さん自身も職場や親から命令形で話をされているからです。
子どものメンタルを強化するためにも、この命令形の負の連鎖は、親御さんで断ち切ってしまいましょう。
子どもに何か指示をするのではなく、「〇〇してみよう」といった、促す言葉掛けを心がけてください。
この促すという言葉は魔法の言葉で、通常であればイライラする言葉掛けであっても、子どもも穏やかに受け入れられます。
また、親御さん自身の気持ちも穏やかにしてくれます。
言葉掛けが変わると、人の気持ちは変わります。
この促すという言葉を日常に取り入れるだけで、メンタルだけでなく、日常にも良い変化をもたらすはずです。
メンタルが弱い子への声掛け方法⑥:ゆっくり穏やかに
「早くして!」
誰しも1度は、お子さんに言ったことのある言葉ではないでしょうか?
仕事をしていたりすると、親御さんが子どもを急き立ててしまうのは仕方のないことです。
しかし、この急き立てるという行動は、子どもに『できていないから急がしている』という結果へと繋がります。
これが意味するところが分かりますか?
知らず知らずのうちに、親御さんが子どもに失敗の体験を積ませている事になってしまうのです。
子どもを急かさないといけない場面というのは、絶対に存在します。
まずは、急かすよりも時間が間に合うよう、順序立てができるよう、お子さんを支援していきましょう。
ゆっくり穏やかに親御さんが子どもに接していけば、子ども自身もできない理由と向き合えます。
子どもへの声掛けを、ゆっくり穏やかにと心がけるのは、1番大変なポイントです。
メンタルの弱さを克服するには?
メンタルが強くなれば、子どもが傷付く場面は減っていきます。
メンタルが強くなるというのは、子どもにとってメリットが多く生じるのです。
ここでは、お子さんのメンタルの弱さを克服する方法について考えていきましょう。
メンタルの弱さを克服する方法①:周りの評価を気にしないように教える
学校の先生、塾の先生、習い事の先生、子どもの周りには、子どもを評価する人が多数います。
学校の先生たちは、子どもを評価するのが仕事なので、評価をしないようにしてもらうのは無理な話です。
しかし、この評価されるというのは、お子さんにとっては大きな傷を与える可能性があります。
学校の先生たちは、評価するのを止められない…。
では、どうしたらいいのか?
お子さんに、周りの評価を気にしすぎないように伝えていくしかありません。
「ありのままのあなたが素敵だよ」と、評価を気にせず、ありのままに頑張るお子さんを、親御さんが評価してあげてください。
子どもは、プラスに評価されると自己肯定感がどんどん上がっていき、自信を持って行動できるようになります。
メンタルの弱さを克服する方法②:ありのままの感情を受け止める
子どものありのままを受け止めるって難しいですよね。
だって、親御さんは、子どもよりも沢山の経験をしているから、子どもが間違っていて、自信がないような行動をしていたら、正してあげたいと思います。
でもまずは、子どものありのままを受け入れ、子どもに「私はこのままでいいんだ!」と自信をつけさせてあげる必要があります。
人に受け入れられると、子どもは自信をつけ、笑顔になり明るくなります。
あまりにも、お子さんが自信のない発言ばかり言って、ネガティブになりがちであれば、そのマイナスの感情を受け入れながら、「大丈夫だよ」と安心させてあげたら良いのです。
言葉掛けが難しかったりするときは、まずはすべてを受け入れるといった点からスタートさせてみましょう。
メンタルの弱さを克服する方法③:失敗しても良いと教える
メンタルが弱い子は、失敗したことを指摘をされると、度にマイナスなことを考えてしまいます。
しかし、子どもが思っているよりも、周りはあまり考えていないものです。
「失敗しても大丈夫」と、親御さんが子どもの頑張った所をたくさん褒めてあげるようにしましょう。
失敗したとしても、何よりもそれにチャレンジした点が素晴らしいのです。
失敗を恐れ、次のチャレンジに繋がらない…なんて事態を招かないためにも、頑張った点を沢山褒めてあげてくださいね。
メンタルが弱い子に逆もどりさせない方法
親御さんや子どもの努力でメンタルが強くなったのであれば、是非それを維持したいと思いますよね。
最後は、メンタルが弱い子に逆もどりさせない方法を解説していきます。
メンタルが弱い子に逆もどりさせない方法①:完璧を求めない
子どものメンタルが強くなると、「これくらい言っても大丈夫」「せっかくなのだから、もっとできる子になって欲しい」と、どんどん高見を目指してしまいます。
子どものメンタルは、今のところは強くなったかもしれませんが、求めるものが増え、メンタルが弱かったころと同じような習慣を続けていると、すぐに弱いメンタルの持ち主へと逆戻りしてしまいます。
そのひとつとして、完璧を求めないようにする点があげられます。
どんな苦手なものがあったとしても、できないものがあったとしても、失敗しても、お母さんの大切な子に何も変わりありません。
完璧でなくたって、その子は一生懸命頑張っています。
また、周りから見たら完璧でなかったとしても、子ども自身にとっては完璧なのかもしれません。
ですから、子どもに完璧を求めるのは止めましょう。
「できなくなくてもいいんだよ」と、誰よりも親御さんが、子どものありのままを受け入れてあげてください。
メンタルが弱い子に逆もどりさせない方法②:できるものをどんどん伸ばす
これは自己肯定感を上げることにもつながりますが、子どもの得意分野を伸ばしてあげましょう。
他の人よりも優れているものって、大人になっても周りから評価されますよね。
メンタルの強い子として育てるためには、評価はしてはいけません。
しかし、できるものをどんどん伸ばして、褒めてあげる事は、非常に大切です。
ですから子どもが得意とする分野をどんどん伸ばし、自信へとつなげていってあげましょう。
自信につながると、新たな挑戦にも踏み出そうとする勇気が生まれてきます。
どんな些細なものでも良いのです。
子どもの才能を伸ばしてあげられるのは、親御さんだけなのです。
メンタルが弱い子に逆もどりさせない方法③:受け入れる
大切な子どもの力を伸ばす点として、どの点にも共通できること。
それが、『受け入れて子どもを育てていく』という点です。
失敗したことも、努力したけどダメだったことも、悪い点であっても、自信のない子どもであっても、どんな子どもの姿も受けいれてあげることが、お子さんにとってなにより重要なのです。
受け入れられると、子どもは安心感を得られます。
受け入れられると自信になり、守られている安心感から、次の一歩を踏み出せるようになります。
どんな場面においても、受け入れるというのはとても大切な点です。
どうか、無条件で子どもを受け入れ、子どものメンタルをどんどん伸ばしてあげてください。
子どものメンタルを弱くするのも強くするのも大人次第
生まれつきメンタルの弱い子はいません。
確かに育った環境や、親御さんから受け継いだものとして、小さいときからメンタルがちょっと他の子より弱い子はいます。
でも、親御さんの声掛けや接し方次第で、子どものメンタルの弱さはどんどん強さに変わっていきます。
まずは、あらゆる声掛けを変えて、子どもに自信を持たせてあげましょう。
メンタルが強くなれば、子どもも挑戦できるものが増えて、世界が広がります。
まずは、受け入れ、肯定する話し方に変えてみてください。
お子さんのメンタルだけでなく、親御さんの周りの人たちも変わっていき、笑顔に満ちた世界が生まれていくはずです。
私たちのサイトでは、この他にも様々なお子さんの学習や学校生活に役立つ情報を取り扱っているので、興味がある方はぜひ読んでみてくださいね。