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不登校の中学生でも明るい将来を作れる、3つのポイント

この記事を書いた人

水巻 晃子 / 家庭教師のゴーイング サポート責任者

中学生は、受験や進路の選択など、将来に向けて第一歩を踏み出す変化のある時期です。

そんな大切なときにお子さんが不登校になってしまうと、将来についての不安感でいっぱいになってしまいますよね。

とは言え、いつまでも不安を抱えたままでは気持ちも上向きにならず、不登校の状態も改善する見込みはありません。

でもご安心ください!
将来について明るい希望を持つ方法があるんです。

今日は不登校の子と親御さんが、将来に向けて実行しておくと気持ちがスーッとラクになる、大切な3つのポイントについてお伝えします。



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不登校の中学生でも明るい将来を作れる、3つのポイント

明るい将来を作れる3つのポイント①:適度な知識や経験を蓄えておく

大人になってから「もっと勉強しておけば良かった」と思うことってありますよね。

不登校を経験した子は、みんなが学校で学習している時間に家で過ごすので、どうしても学力は下がってしまいます。

成績の低下も困りますが、このことで一番困るのは、お子さん自身が自信を失ってしまうこと。

誰にでも知らないことや分からないことはあるのに、些細なことで「やっぱり不登校だったから…」と、いつまでたっても不登校だった時期を悔やんで過ごしてしまいます。

そんな状態を避けるためには、いろんな体験や知識を蓄えておくこと。

できればお子さんが自信をもって「勉強はできないけど、これだけは負けない!」なんて言えることがあれば最良です。

そこまで出来なくても、いろんな場所へ旅行に出かけるだけでも、経験値が増えることで様々な知識が身につきます。

その知識は決してテストに役立つものではないかも知れませんが、一生お子さんの人生を支える柱になってくれるものです。

旅行に出かけるのは親御さんの誘い掛けや経済的な支援が必須になりますので、この機会にいろんな場所へお子さんを連れて行ってあげてください。

それが無理なら、図書館でいろんな書物に触れるだけでも大丈夫。たとえ小説を読むだけでも、お子さんは空想の中で不思議な世界を体験し、思いもかけえない知識を蓄えてゆくものです。



明るい将来を作れる3つのポイント②:高校は卒業しておく

不登校と受験の時期が重なってしまうと、どうしても高校の問題が出てきます。

通信制の高校に進学したとしても卒業できない子や、せっかく全日制の高校に行けたのに退学になってしまう場合もあります。

人生にはいろんなことがあると思いますが、高校卒業資格だけは取得するのを強くオススメします。

なぜなら、将来にやりたいことが見つかった場合や学びをもっと深めたいと感じた時、高校卒業資格を持っていないと選択肢がせまくなってしまうからです。

とは言え、「もう学校へは行きたくない」とお子さんが強く望む場合もありますよね。

そんな場合は高等学校卒業程度認定試験(高認)を取ってしまう方法もあります。
※2004年まで大学入学資格検定、略して「大検」と呼ばれていたもの。2005年から高認に移行。

これを取ってしまうと、高等学校を卒業した者と「同等以上の学力」があると認められるので、就職や各種国家資格試験での学歴要件を満たすことが多いのです。

このように諦めなければ、方法はあります。

もし高校でうまくいかなかったとしても、卒業資格を取る方法があると知っておくだけも、自分のペースで人生が歩んでいけるので、知識だけも持っておきましょう。



明るい将来を作れる3つのポイント③:人との繋がりを持つ

不登校となると、どうしても家に閉じ籠りがちになり、人と会わなくなります。

お子さん自身、できれば人と関わりたくないという気持ちがあるかもしれませんが、ゆっくり休んで元気になっていったら、少しでも人との繋がりはもっておくようにしましょう。

何もリアルな繋がりでなくても、ネット社会の今はいくらでもSNS等で友だちを作ることが可能です。

もしリアルな人間にも会えるなら、以下のような人たちと交流を作っていくのも良いでしょう。

・幼馴染み
・同級生
・ご近所さん
・親戚

大切なのは、誰かと繋がっているという実感を持つことです。

心が弱っている時には、誰かの助けが必要です。
たとえ会ったことのないSNSの友だちでも、何かひとこと声をかけてもらっただけでも、元気や勇気をもらえます。

ですから、学校の友人や先生には会いたくなくても、違う世界の人と仲良くなっておきましょう。その経験は、お子さんの世界をどんどん広げていってくれます。

ここで重要なことは、ネットで知り合った友人だからと言って親御さんが否定しないこと。

ネットで知り合った人に直接会いに行くとなれば、もちろん大人からの警告や警戒したやり方が求められます。
ですがネット上で会話をしているだけなら、親御さんは喜んでその話を聞いてあげるようにしてください。

今は一人でも多くお子さんを支えてくれる人が必要ですし、コミュニケーションの練習にもなります。



不登校の中学生だからこそ、人生はうんと面白くなる!

もしこれを読んでいる親御さんが、挫折や失敗を経験していないなら、今はお子さんの将来を明るい方向へ考えることが難しいかもしれません。

ですが、考え方ややり方次第で未来はいくらでも変えていけます。

不登校にならずストレートに進学校へ行ける子たちは、当たり前のように大企業に就職し、エリート人生を歩んでいきます。
ですが、そういった人たちは、「農業をやろうかな?」「フリーの物書きになろうかな?」なんて考える暇もないほど、忙しい人生を送ることになります。

でも不登校になったおかげで、お子さんはいろんな事を考え、様々なことを体験することができます。
それは決して無駄なことではないのです。
なぜなら、それがあるからこそお子さんは、この先また何かあったとしても「大丈夫、大丈夫」と笑って乗り切れるようになるからです。

人とは違う体験や考え方を持っていると、人生はうんと楽しくなります。それは経験した人でないと分からないことです。

ですから不登校を決して悲観して考えることはありません。「いい経験したなー」と笑って思い出せる日は、必ずやってきます。

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水巻 晃子 / 家庭教師のゴーイング サポート責任者

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