勉強・受験

不登校でも勉強の遅れを取り戻せる5つの方法!

この記事を書いた人

大森 公平 / 家庭教師のゴーイング 不登校サポーター

お子さんが不登校になり状態が少し落ち着いてくると、親御さんは『勉強が遅れてしまうこと』について「何か対策しなくちゃ」と焦ってくると思います。

不登校の子が抱える勉強の悩みは、以下のようなものが代表的です。

・勉強が遅れちゃう…
・遅れをどうやって取り戻せばいいの?
・そもそも勉強のやり方がわからない
・受験に影響しちゃう…

そこで今日は、不登校の子が勉強の遅れを取り戻す方法を解説し、不登校の子や親御さんが抱える勉強の悩みに対しシンプルに解答していきます。

結論を言うと、あれこれ悩むより事実だけを受け止め、対策をしていけば大丈夫なので、このページから自分に合ったやり方を見つけてくださいね。



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不登校の勉強の遅れに関して言えること

不登校でいるのに自宅で学習を進めなければ、当然、勉強は遅れます。

問題は、『どうやってその遅れを取り戻すか?』ですよね。

ただ、勉強に関して漠然とした不安があると学習にも身が入らないので、ここで以下の事実をお伝えしておきます。

・授業の進度はけっこう遅い
・だから遅れは取り戻せる

もう少し深堀りしてお伝えしていきます。



授業の進度はけっこう遅い

学校の授業は集団授業です。だから進行速度は、想像しているより、ずっと遅いという事実があります。

クラスには理解が早い子も遅い子もいるので、早い子だけに合わせて授業を進める訳にはいきません。

学校の集団授業の目的は、すべての子が理解できるようにすることなので、ゆっくり丁寧にひとつの単元を説明していきます。

ですから不登校になって授業を受けないようになったからと言っても、恐怖を感じるほど遅れる訳ではないのです。



だから遅れは取り戻せる

そして不登校になった子が学習を進める時は、方法はどうあれ自分一人だけのために勉強します。

つまり自分さえ理解できれば、どんどん次の単元へ進むことが可能です。

これは自分で学習を進めることの大きなメリットです。

だからこそ、不登校による勉強の遅れは、そう怖がるほどではありませんし、その気になれば、すぐに取り戻せます。

この点を知っておけば、あれこれ不安になっても、「やる気さえあれば、すぐに遅れは取り戻せる!」とやる気を出すことができます。



不登校による勉強の遅れは受験に影響する?

結論から言うと、不登校による勉強の遅れは、受験勉強にはなんの支障もありません。

なぜなら受験科目は、定期テストのようにすべての科目でないからです。

受験勉強しなければならない科目は英数国理社の5科目。私立であれば3科目の所もあります。

やる気さえあれば、の話ですが、不登校によって学校に時間を取られない分、受験科目だけを勉強できる時間も作れるので、有利でさえあります。

ただし、これは勉強だけに焦点を絞った話です。

当然、受験には出席日数や内申が影響してきます。ですから慢心は禁物です。

ただ出席日数は、出席にカウントされるフリースクールに通うことでカバーできますし、定期テストの点数を落とさないよう自分で勉強すれば内申点もカバーすることができます。

このように、不登校が受験に影響しない手段はあるので、受験が気になったらすぐに動いて対策するようにしましょう。

そうすれば不登校が受験に不利に働くことはありません。



いざ勉強!その前に整えておきたい3つの生活スタイル

勉強の遅れは勉強すれば良いので、恐れることではありません。

とは言え、人間はとても意志の弱い生き物です。そして自分で学習を進めるのは、かなりの意志力を必要とします。

これは不登校の子に限らず、誰にでも言えることです。だからこそ、学校という強制力のある場所で、みんな勉強をしているのです。

不登校の子には強制力が働かないので、少しでも勉強しやすい環境を整えておかないと挫折してしまいます。

そこでやって欲しいのが、以下の3つです。

・部屋を片付けておく
・勉強できる体力をつける
・生活リズムを整える

ひとつずつ解説します。



整えておきたい3つの生活スタイル①部屋を片付けておく

勉強を短時間で効率よく済ませるためには、何と言っても集中力が必要です。

でも部屋が散らかっていると、つい気が散ってしまいます。

また、ある研究結果では、「人間は無意識に散らかった物に気を取られてしまうため、集中するための体力を浪費している」ことがわかったそうです。

勉強には何より集中力を必要とするのですから、集中を阻害するものは排除しましょう。その方が勉強を早く短時間で終わらせることができます。

ですから「よし、やるぞ!」と決めたら、まずは部屋を片付けてしまいましょう。

どうしても部屋を散らかしてしまう場合は、勉強はリビングでやる等、自分の雑貨類がない場所を確保しておくとよいです。



整えておきたい3つの生活スタイル②勉強できる体力をつける

意外に思うかもしれませんが、勉強には体力が必要です。

「机に座っているだけなのに?」と思っているかもしれませんが、「机に長時間座る」「集中して問題に取り組む」ことには、思っている以上に体力を必要とします。

だからこそ、不登校になったら体力を落とさないよう考慮し、散歩する、家中の掃除を受け持つなどして、体力をつけましょう。

おすすめは何と言っても家事です。やってみればわかりますが、家中の掃除や洗濯など、家事はけっこうな体力を必要とします。

不登校になったら、毎日、家中を磨き上げる習慣をつけましょう。

お母さんの苦労がわかりますし、掃除スキルも身に付き、勉強部屋も片付きます。

さらに体力もつくので、一石四鳥です。



整えておきたい3つの生活スタイル③生活リズムを整える

不登校になって昼夜逆転していませんか?

「昼夜逆転しても勉強はできる」と思うかもしれませんが、図書館や参考書を買える本屋は昼間しかあいていません。

それに受験は朝早い時間から始まります。昼夜逆転したままでは、最悪のコンディションで受験用の難しい問題に取り組むことになり、志望校のランクが落ちてしまう可能性も出ます。

さらに次の項目で紹介しますが、塾や家庭教師を使って学習を進めるのも、深夜にはできません。

またよく言われることですが、早朝というのは脳が疲れていないので、勉強も進みます。

ですから不登校になっても、学校へ行っていた頃の生活リズムに戻しておきましょう。そうした方が、勉強を効率的に早く終わらせることができます。



不登校でも勉強の遅れを取り戻せる5つの方法

では、いよいよ勉強です!勉強できる環境が整ったら、次は自分に合った勉強のやり方を見つけていきましょう。

勉強のやり方はひとそれぞれなので、「これが一番正しい」というものはありません。

また既存の方法を使ったとしても、自分なりにアレンジしていくことも必要です。

以下に5つの方法を紹介しますので、自分にはどれが合うかな?と想像しながら読んで、「これなら続けられる!」という方法を見つけていきましょう。



勉強の遅れを取り戻せる方法①個別指導塾

生徒ひとりにつき、先生がひとりで対応してくれる塾です。

自分のペースで学習できる、自分用の学習計画を立ててもらえるなどのメリットがあります。

またわからない所は遠慮なく質問できるので、教科書を見てもわからない所が多い子には助かります。

デメリットは費用が高いこと、また自分のペースでやっているうちに志望校のランクが落ちてしまう恐れもあります。



勉強の遅れを取り戻せる方法②集団指導塾

学校の授業に近い、先生ひとりが多数の生徒に勉強を教えてくれる場所です。

自分のペースでやれない代わりに、遅れてしまう心配がなく、塾のカリキュラムに従って勉強していれば、受験勉強でのやり残しなどもなくなります。

また生徒が大勢いるので、ライバルができたり、励ましあったりして学んでいくことが可能です。

ただ不登校の原因がいじめなどであった場合、いじめ主犯格の子が同じクラスになってしまうこともあります。

そこまでいかなくても、人間関係の摩擦に弱い子だと、集団での学習に精神を消耗してしまう場合もあります。

さらに大勢の子がいるので、質問しづらいという難点があり、授業はカリキュラム通りに進んでも、自分の理解が追い付かず遅れてしまう場合もあります。



勉強の遅れを取り戻せる方法③フリースクールや支援センター

どちらも不登校や発達障害などで、「学校へは行きづらい」と感じる子たちが、のびのびと個性を発揮して学べる場所です。

フリースクールは民間企業が、支援センターは地域の自治体が運営しています。

のびのびと学習できる反面、自分からやる気を持って勉強する姿勢を見せないと、のんびりしたムードのまま勉強も進んでしまうので、志望校のランクが落ちてしまう可能性も高いです。

ただし、学校を休んでも出席としてカウントしてくれる所もあるので、出席日数の心配がいらなくなります。

「楽しく無理なく、のんびり学習したい」子には、うってつけの場所と言えます。



勉強の遅れを取り戻せる方法④家庭教師

家庭教師は先生と1対1で、自宅で勉強を教えてもらえる学習法です。

自分のペースでやれる、人目を気にしなくて済む、自分だけの学習計画を立ててもらえるなど、不登校の子にはメリットが多いです。

ただ1対1だけに先生と気が合わないこともあります。

自分と性格的に合う先生と交換が可能な家庭教師センターを選ばないと、辛い時間が増えてしまいます。

また先生の交換が有料なセンターもあるので、家庭教師派遣センターを選ぶときは、その点を確認しておきましょう。



勉強の遅れを取り戻せる方法⑤自主学習

自分ひとりで、自主的に学習をすすめるやり方です。

自分のペースで、参考書や学習用の動画など自分の好きな教材を使って学ぶことができます。

ただ自分でやるというのは何も強制力がないので、強い意志が必要になります。

「今日は勉強しなくていいや」と学習を放棄してしまう日々が続くと、何も身に付きません。

また勉強のやり方も、自分ひとりで見つける必要があります。

これらの理由から、初めから自主学習というのは、あまりおすすめできません。



ただし、自主学習はどんな子でも共通して身につける必要があります!

自主学習は、塾や家庭教師の元で学習をするとしても、もし学校へ通っていたとしても、すべての子どもに必須なことなので、なんとしても身につける必要があります。

なぜ自主学習が大切なのか理由を解説しておきます。

塾や家庭教師、フリースクールで学んでいるとしても、その時間はわずかです。

塾や家庭教師なら週に数時間ほどしか先生と一緒にいられません。

でも勉強の「わからない」は、誰にも聞けない時間にどんどん溜まってしまいます。

ですから「わからない」を、自分ひとりで解決できるようにならないと、勉強の遅れを解消することはできないのです。

もちろん、教えてもらえる誰かに聞いてもよいでしょう。

でも誰にも聞けないタイミングだってあるし、そもそも、勉強とは「わからない」を解決するためにするのです。

例えば、数学でわからない問題があったとします。

「この問題を解くカギは何かな?」と考え、わからなければ教科書を見返すなり、参考書をめくるなり、「どこかにヒントはないかな?」と探しますよね?

それが『学ぶ』と言うことです。

ただテストのための勉強では、それをひとりでやっていたのでは、効率が悪くて勉強の進度が追い付きません。

わざわざ高い費用をかけて塾や家庭教師に指導してもらうのは、『勉強のやり方を教えてもらえる』ことが、とても大きいのです。

勉強のやり方を身につけるのは一生の財産になるので、この機会に何としてでも自分のものにしてしまいましょう。



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私たちゴーイングは、「自分でもやれるんだ!」「自分のペースで大丈夫なんだ!」と、失ってしまった自信を取り戻し、勉強の楽しさを教えることが得意な家庭教師です。

勉強がどんなに遅れても、お子さんの気持ちに寄り添いながら一歩一歩確実に進めるよう指導していくことで、お子さんは楽しく笑顔で勉強することができるようになります。

私たちが特にチカラを入れて指導するのは、「お子さんがひとりでも勉強できるようになる」こと。

そうすることでお子さんは『わからない』を自分ひとりで解決できるようになり、成功体験を積み上げ自信もつくようになるからです。

何より、わからないを自分で解決できるようになることは、一生役に立つ最高のスキル。

お子さんの明るい未来のために、毎日がんばっているお母さん。「誰も相談する人がいない」「周りの人に理解が得られなくて辛い」「安心して頼めるところがない」など、お悩みや不安を抱えていると思います。

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この記事を書いた人

大森 公平 / 家庭教師のゴーイング 不登校サポーター

メッセージ:
『成績は最悪、自信のカケラもない…』どうしようもなかった僕がここまで来れたのは奇跡でも何でもありません。とは言え、勉強は孤独や退屈になりがちです。そんな生徒達に寄り添って力になりたいです。

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