学習のコツ

学年末テストで驚くほど高得点を狙える勉強法

この記事を書いた人

齋藤 義晃 / 勉強プランナー

「学年末テストっていつから勉強したらいいの?」
「勉強のポイントってあるの?」
「範囲が広すぎて勉強が終わらない」

こんなことでお悩みではありませんか?

学年末テストは一年分の広い範囲で出題されるので、多くの子が勉強のやり方が分からず焦ってしまうテストです。

ですが、やるべきことが多いだけなので、いつものテストとはあまり変わりはありません。

そこで今回の記事では、学年末テストについて様々な観点から分析し、どのように勉強していけば高得点が取れるのかを解説していきます。

3年生の卒業テストについても解説しているのでぜひ最後までお読みください。



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目次

学期末・学年末テストの勉強を始める時期

学期末学年末テストはいつから勉強するべきなのでしょうか?

具体的には3つの勉強を始めるタイミングがあります。

1. 1年間の総復習を冬休みに行う
2. 1月中旬から始める
3. 1月下旬から始める

1つ1つ、どのような勉強を行っていかなければならないのかを詳細に解説していきますので、ぜひ参考にしてください。



学年末テストの勉強を始める時期①:余裕があるなら冬休みから勉強する

学年末テストは基本的に2月初旬から中旬にかけて、遅い場合には下旬にかけて施行されるのがほとんどです。

そのため余裕があれば、冬休みから勉強を始めておきましょう。

この理由としては、学年末テストは範囲が4月初旬から2月までという非常に広い範囲で勉強を行わなければならないからです。

そこで、より具体的に冬休み期間でどのような勉強を行っていくのか以下の項目でお伝えしていきます。



1年間の総復習を冬休みに行う

まず1点目は1年間の総復習を冬休み期間に行ってしまいましょう。

なぜなら、学年末テストでは1年間の総復習問題が出される確率が高いからです。

特に数学や理科といった理数系科目では、この確率が高いです。

基本的に全ての教科で、復習問題が出されるものとして勉強した方が良いでしょう。

そのため1年間の総復習を、冬休みのテキストを使って完了させてください。



3学期の予習を行う

また冬休みでは、勉強時間が長く取りやすいので3学期の予習を行っておきましょう。

1・2学期の復習が終わったとしても、残り1か月間の勉強が残っているからです。

特に1年生の場合には多くのお子さんが苦手とする、図形の計量分野などが出題されます。

そのため新しく勉強する分野の予習を軽く始めておき、授業が始まったら予習の復習ができるようにしておくと良いでしょう。

どの学年においても3学期は難しい分野が出やすいので、注意してください。



学校のテキストをやり込む

最後に1年間の総復習と3学期の予習が終わったら、学校のテキストをやりこんでおきましょう。

なぜなら、学年末テストの範囲は非常に広いので基本的に学校のテキストから出題される場合が多いからです。

学校のテキストをやり込んでおくことによって、追加で課題が出されたとしても提出物に遅れが出ないようになるといった利点もあります

具体的には学校のテキストを3周するようにしておくと良いでしょう。



学年末テストの勉強を始める時期②:余裕がなければ1月中旬から始める

さて冬休みと言っても学校の部活動などは活発に行われており、もしかすると余裕がないお子さんもいるかもしれません。

部活動などで忙しいお子さんは最低でも1月中旬から勉強を始めるようにしてください。

なぜなら、学校のテスト範囲が膨大で1か月間程度をかけないと全ての範囲を復習できないからです。

仮に2週間前から行おうと思っても、学校のテキストを3周するのが精一杯で、場合によっては1周しかできていないテキストも存在するでしょう。

そのため長い期間を取って少しずつ始められるよう、1か月間という期間を設定しました。

この期間であれば副教科にも手が伸び、全体的に点数を伸ばせます。



学年末テストの勉強を始める時期③:1月下旬はもう遅い!

最後に1月下旬から勉強を始めるのは少し遅いという点について解説していきます。

1月下旬からの勉強が遅い理由は、圧倒的に学年末テストの範囲が多いからです。

特に学年末テストは期末テストと同様に副教科のテストも行われます。

そのため5教科の勉強+副教科の勉強を行う必要があるので、2週間程度の勉強では必要な勉強時間が確保できない可能性が高いです。

学年末テストの勉強時間を確保するためには、出来る限り冬休みからの勉強をおすすめします。

ただそうは言っても、部活や課外活動に忙しく1月下旬や2月初旬からしか勉強ができないといったお子さんもいるはずです。

そんなお子さん向けに学年末テストで行うべきことを以下にまとめました。

● 学校のテキストを1周やり込む
● テスト範囲表が発表されたら、出来たものにマークをつける
● 毎日3時間以上の勉強をする

時間が少なければやるべきことを絞り、精度を上げていくほかないので上記3つを徹底して行なってください。



学年末テストはいつ頃行われるの?

では学年末テストはいつ頃行われるのか?について簡単にまとめておきましょう。

より具体的には学年末テストは2パターンに分かれます。

1. 中学校3年生の学年末テスト時期
2. 中学校1年生2年生の学年末テスト時期

この2パターンを押さえておかないと大きなミスをしがちなので注意してください。

詳細に解説していきます。



中3生の学年末テスト時期

中学校3年生の学年末テスト(卒業テスト)時期は冬休み明け1週間目に集中していることが多いです。

なぜなら、1月中旬から下旬にかけて私立高校の受験が始まっていくからです。

そのため3年生の学年末テストはかなり早い段階で行われます。

中学校3年生が学年末テストで成績をおさめるためには、冬休みからの勉強では遅いということになりますね。

ではどの辺りから勉強始めていけばいいのかと言うと、2学期末テストが終わった後、すぐに私立受験対策とともに行っていきましょう。

非常に忙しい期間となりますが、学年末テストの結果を踏まえて公立高校の受験を最終判断する場合もあるので、高得点を目指して頑張ってください。



中1・2生の学年末テスト時期

中学校1年生や中学校2年生の学年末テスト時期は、2月初旬から中旬にかけてです。

中学校3年生の時期よりは遅くなりますが、その分学ぶべき分野も多くなるので注意してください。

ちなみに学年末テストは3学期で唯一のテストになるため、この1回で成績が決まると言っても過言ではありません。

そのため2学期までで高い成果を収められていないのであれば、1回のテストで成績が決まる3学期に照準を合わせると良いでしょう。



学年末テスト対策の具体的勉強法・ポイント3選

では具体的に学年末テスト対策の勉強方法を3つに絞って確認していきます。

具体的な勉強ポイントとしては以下のとおりです。

1. 目標得点を決める
2. 1か月の勉強計画を立てる
3. 広く浅くを基本にテキストを行っていく

詳細に解説していきますね。



学年末テスト勉強法①:目標得点を決める

まず学年末テストを攻略するための1点目は、目標得点を決めることです。

なぜ目標得点を決めなければならないのかというと、目標得点によってやるべきことが変わってくるからです。

具体例をあげると以下のとおりです。

● 80点以上→応用問題を解く
● 60点以上→標準問題を完璧にする
● 40点以上→基本問題を完璧にする

このように得点帯によってやるべき問題が変わってくるので、必ず目標得点を教科別に立てておいてください。



学年末テスト勉強法②:1ヶ月の勉強計画を立てる

続いて1ヶ月の勉強計画も立てていかなければなりません。

なぜなら勉強計画が立っていなければ、その日にやるべきことがわからないからです。

その日のうちにやるべきことを決めているようでは、時間だけがかかってしまい勉強の効率が落ちてしまうので、必ず事前に計画を立てておきましょう。

具体的には最初の1週間で学校のワークを1周から2周、2週間目には3周目を終わらせて応用問題に取り組んでいくと効果が高いです。

ただ目標とする得点帯が60点以上や40点以上であれば、4週間使って学校のワークを3週しても良いでしょう。



学年末テスト勉強法③:広く浅くを基本にテキストをやり込む

最後に学年末テスト特有のテキストのやり方になりますが、広く浅くを基本にしてテキストをやり込みましょう。

なぜなら学年末テストはテスト範囲が広いので、先生もテスト問題を浅く広くしか出せないからです。

もちろん先生によっては、かなり難しい問題も出してくる可能性があります。

しかし基本的には広く浅く知識を聞いてくる問題が大半だと考えておいて大丈夫です。

学年末テストで実技教科の勉強をする必要性

学年末テストで5教科に時間を割かれながら、実技教科の勉強もやった方がいいのでしょうか?

結論から言うと、学年末テストで実技教科の勉強をする必要性は高いです。

なぜなら以下の理由があるからです。

● 1回のテストで3学期の成績が決まる
● 2学期のテストから時間が経っていないので簡単
● 高校入試では副教科の成績も見られるから

より具体的に解説していきますね。



実技教科の勉強をする必要性①:1回のテストで3学期の成績が決まる

学年末テストは3学期唯一のテストとなっているので、3学期の成績を決める際には学年末テストのみを先生は見ます。

そのため、学年末テストで大ゴケしてしまうと内申点は悲惨なものになってしまいます。

もちろん5教科だけでなく、副教科にも同じことが言えます。

副教科は成績をつける期間が短いため、より3学期の成績はテスト偏重になる可能性が高いです。

これらのことから副教科も5教科と同様に力を抜かず、テストで高得点を取ってください。



実技教科の勉強をする必要性②:2学期のテストから時間が経っていないから簡単

意外と見落としがちなのが、3学期の学年末テストは副教科に限って簡単になる傾向があることです。

なぜなら2学期期末テストからあまり時間が経っておらず、出題できる問題が限られているからです。

ただし、先生によっては副教科であっても1年間の振り返りを行う場合があり、5教科と同様にきちんとした時間を取る必要もある点には注意が必要です。



実技教科の勉強をする必要性③:高校入試は副教科の成績もカウントされる

最後に最も見落としてはならない点として、副教科の内申点も高校入試では見られる可能性が高い点です。

もちろん都道府県によっては、中学校の内申点を全く見ずにテストの点数だけを見るといったところもあります。

しかし多くの場合、副教科の内申点も入学条件として加味されるので注意が必要です。

どんな状況でも志望校に受かるよう、副教科のテスト対策もきちんと行なっておきましょう。



学年末テスト直前に行う対策は何が有効?

最後の項目では学年末テスト直前に行う対策について、詳しく解説していきます。

具体的に学年末テスト直前に行う対策として有効なものは以下のとおりです。

● 1年間のまとめを行う
● 先生からの指示を全て完了できているか確認する
● 過去の定期テストを見直す

これら3つができていれば、テスト直前の対策としては十分なので参考にしてください。



学年末テスト直前対策①:1年間のまとめを行う

まず学年末テスト直前には、1年間のまとめをざっくりと行なっておきましょう。

なぜなら、浅く広くが基本なので、分からない問題がないようにだけしておけばいいからです。

仮にテスト範囲表にまとめ問題が出てこないと書いてあれば、この項目を飛ばしても大丈夫です。



学年末テスト直前対策②:先生からの指示を全て完了できているかを確認する

続いて先生からの指示を全て完了できているかも確認しておく必要があります。

なぜなら、テスト範囲表にはテストで出題される問題のヒントが多く隠されており、指示事項を守っておくだけで点数につながるからです。

特に○○を中心に出すといった文言があれば、必ずその範囲の復習を行なってください。

また、あなたがやったこととできていないことを判別するために、テスト範囲表に書かれている指示事項をペンで消していくことも同時に行うと効率が上がります。



学年末テスト直前対策③:過去の定期テストを見直す

最後にまとめ問題が出される場合には、過去の定期テストを見直しておきましょう。

なぜなら、先生のテスト傾向が過去問からよく分かるからです。

ただ過去問を全てとけば良いというわけではなく、あくまで基本から標準問題が解けるようにしておきましょう。

この理由としては何度も繰り返しお伝えしていますが、学年末で出てくるのは広く浅くが基本だからです。



学年末テストで驚くほど高得点を狙える勉強法で、内申点をグンと上げていこう!!

基本的に学年末テストでは、広く浅くを基本にして大量の問題が出される傾向にあります。

そのため1か月前から準備を始め、広い範囲をカバーできるようにしておくと良いでしょう。

範囲が広いので勉強が大変に感じるかもしれませんが、自分自身の一年間の総復習ができるチャンスでもあります。

ここで頑張っておけば、次の学年になっても授業がすべて理解できるようになり、勉強のことで焦る必要もなくなります。
ぜひ一か月前から勉強を始めて高得点を狙ってくださいね。

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この記事を書いた人

齋藤 義晃 / 勉強プランナー

メッセージ:
不良でビリから2番目、偏差値30台。そこから独自で確立した勉強法で早稲田大学に合格。この経験を活かし、家庭教師として53人の生徒を第一志望校に合格に導き、在学中に「家庭教師のゴーイング」を設立。勉強が苦手な子専門として実績29年。今でも現場の中心に立ち17,000人以上の相談を解決。心理カウンセラーの資格を取得し、不登校・発達障害の生徒さんへのサポートにも力を入れています。

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