学習障害

【発達障害支援】LD(学習障害)が原因で宿題が辛い時の対処法は?

この記事を書いた人

弦巻 武久 / 発達障害コミュニケーション指導者

全般的な知的発達に問題はないけれど、聞く・読む・書く・計算するなど、特定の分野が苦手な学習障害。
毎日学校から出される宿題をやり切れず、困っている子どもも多いはずです。
お子さんは一生懸命頑張っているのに上手くできなくて疲れてしまう、親御さんもフォローに困ってヘトヘト…、そんな状況は辛いですよね。
今回は、学習障害が原因で宿題が辛いときの対処法を紹介します。


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1.「読む」ことが苦手なとき

小学校の頃は、毎日出される音読の宿題。「読む」分野が苦手な子にとっては苦痛です。学校の先生からは本を両手に持って背筋を伸ばし、良い姿勢で読むように指導されるかもしれませんが、これは一旦忘れましょう。

机などに教科書を置き、指で一行ずつなぞりながら読む方が読みやすいはずです。あとは一気に読もうとするのではなく、「、」で1拍「。」で2拍、時間を空けてゆっくり読むように、親御さんが気をつけてあげてください。

それでも読みづらい場合は、親御さんが音読してあげましょう。
始めは音読するのを聞くだけでも、音読の練習になります。


2.「書く」ことが苦手なとき

ひらがなや漢字の書き取りにつまずく子は多いです。漢字の間違いが多かったり、極端に時間がかかったりする場合もあります。
漢字は「留め」「ハネ」まで重視する先生が多いですが、まずは「横棒が一本多い」「点が一つ多い」などの明らかな間違いだけを正すようにし、細かい部分は大目に見てあげましょう。
小さい字を書くのが苦手な場合も多いです。今使っている漢字帳のマス目を大きなものに変えてあげましょう。


3.「計算する」ことが苦手なとき

漢字は書けるけど、算数になると途端にできなくなる子もいます。
計算に時間がかかる場合は、問題を半分にしてもらったり、家で作ったプリントを宿題代わりにするなど、学校の先生にお願いする必要があります。

注意しなければならないのは、「書く」ことが苦手な為に、算数も苦手になっているパターンです。
算数の宿題は、問題を書き写したり、計算した答えを書いたりする必要がありますよね。頭の中で計算はできていても、この「書く」ことが困難で宿題が進まないこともあります。
周りから見れば「宿題ができない」という結果は同じなのですが、本当に計算が理解できないのか、理解はできているけど書けないのか、そのどちらなのかを見極める必要があります。
もし頭の中では答えが出ているなら、親御さんが答えを書いてあげたり、パソコンで答えを打ち込んだりする方法を取れば解決するばずです。


4.学校の先生と細かく連絡を取り合いましょう

学習障害が原因で宿題が辛いときの対処法を紹介しましたが、いずれの対処法も、学校との連携が必要な場合が多いです。
一人だけ特別扱いをしてもらうことに抵抗があるかもしれませんが、周りの子と全て同じにすることが「公平」なのではありません。
目が悪い子が眼鏡をかけるように、学習障害に対しても学習支援をお願いしてみましょう。お子さんにとって勉強が苦痛になってしまわないように、お子さんに合ったやり方を試してみてくださいね。

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