学習障害

筆記用具を変えただけで理解度がグーンと上がった!!

この記事を書いた人

弦巻 武久 / 発達障害コミュニケーション指導者

中2のハナちゃんは、ノートの取り方がうまくできないため、テスト前の勉強もちゃんとできず、成績もどんどん下がってきました。
そこで、中2のうちにつまずきを取り戻したいということで、ゴーイングで家庭教師をすることになりました。

担当の浅田先生は、ハナちゃんは「書字障害」(文字がうまく書けない)ということを聞いていたので、それを踏まえて、なにかいい方法はないか考えていました。

ハナちゃんのノートを見せてもらうと、筆圧が弱いためにノートに書かれた文字も薄く、消えている部分もありました。それでは、学校の授業を復習するときにも読みづらいし、テスト前の勉強もできないだろう…と考え、シャーペンではなく、鉛筆を使うように提案しました。中学生になると、みんなシャーペンを使っているので、ハナちゃんは最初嫌がっていたのですが、じゃあ、試しに書いてみようか?と言って文字を書いてみるとあきらかに鉛筆のほうがハッキリ文字が書けました。それを見せてどっちがいいかな?と相談すると、鉛筆を指差したので、ハナちゃんの同意も得て、鉛筆に切り替えることにしました。

鉛筆もHBだとまだ薄くなってしまうので、Bや2Bなど柔らかい芯のタイプを使ってもらうようにすると、筆圧が弱くても文字がハッキリわかるようになり、あとで確認するときにもやりやすくなりました。同時にハナちゃんも文字を意識して書くようになり、理解度も増してきました!

ハナちゃんのように、道具をちょっと変えるだけで、勉強がやりやすくなる子もいるので、発達障害を持っているお子さんの特性を知って、勉強する道具を工夫することも成績アップにつながることになります。そこに本人の同意を得られれば、さらに意識付けにもなり効果がでてきます。

ゴーイングではお子さんの特性に合わせて、教えていくことができます。
もし、少しでもお悩みがありましたらどんな些細なことでも、遠慮なくご相談くださいね。

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