子どもへの対応

【不登校】スマホ依存症を克服するためのスモールステップとは?

この記事を書いた人

水巻 晃子 / 家庭教師のゴーイング サポート責任者

不登校かどうかにかかわらず、最近、よく聞くスマホ依存症。

スマホ依存症とは、スマホを使い続けることによって、昼夜逆転となってしまったり、スマホを見ていないと落ちつかず、日常生活を送ることが困難になってしまうことを言います。

不登校の子がスマホ依存症になってしまった場合は、学校復帰を考えるよりもまずスマホ依存症を克服し、スマホに頼りすぎない生活を送れるようにならなければなりません。

医師の診断はついてないにしても、ここではお母さんから見てスマホ依存症かも?と思われるお子さんから、少しずつスマホを手放させる方法についてお伝えしていきます。
 

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本人はスマホ依存症に気づけない!

スマホをよく触っていたとしても、本人はスマホ依存症だと気づいていないことがあります。

スマホ依存症だと気づくのは、本人よりも周りの人の方が多いです。

本人は気づきにくい、ということが、依存症の厄介なところでもあります。

さて、お子さんはこんなことをしていませんか?
 
・お風呂やトイレに入るときもスマホを持っていく
・スマホが近くにないと取りにいく
・朝起きてすぐにスマホを見る
・通知音には過敏に反応する

 
現代はスマホが生活の一部になっているので、多くの子が当てはまるかもしれません。

しかし、度が過ぎる場合は要注意。

一度、お子さんのスマホの使い方を、見直してみる必要があるかもしれません。
 

★ほっとくとこんなに怖いスマホ依存症

それでは、スマホ依存症を放っておくとどうなるのでしょうか?
 
・昼夜逆転してしまい、登校することが難しくなってしまう
・スマホを見ていないと落ちつかず、日常生活が困難になる
・人との関わりが減り、精神的不安定になる
・目の使い過ぎや肩こりで体調が悪くなる

 
スマホ依存症になると、スマホばかりに意識を向けてしまうので、今までと同じ生活を送ることはできなくなってしまいます。

勉強にも気持ちが向かなくなりますし、学校はスマホが禁止な場合がほとんどなので、学校に行くことがイヤになってきます。

そうしているうちに登校できなくなってしまい、最終的には引きこもりになってしまう可能性もあるのです。
 

★スマホ依存症を克服するスモールステップとは?

スマホ依存症から不登校になってしまったら、まずはスマホ依存症を克服するしかありません。

できることであれば、専門医の指示に従って動きたいところですが、スマホ依存症で病院を受診するのは、ちょっとハードルが高すぎるという人も多いのではないでしょうか?

そんな時は、ご家族の方がお子さんのスマホ依存症を抜け出させてあげる手立てを取ってあげる必要があります。でもそのときに注意して欲しいことがあります。
 
・急にスマホを取り上げない
・早急な改善を求めない

 
まずスマホ依存症を克服する前に、上記の2点はしっかりと抑えておきましょう。

スマホ依存症だと思うと、すぐにスマホを取り上げたり、処分したりという手段に出る人が多いかもしれませんが、それではあまりに荒療治過ぎます。

急に取り上げることによって、禁断症状から暴力を振るってしまったり、余計に精神状態を不安定にさせる可能性が高くなってしまうのです。

しかもスマホを手放すことによって、早急に改善するというわけではないので、気持ちに余裕を持って改善させていくようにしましょう。
 
具体的な改善方法としては、以下のようにスモールステップで進めましょう。
 
・アプリを少しずつ削除していく
・通知音をバイブレーションにする
・スマホを使う時間を決めておく

 
これは簡単そうに見えますが、スマホ依存症の子にとってはとても難しいことなんです。

自分で時間を設定したりしても、スマホを使いたいという欲求から制限を解除してしまう場合が多いので、大人の協力が必要です。

少しずつでいいので、スマホと離れる生活を身につけていくようにしましょう。

いきなり克服させるのは、とても困難です。

スマホ以上の楽しいコミュニケーションの場をご家族で設けるなど、上手につき合っていく方法を見つけることが、依存症からの脱出の一歩となっていくはずですよ。
 

★この機会にスマホの使い方を考えよう

スマホ依存症は現代人にとって大きな問題です。

軽度の子を入れれば、ほとんどの人がスマホ依存症と言われてもおかしくない時代がきています。

できることならば、スマホ依存症になる前に、スマホの使い方について見直して行きたいところです。なぜならこれは子どもだけの問題ではなく、大人にとっても大きな問題だからです。

ご家族の方も、この機会に自分自身のスマホの使い方を考え、改めてみてください。子どもは親の姿を見ています。
 

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水巻 晃子 / 家庭教師のゴーイング サポート責任者

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