不登校のことで悩み過ぎた時、親御さんが取ると良い3つの行動とは?

お子さんが不登校になってしまうと、親御さんはヘトヘトになってしまいますよね。
「明日は学校に行くかな…?」
「何を言ってあげたらいいんだろう…」
「今日は何か変化があるのかなぁ…」
親御さんは心配のあまり、さまざまなことを考えると思います。
でも…親御さんが疲れきってしまったら、お子さんはもっと不安な気持ちになります。なぜなら、お子さんは親御さんのことをよく見ているからです。
ここでは、親御さんの心を少しでも楽にする3つの対処法をご紹介します。
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心がフッと楽になる、3つの対処法とは?
心の負担を楽にする対処法その1 距離を取る
『出掛ける時も必ず子どもに声を掛ける』『子どもが家にいるから出かけられない』そう思っていませんか?
ずっと同じ人と一緒にいること、一人になる時間がないことは、お子さんにも親御さんにも負担です。
「心配のあまり目を離せない」と不登校の始めのうちは思うかもしれませんが、心理的にも物理的にも適度な距離は必要です。
少しだけでも距離を取れば、気分転換になり、心配する気持ちが軽くなっていきます。お子さんのためにと思ってしまう気持ちはよく分かりますが、お互いのためにも、適度な距離を取る様にしましょう。
心の負担を楽にする対処法その2 「楽しむこと」を罪と思わない
「子どもが不登校なのに、自分だけ笑ってるなんて…」これは一生懸命で真面目な親御さんによくあるパターンです。でも親御さんが笑ってないのに、不登校で落ち込んでる子が笑えるようになるでしょうか?
『お子さんの将来にかかわること』だからこそ、手助けしてあげたいなら、まずは親御さんが、楽しく幸せである必要があります。
お子さんは大人が想像するより、ずっと多く、親御さんのことを観察し、気持ちを察しています。だからこそ、お子さんよりも先に、親御さんが笑っていることが、とても重要になります。
心の負担を楽にする対処法その3 お子さんから解放される
不登校今日、明日にどうにかなる問題ではありません。長い時間がかかりますが、お子さんは必ず自分から動き出します。
お子さんが自分から動き出すまで、焦りは禁物。周囲の大人がアレコレ考えたところで焦る気持ちが増すばかりになってしまう可能性も。
ですから、親御さんは一度、お子さんから解放されてしまって大丈夫なのです。
解放されると言っても、「どうやって?」と思いますよね。ごく一般的な方法をご紹介しておきますので、いろいろ試してみてください。
・子どもに学校のことや勉強のことは、一切何も言わない
・子どものことは家庭教師やスリースクールなど、第三者にまかせる
・親御さんの趣味の世界を充実させていく
・外出する機会を増やしていく
・自分のことは自分でやる!を合言葉に、家族全員で家事への取り組み方を変える
「…そんなこと言われても、やっぱり心配で」と思うかもしれません。でもこんな経験はありませんか?何か難問にぶつかった時、悩んでいる最中には名案は浮かばず、ふとお風呂に入っている時に「そうだ!」と、アイデアが浮かんできた…。
これと一緒で、お子さんの不登校という悩みごとに関しても、ちょっと離れて様子を俯瞰して見たら、今までとは違った景色が見えてくるものです。
思い悩むばかりではなく、いつもと違った行動を取ることで、フッと気づくこともあるのだと考えてみてください。
勉強のことだけでも、第三者に任せてみよう!
不登校かどうかに関わらず、思春期のお子さんはデリケートで、「どうしてあげたらいいの?」「何をすればいいの?」と、接し方をいろいろ考えてしまいますよね。
まずは自分一人で思い悩むことをやめ、「お子さんから離れてみる」ことで、今までは見えてなかった景色が見えてくるものです。
また中学生ともなると勉強も難しく、「親がどうにかしてあげられる」レベルではないことも多くあります。まずは勉強のことだけでも、塾や家庭教師にあずけてみませんか?
今まで頑なだったお子さんも、第三者には心を開きやすく、すぐに仲良くなれるケースがたくさんあります。お子さんも「勉強のことは先生に聞ける」という安心感を持てれば、心が軽くなります。
私たちゴーイングにも、ぜひお悩みを預けていただけたらと思います。相談だけでも大丈夫ですので、気軽にお電話くださいね。