子どもへの対応

今日からできる、不登校を防ぐためのスモールステップとは?

この記事を書いた人

大森 公平 / 家庭教師のゴーイング 不登校サポーター

お子さんが「お腹が痛い」などと言って数日学校を休んだりすると、「このまま不登校になったらどうしよう…」と不安に感じることはありませんか?

不登校は、誰にでも起こる可能性があるものですが、未然に防ぐために親御さんがしてあげられることがあります。

お子さんが小さなうちほど、親御さんの気配りは威力を発揮します。

今日はお子さんの不登校を防ぐために何が必要なのか、どんなことをしてあげればいいのか、詳しくご説明します。



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不登校を防ぐには、小学生の時がポイント!

中学生で不登校になってしまう子でも、実は小学生の頃から前兆があります。

・欠席日数が多い
・週に3日以上続けて休むことがある
・腹痛や頭痛、嘔吐といった症状をよく訴える
・保健室に行く回数が多い

上記の様なお子さんは、不登校になってしまう可能性を十分に持っていると言えるでしょう。これはなぜかと言うと、小学生は中学生と違い、言葉で相手に伝えるのが難しい為、体調不良でSOSを出しているからです。

この体調不良によるSOSを見逃してしまうと、中学生になった途端、中1ギャップと重なり、不登校になる確率がグンと上がってしまうのです。

中1ギャップとは?…小学校から中学への環境の変化についてけず、いじめなど様々な問題が起こること



不登校を防ぐためのスモールステップとは?

お子さんの欠席が気になる時、親御さんは何をしたらいいのか、対処法をお伝えします。

親御さんが不安になる気持ちは分かりますが、焦って欠席の理由を問いただすような事は絶対にやめてください。

ここで焦って問いただすと、お子さんは本当の事を言わなくなってしまいます。
また困り果てたお子さんが、嘘の理由を積み重ねていく行動につながってしまうのです。

まずは、以下の方法を試してみてください。

不登校を未然に防ぐ対処法スモールステップ1

・親御さんから「学校、休んでいいよ」と言ってあげる
・どんな些細なことでも、お子さんの話を聞いてあげる
・景色のいい場所、遊園地のような楽しい場所に連れていってあげる

外出に関しては、お子さんが出かけるのイヤがるなら、絶対にやめてください。あくまでもお子さんの気持ちを優先し、「海で遊びたい?」「この図鑑おもしろいよ」など、お子さんに機会を与えてあげればいいのです。

お子さんが家でもリラックスできる状態まで気持ちが落ち着いたら、次のことを試してあげてください。


不登校を未然に防ぐ対処法スモールステップ2

・お子さんのことをうんと褒めて、自信を取り戻してあげる
・フリースクールや塾など、学校以外の居場所を作ってあげる

お子さんの気持ちが落ち着いてきたら、日常生活の中で「ゲーム上手だね!」「小さい子に優しくできて偉いね!」など、うんと褒めることを心がけてください。子どもは褒められることで、自尊心を高め、自信を持つことができるようになります。他にもフリースクールに行ってみるなど、自宅以外の居場所を作ってあげることもポイントです。

お子さんが屈託なく笑えるようになったら、学校のことにも向き合えるようになりますので、以下のことを試してみてください。


不登校を未然に防ぐ対処法スモールステップ3

・学校の先生と一緒に話ができる環境を作ってあげる
・学校以外の道も、親御さんと一緒に考えてみる

これらの方法は、学校に関すること以外は順不同でかまいませんが、学校のことだけは、お子さんが本当に「元気になったな」と確信が持てたらにしてください。なぜならお子さんは学校のことでイヤな思いをしているので、それに立ち向かうには、とても勇気がいることだからです。

ここまでの段階にくれば、親御さんとお子さんは確かな信頼関係を結べたな、と実感できると思います。そうすれば、お子さんがこの先、また学校で困ったことがあっても、親御さんに相談できるようになります。

「どんなことがあっても、お母さんだけは味方してくれる」

お子さんがそう思えれば、この先、学校で嫌なことがあったとしても、なんとか乗り越えていけるよう支えてあげることができるのです。



親御さんが心の居場所となってあげよう!

どんな方法を取るにせよ、大切なのは、親御さんとお子さんが信頼できる関係性を築くことが重要です。

休みが多いからといって、100%不登校になると決まった訳ではありません。
お子さん自身、何となく学校に行きたくないと思っているだけで、本当の理由には気づいていない可能性もあります。

だからこそ、いざ何かあった時、お子さんが親御さんにSOSを伝えられるような関係性や、親御さんがお子さんの心の居場所となっておく必要があるのです。

スマホが普及してから、家族間での会話も減っています。こんな時代だからこそ、生身の人間と対面で話すことが求められています。
どうかお母さんも、気づいた瞬間から、家族といろんな話をするよう心がけてあげてください。信頼できる誰かがいればこそ、人は強くなれるのです。
お子さんといろんな話が出来るような関係性になれたら、家の中も明るくなって嬉しいですよね。

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この記事を書いた人

大森 公平 / 家庭教師のゴーイング 不登校サポーター

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『成績は最悪、自信のカケラもない…』どうしようもなかった僕がここまで来れたのは奇跡でも何でもありません。とは言え、勉強は孤独や退屈になりがちです。そんな生徒達に寄り添って力になりたいです。

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