勉強・受験

【不登校の高校受験】後悔しないために親子で話し合って欲しいこと

この記事を書いた人

水巻 晃子 / 家庭教師のゴーイング サポート責任者

「うちの子は不登校なんで受験なんて無理ですよね…?」

このような相談を受けることが稀にあります。

でも!そんなことは決してありません。不登校でも受験の準備をすればいいだけの話です。

ですがそうは言っても、それがなかなかスムーズに進まない場合があります。
また高校を選ぶ場合も、再度不登校にならないために、高校に入学した後のことまでじっくり考える必要があります。
ここでは、不登校の子どもが受験をするとき、親子で話し合ったほうがいいことについてまとめます。


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子どもが行きたい高校はどこか?

 
せっかく高校に合格しても、何ヶ月か登校してまた不登校になってしまう…。
こんなことになってしまったら、お子さんもご家族も辛いですよね。
こういった場合、ご家庭の方から聞くのが

「本当は○○に行きたいって言っていたんです」
「通信が良いって言ってたから通信にすれば良かったんですかね」
「入学金も払ったし制服も買ったし、辞めるって選択は取りたくないんです」

という言葉。
この言葉に共通することは、お子さんは自分の希望を言ったのにもかかわらず、違う方向に進んでしまったということです。
ご家族の方はお子さんの将来のことを考えて、良かれと思って選んだ進路も、お子さんにとっては歩く道のハードルが上がるだけになってしまうこともあります。

ですので、どの高校に行きたいか、お子さんの希望をできるだけ汲んであげる必要があります。もちろんお子さんの希望は将来のことをなにも考えていないような場合があるので、そのあたりのことは親子でよくよく話し合うことが重要です。
高校進学については、通信制や定時制であっても、まずは《続けられる》ことが大切なことなのです。


学校の先生に頼ることで、知らなかった情報が入る!

 
不登校のご家庭は、時々、進路希望調査の段階で希望する高校のランクをかなり下げてしまう場合があります。これはとても、もったいないことです。ですので、まずは一番行きたい高校について担任の先生に相談することをおすすめします。

どうして希望する高校のことを担任の先生に相談しないかについては、

・希望する学校を伝えて、否定されたくないから
・担任の先生に相談したって親身になってくれないから
・そもそも担任の先生は受験のこと、全然教えてくれなかった

こんなふうに思い込んでる場合があります。
担任の先生と信頼関係ができていないために、相談する前からあきらめてしまっているのです。

人間同士ですから合う合わないもあり、担任の先生と必ずしも考え方が同じではなく、信頼関係を築くことがとても困難な場合もあります。

ですが、高校受験は人生の最初の分かれ道になります。

担任の先生でなくても、進路指導の先生、副担任、校長、教頭、学年主任など、誰でも良いので、悩んでいることを何でも遠慮なく相談してみましょう。
そうする事によって知らない情報もたくさん入ってきますし、希望する学校に進学する道も見えてくるかもしれません。
勇気を振り絞る必要があるのかもしれませんが、一生に一度のことですから学校の先生に頼ってみてください。


希望する高校は、たくさんの選択肢を持っておく

 
学校の先生に相談をしても、やはり受験には偏差値もあり、内申点が大きく影響しますから、希望する高校を受験できないこともあるかもしれません。
そんなときのために、たくさん選択肢は持っておきましょう。

選択肢を考えるときのコツは、

・希望する学校を何校か選んでおく
・通信制や定時制高校も視野に入れておく

この2つです。

なぜなら、どんな道に進んでも希望を失わないようにしておく必要があるからです。お子さんはこういったことまで考えられませんから、周囲の大人が先回りして配慮してあげる必要があります。

しかも色々な高校を知り選択肢を増やしておくということは、お子さん自身が「いろんな生き方があるんだな」「自分はこんなふうに生きたい」と、自分の人生について考える、いい機会にもなります。
お子さんのために、多くの高校を一緒に見学してみてくださいね。


受験することは、成長の大切な機会

高校受験はお子さんにとって、自分で選ぶことのできる初めての分岐点となります。だからこそ不登校だからと言って選択肢をせばめてしまわず、いろいろな道を考えてみることが重要になります。

・子どもの気持ちを尊重してあげる
・学校の先生に遠慮なく何でも相談する
・たくさんの高校を見て選択肢を増やす

このことを忘れずに、お子さんと一緒にご家族の方も受験のために行動してあげてください。この先の人生を真剣に考えることは、お子さんにとって、とてもいい体験ですし、大切な成長の機会でもあります。
「あの時いろいろ悩んだけど、この高校にしてよかった」と思えるような高校を選択できるといいですね。

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この記事を書いた人

水巻 晃子 / 家庭教師のゴーイング サポート責任者

メッセージ:
辛い時や苦しい時は一人で悩まず、まずは私たちゴーイングに相談してください。解決の糸口を必ず一緒に見つけたいと思っています。

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