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高校見学する場合の事前準備。必要な持ち物からマナーまで完全攻略!

この記事を書いた人

齋藤 義晃 / 勉強プランナー

「高校見学の服装って、何着たらいいの?」
「何を持っていけばいいのか分からない」
「心構えを教えて欲しい」

こんなことでお悩みではありませんか?

高校見学や説明会に親御さんが初めて参加される場合、服装やマナーには十分すぎるほど気をつけたいと思っていらっしゃる方がほとんどだと思います。

お子さんの将来がかかっているような気がして、「何か忘れ物したらどうしよう」「マナーが分からない」と不安になってしまいますよね。

そこで今日は、高校見学や説明会の持ち物について詳しく解説していきます。
これを読むと、高校見学の注意点も分かるのでぜひ最後までお読みください。



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目次

高校見学・説明会の持ち物をざっと解説!

この項目では最も気になる高校見学や説明会の持ち物について、ざっと説明していきます。

結論を先にお伝えしますが、ここで説明する持ち物はあくまでメジャーなモノです。

学校ごとによって持って行かなければならない持ち物が変わる点には、くれぐれも注意してくださいね。



高校見学・説明会の持ち物①:【大前提】高校見学・説明会は持ち物が変わる

繰り返しになりますが、高校見学や説明会では持ち物が変わってきます。

なぜなら、プログラム内容が学校ごとによって異なってくるからです。

具体的には体験授業がある場合には、メモの用意や筆記用具が必要でしょう。

その他にも高校見学で部活体験ができるところがあると、体操服や運動靴といった準備も必要になってきます。

ですので事前にパンフレットなどに記載されている事項をよく読み、当日の持ち物を決めておいてください。

以下の項目ではイレギュラーを除く、多くの説明会で必要な持ち物を紹介していきます。



高校見学・説明会の持ち物②:かばん

説明会に持って行かなければならない持ち物として、かばんがあげられます。

なぜなら、説明会ではパンフレットやお土産など様々な配布物が渡されるためです。

最低限、学校に持って行っているスクールバッグを利用してください。

もし大きめのかばんと指定されていたら、スクールバッグより大きめのものを持っていくと良いでしょう。

ただあまりにカバンが大きいと周りの迷惑となってしまいます。適度なサイズ感を意識するようにしてください。



高校見学・説明会の持ち物③:メモできるもの

メモできるものを必ず持参してください。

これは、パンフレットに書かれていること以外でも、重要な情報を先生が話してくれるかもしれないからです。

また公開授業があった場合には、その内容をきちんとメモし、次の学びに繋げていくと良いでしょう。

特に面接がある場合には、説明会などで話された事項を聞かれる可能性も高いので、十分注意してメモをとるようにしてください。

基本的に高校からはメモが主流になるので、学校説明会から慣れていきましょう。



高校見学・説明会の持ち物④:筆記用具

メモができるノートなどを持参したら、必ず筆記用具を持っていることを確認してください。

筆記用具の中でも必ず持っている必要があるのは、シャーペン・赤ペン・黒ペンですね。

この3つが揃っていれば不測の事態にも対応できるので、必ず準備しておいてください。

その他の筆記用具については、ほとんど利用されないと考えてもいいので当日は持参しなくても大丈夫です。



高校見学・説明会の持ち物⑤:上履き・スリッパ

また基本的にパンフレットなどに記載されている事項ですが、上履きやスリッパなどは必ず持っていきましょう。

冬近くの高校見学や説明会となってくると底冷えが激しく、スリッパや上履きがないと話に集中できません。

また一般常識として、多人数が集まる場所では地面が汚れていることが多いのでスリッパや上履きを履かなければなりません。

特に教室見学などを行う場合には廊下を歩くため、無用な怪我防止にもつながります。



高校見学・説明会の持ち物⑥:クリアファイル等

説明会のパンフレットに記載されることが少ない持ち物として、クリアファイル等があります。

クリアファイルは一見すると持っていく必要がないように感じますが、パンフレットなどを綺麗に保存しておくためには必要です。

そのため事前の説明用紙に記載がなくても、書類を綺麗に保管するためにクリアファイルは持参しておきましょう。



高校見学・説明会の持ち物⑦:1000円程度のお小遣い

また不測の事態に備えて1000円程度のお小遣いを持っていくといいです。

忘れ物したときなどにコンビニに入って緊急で買い物したい場合もありますよね。

またICカードなどを忘れたときにも1000円程度があれば自宅まで帰ることができます。

このようにお金を使って解決できることも多いので、少なくとも1000円程度は持参しておくと良いでしょう。



高校見学・説明会の持ち物⑧:水筒

水筒も可能であれば持参しましょう。

なぜなら、夏場は熱中症の恐れがあり、冬場は会場の乾燥からの風邪防止に役立つからです。

ただ衛生の面を考え、大人数がいるところでの飲食は避けた方がいいでしょう。

水筒からお茶や水を飲む場合には、休憩時間に人目につかないところで飲んでしまってください。



高校見学・説明会の持ち物⑨:衛生用品

衛生用品も必ず持参するようにしましょう。

傾向として男子中学生はエチケットを守らない場合が多いので、親御さんは必ず注意事項としてエチケットを守るよう伝えてください。

衛生用品のメジャーどころとして、マスク・ハンカチ・ポケットティッシュがあれば十分です。



高校見学・説明会の持ち物⓾:スマホ

またサイレントモードにしたスマホも持参したほうがいいです。

なぜなら、スマホがあれば親御さんとすぐに連絡が取れるので、防犯的な意味と不測の事態に備えるといった意味で便利だからです。

高校見学や説明会の場所によっては、お子さんが初めて通る道を経験しなければならないので、あらゆる事態に備えておく必要があります。

スマホ1つあれば十分対処できる事項も多いので、必ず持参させましょう。

ただし、高校見学や説明会を受けているときにLINEの着信音がなるのは、マナー上絶対にNGです。電源を切るよう徹底してください。



高校見学・説明会の持ち物⑪:予約票

また高校見学や説明会において予約が必要だった場合、お子さんに予約票を持ったかを必ず確認してください。

なぜなら、予約表がなければ会場に入れないといった高校も存在するからです。

予約表は紙の場合が多く紛失の恐れもあるため、クリアファイルなどに厳重に保管しておきましょう。

ただ昨今では高校側のIT化が進んでいるため、徐々に予約票の電子化も進んでいます。

電子化されている場合にはスマホを見せる必要があるなど、これまでと違った対応が求められるので注意してください。



高校見学・説明会の持ち物⑫:パンフレット

最後に、高校から配られているパンフレットも持参しましょう。

なぜなら、基本的に高校見学や説明会ではパンフレットに記載されている情報をもとにプレゼンテーションがなされるからです。

もしお子さんがパンフレットを持たずに参加してしまえば、今先生が言っていることを理解できない可能性が高まります。

その結果、高校見学や説明会が時間の浪費につながってしまう恐れがあるので注意が必要です。



高校見学・説明会の予約はいつから?

高校見学や説明会の予約は、いつから行われるのでしょうか。

具体的には、高校見学と説明会は開催時期がずれています。

● 高校見学(オープンスクール)→8月以降
● 学校説明会→6月以降

開催される高校によっては高校見学と説明会が同時期に開催される場合があり、長時間かかる可能性もあります。

高校見学をどのように予約し準備すればいいのか、解説していきます。



高校見学・説明会の準備①:高校見学・説明会の予約

まず必ず行わなければいけないのが、高校見学・説明会への予約です。

例年たくさんのお子さんが訪れる高校ほど、すぐに予約が埋まってしまうので注意しましょう。

基本的に中学校単位での申込みとなりますが、中には塾や個人で申し込むタイプの学校説明会もあります。

用紙に記入して予約する場合と、インターネットから予約する場合に分かれているため新年度が始まったら、必ず各高校のホームページを確認してください。

超人気校の場合には予約開始と同時に席が埋まってしまう可能性があるので、ご家庭が一丸となって予約できるように体制を整えておきましょう。



高校見学・説明会の準備②:文化祭・体育祭の体験

文化祭や体育祭の体験をできる高校も存在しています。

基本的にこれらのイベントは一般大衆に向けに解放される傾向が高く、誰もが簡単にアクセスできる可能性が高いです。

ただ私立高校の場合には、防犯上の観点から参加できる人に制限があるため、注意して確認するようにしましょう。

文化祭や体育祭は楽しいものですが、あくまで見学者は部外者になってしまうので、お子さんにマナーの徹底を伝えましょう。



高校見学・説明会で見るべきポイント

高校見学で見るべきポイントには何があるのでしょうか。

具体的には以下のとおりです。

● 公開授業
● 校内見学ツアー
● 文化祭や体育祭で生徒・先生の雰囲気を見る
● 実際の通学ルートを確認する
● 部活見学

高校に関する説明事項や様々なイベントが、高校見学と説明会では行われますが、上記5点は必ず注意して見るようにしてくださいね。

詳しく解説していきます。



見るべきポイント①:公開授業

進学校などでは公開授業が主に取り扱われる傾向にあります。

なぜなら、進学率に関わる授業がどのように行われるのか、親御さんもお子さんも気になっている場合が多いからですね。

公開授業で見るべきポイントとしては、授業を担当する先生の話がわかりやすいかどうかです。

単調な授業では学習意欲も高まらないので、授業の分かりやすさと同時に面白さも確

認してみてください。



見るべきポイント②:校内見学ツアー

続いて学校の雰囲気を知るために、校内見学ツアーも積極的に参加しましょう。

校内見学ツアーでは実際の教室や図書館、体育館などを見ることができるので、綺麗に整備されているか?や、場合によっては在校生が勉強している姿なども眺めることができます。

これらの見学を通して、この学校で勉強ができそうかどうかを確認するといいでしょう。



見るべきポイント③:文化祭や体育祭で生徒や先生の雰囲気を見る

続いて文化祭や体育祭に参加できる場合には、高校に通っている生徒や先生の雰囲気を見ておきましょう。

なぜなら校内の雰囲気が合っていたとしても、最終的にはその場にいる人間のバイプレーションが、自分はこの高校に合うか合わないか?を判断する要因になるからです。

例えば元気な生徒が多く、周りとコミュニケーションを積極的に取る場合には、人見知りのお子さんにとっては息苦しく感じるかもしれません。

一方、周りとのコミュニケーションをあまり取らない生徒や先生が多ければ、元気なお子さんにとっては息苦しくなってしまいますよね。

このように人間性といった面で、その高校独自のカラーがあるので、文化祭や体育祭に参加できる場合には必ず確認するようにしてください。



見るべきポイント④:実際の通学ルート

続いて実際の通学ルートについても確認しておきましょう。

なぜなら通学ルートに無理があれば、勉学に支障をきたしてしまうからです。

通学時間30分がかかるとすると、公共交通機関の待ち時間を含めると往復で1時間以上かかってしまう計算になりますよね。

1時間が200日以上続くとなると、通学だけで200時間もの時間を浪費してしまうことにつながります。

さらに通学に行きだけで1時間かかるのであれば、この倍以上の時間がかかることになります。

毎日2時間もの時間を通学時間としてカウントすると、高校で部活したいと考えている生徒にとってはかなり無理のある通学経路となってしまいます。

ですから通学時間のことは、慎重に考えて判断してください。



見るべきポイント⑤:部活見学

最後になりますが、高校でも部活を一生懸命、頑張りたいのであれば、部活見学は必須です。

なぜなら、部活動の雰囲気を確かめておかないと、入学後にミスマッチが起こってしまう可能性があるからです。

中学校の部活の雰囲気が好きで部活動を続けていたのであれば、その雰囲気と高校の部活動が似ているかを確認しなければなりません。

逆に心機一転部活動を頑張りたいのであれば、中学校と全く異なった雰囲気があるかどうかを確認しましょう。

直接的に部活が勉学に関わるわけではありませんが、学校生活を楽しむ上では必要事項なので確認しておいて損はありません。



高校見学・説明会で親御さんとお子さんが気をつけるべき服装ポイント

高校見学や説明会で親御さんとお子さんが気をつけるべき服装ポイントは何があるのでしょうか?

具体的に説明していくため、この項目では以下に分けて紹介していきます。

● 親御さんの服装
● お子さんの服装

詳細に解説していきますね。



服装ポイント①:親御さんの服装

高校見学や学校説明会で意外と悩みがちなのが、親御さんの服装ですよね。

親御さんの方は主役ではありませんが、一緒に高校見学や学校説明会を受ける機会が多く先生の目に留まることも多いです。

その際、服装に気をつけておかないと、ご家庭の状況を先生方が心配してしまうといった恐れもあります。

これは親御さんだけの問題ではなく、面接にまで影響する可能性があるので細心の注意を払って服装を決めていきましょう。



父親の高校見学会の服装

父親が高校見学や説明会に参加する場合の服装は、無難なところで言うとスーツが最も適当でしょう。

ただし、会社に通勤するようなスーツでなくとも、カジュアルよりなスーツで親近感を持たせるといった方法も考えられます。

具体的には、白いシャツに黒系のジャケットを羽織り、落ちついた色のスラックスなどを合わせると良いでしょう。

全てを用意できない場合には、仕事用に利用しているスーツを着ていっても問題はないので、あまり気にする必要はありません。

一方注意する点として、デニムやジーンズといったものはあまりにもカジュアル過ぎるので、避けるようにしてください。



母親の高校見学会の服装

続いて高校見学や学校説明会に出席する可能性がある母親は、最も服装に頭を悩ませてしまいます。

具体的な母親の服装アドバイスとしては、年齢にもよりますがスーツスタイルが最も無難でしょう。

スカートを履くのも考えられますが、冷暖房の効きによって体調不良などに陥る可能性があるため注意してください。

最近ではカジュアルな親御さんも増えてきていますが、お子さんにTPOをわきまえた服装の選択を教えるいい機会なので、きちんとした服装を選んでください。

またお化粧や装飾品に関しては、ナチュラルメイクを意識しブランド物を装着しないよう注意してください。

あくまで主役はお子さんであり、親御さんの方が悪目立ちしないようにするのがポイントです。



服装ポイント②:お子さんの服装

最後にお子さんの服装チェックを事前に行っておきましょう。

男子の場合は学ランやブレザーが多いのですが、注意すべきポイントとしては以下のとおりです。

1. ボタンは全てきちんと閉める
2. 学ランの場合カラーをきちんとつける
3. 学生ズボンを腰で履かないこと
4. ズボンの丈が背丈にあっていること
5. ズボンの折り目がきちんと付いていること
6. シャツはズボンの中にきちんと入れること

男の子は意外と面倒くさがりがちなので、事前にこの服装規定を参考に、きちんとできているかを前日にチェックしておきましょう。

また女子の場合注意すべきポイントは以下のとおりです。

1. 制服の袖や襟などが黒ずんでいないかチェック
2. ブラウスやセーラー服にシワがないかチェック
3. スカートの折り目がプレスされているかチェック
4. スカートが極端に短くなっていないかチェック
5. ブラウスはスカートの中に必ず入れる

女子の場合男子と比べて首元などが露出しやすく、注目されるポイントなので、必ず黒ずみなどはチェックしておきましょう。

基本的に公の場で説明を聞くというのが初めてのお子さんばかりなので、朝イチで服装チェックし、休憩時間などにもチェックしてあげるとより完璧な状態で過ごせます。



高校見学会で気をつけるべきポイント

続いて高校見学会で気をつけるべきポイントについて詳しく解説していきます。

具体的な注意点としては以下のとおりです。

● 欠席や遅刻は必ず連絡する
● 私語を控える
● 公共交通機関を利用する
● 質問は事前に考えて端的に伝える
● 高校見学・説明会中はスマホを切っておく
● 高校見学・説明会の様子も面接では問われると心得る

高校見学会は基本的に生徒のマナーが見られているものと、心得ておいてください。
過去には高校見学での態度が悪く、受験さえ受けさせてもらえなかったお子さんも存在します。

とは言え、これらのマナーを学ぶことは社会人マナーを覚える良いきっかけともなるので、ぜひ参考にしてください。



高校見学会で気をつけるべきポイント①:欠席・遅刻は必ず連絡する

万が一不測の事態が発生して欠席や遅刻しなければならない場合には、事前に高校側へ連絡を行いましょう。

なぜなら無断欠席や遅刻があると、高校側は生徒が何かに巻き込まれているのではないかと考えなければならないからです。

そのため欠席や遅刻の連絡をすることは、高校側に対して自分は無事であるといった安否確認の意味も含んでいるんですね。

特に高校は中学生を預かる立場として細心の注意を払っているので、あなたの都合で心配をかけてはいけません。



高校見学会で気をつけるべきポイント②:私語を控える

また高校見学や説明会中の私語は、控えなければなりません。

なぜなら授業と同じで、先生が準備したものを一生懸命話しているのに、私語や集中力がない態度で聞くのはマナー違反だからです。

仮にあなたがプレゼンテーションしている時に、周囲の人に集中力がなければどうでしょう?

きっとあなたのやる気自体も削がれてしまいますよね。

さらに重要な説明会中にも私語を行うということは、先生方から授業中の態度があまり良くないと考えられても仕方ありません。

私語を許可されれば話してもいいですが、基本的に静かに先生の話を聞いてくださいね。



高校見学会で気をつけるべきポイント③:公共交通機関を利用する

高校見学会に行く際は公共交通機関を利用しましょう。

全てのご家庭が車を利用して駐車場に停めてしまうと、高校側の駐車場キャパシティを大きく超えてしまい、大混雑が起こってしまうからです。

特に見学会や説明会になると、途中で気分が悪くなってしまって車を利用するお子さんもでてきます。

大混雑になれば、このようなお子さんが最も被害を被りやすくなってしまいます。

こういった事態を避けるためにも、高校側から提示される公共交通機関を使って登校するようにしてください。



高校見学会で気をつけるべきポイント④:質問は事前に考え端的に伝える

質疑応答の時間が与えられたら、事前に考えた質問を端的に先生に伝えましょう。

この理由としては質疑応答の時間は決まっており、あなたの他にも質問したい方がいる可能性があるからです。

質問を端的に伝える方法としては、結論から先に述べ、相手がどのように答えればいいのかを伝えてあげてください。

具体例としては、『〇〇についての質問です。私は〇〇と考えるのですが、この考え方であっていますでしょうか?』

このように質問すると、相手はイエスかノーで端的に答えられるので進行も容易になります。



高校見学会で気をつけるべきポイント⑤:高校見学・説明会中はスマホを切っておく

持ち物の項目でお伝えした持参物であるスマホは、必ず電源を切っておきましょう。

公共交通機関などではサイレントモードにして利用しますが、学校見学会や説明会といった相手が話している場では電源を切ってください。

なぜなら、サイレントモードであっても振動などで無用な音を立ててしまう可能性があるからです。

この音によって集中力が削がれてしまうお子さんや先生もいるので注意してくださいね。



高校見学会で気をつけるべきポイント⑥:高校見学・説明会の様子も面接では問われると心得る

最後に高校見学や説明会の様子は、面接の前哨戦でもあると心得ておきましょう。

なぜなら、高校見学や説明会といった重要な場面でふざけた態度をとるお子さんは、高校側にとってはあまり有益な生徒としては見られないからです。

さらに言えば問題行動を起こしたお子さんは、面接を拒否される可能性もあります。

面接の評価内容はブラックボックス化されており外部からは見えませんが、問題行動を起こせば、どれだけ学力テストの点数が良くても、面接評価で致命的なマイナスをつけられてしまう恐れもあります。

そのため、高校見学や説明会といったフォーマルな場所ではいつも以上に気を使って周りに迷惑をかけない行動をとるようにしましょう。



高校見学の持ち物でよくある質問

最後の項目では高校見学の持ち物で、よくある質問についてまとめていきます。

高校見学や説明会といったフォーマルな場所では、書かれていること以外に必要なものがないか心配するのが親心ですよね。

これらの疑問に全てお答えしていきますので、ぜひ参考にしてください。



よくある質問①:指定されたもの以外で持っていくべきものはありますか?

パンフレットや事前の説明書で指定されたもの以外に、持っていくべきものは基本的にありません。

高校側も中学生のお子さんに心配をかけないように準備物を掲載しているので、掲載されている持ち物以外が必要になることは、ほぼありません。

ただそうは言っても、やっぱり心配になってしまう方もいますよね。

あまり準備物として掲載されないモノとしては、お金やスマホがあげられます。

これらの不測の事態に備えた準備物を持っていけば、高校見学や説明会の持ち物としては完璧です。



よくある質問②:子どもの服装が指定されていなかったのですが…どうすればいいですか?

子どもの服装が指定されていない場合も、高校説明会や見学会で散見されます。

この場合には、基本的に学校の制服を着用するようにしましょう。

服装が指定されていないのであれば、フォーマルな服装で行けば間違いがないからです。

服装指定がなければ混乱してしまうかもしれませんが、高校見学や説明会がフォーマルな場所として認識できていれば、制服以外の着用はあまりないなと考えられます。

ただ一点、注意が必要なこととして、高校側からの指示として『カジュアルな服装で』と指示された場合には普段着を着用してください。



よくある質問③:高校見学や説明会はオンラインになる可能性はありますか?

コロナが大流行していたり、その他の感染症が大流行した場合には、高校見学や説明会がオンラインになる可能性は高いです。

なぜなら、他人との接触を避けて流行を抑える方法として、オンライン説明会は有効だからです。

現在では会社説明会などで既に導入されているので、高校見学や説明会にも導入の流れは来るでしょう。

そのため、パソコンやスマホといったデバイスがご家庭にない場合には、早急に揃えておく必要があります。



オンライン説明会が聞けない場合どうすればいいですか?

仮にオンライン説明会を聞けるような環境がご家庭に揃っていない場合、事前に高校への連絡が必須です。

なぜなら、スマホなどのデバイスが普及していると高校側が思い込んでいる可能性が高いからです。(スマホの普及率が67%を超えているため※2021年12月現在 )

教育上の観点からスマホやその他のデバイスを、ご家庭に置いていない場合もあるでしょう。

スマホを持たせていない家庭の事情が考慮されていない場合には、必ず高校側に対応を求めてください。

ただ、どうしても対応が出来ないと高校から伝えられた場合には、対面での学校見学をさせてもらえないかと申し出てみましょう。



よくある質問④:高校見学・説明会で最も注視するべきポイントはなんですか?

さて高校見学や説明会で最も注視するべきポイントは、学校の雰囲気と先生の雰囲気がお子さんに合致しているかどうかです。

なぜなら、多くのご家庭が『あの高校はいい』と評価していても、あなたのお子さんには合っていない可能性もあるからです。

基本的に学習を毎日続けていくためには、お子さんが勉強しやすい学校環境の中で過ごす必要があります。

勉強しやすい環境かどうか判断するために、学校の雰囲気や先生の雰囲気を確認する必要があります。

そのため、高校見学や説明会では学校の雰囲気全体を感じ取れるよう集中し、特に注視してください。



高校見学の持ち物は、事前にきちんと準備して臨もう!

高校見学のためには様々な準備品がありますが、基本的に事前の用紙に書かれている持ち物を持参すれば大丈夫です。

準備品よりも当日どのように高校見学や説明会を聞くのかが大事になってくるので、事前に準備物を整えたら、フォーマルなマナーもチェックしておきましょう。

お子さんの将来にかかわる大切な日ですので、くれぐれもマナーを守るよう、親御さんからお子さんに教えてあげてくださいね。

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この記事を書いた人

齋藤 義晃 / 勉強プランナー

メッセージ:
不良でビリから2番目、偏差値30台。そこから独自で確立した勉強法で早稲田大学に合格。この経験を活かし、家庭教師として53人の生徒を第一志望校に合格に導き、在学中に「家庭教師のゴーイング」を設立。勉強が苦手な子専門として実績29年。今でも現場の中心に立ち17,000人以上の相談を解決。心理カウンセラーの資格を取得し、不登校・発達障害の生徒さんへのサポートにも力を入れています。

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