学習のコツ

【ダメな勉強法】やってはいけない勉強法15選/正しい勉強15選

この記事を書いた人

齋藤 義晃 / 勉強プランナー

「ダメな勉強法ってあるの?」
「どんなことがダメなんだろう?」
「正しい勉強法を教えて欲しい!」

こんなことでお悩みではありませんか?

実は、絶対にやってはいけない勉強法は、細かく分解すると15個もあります。

もし、あなたのお子さんが1つでもダメな勉強法をしていたら、大きな時間のロスになってしまうかもしれません。

そこで今日は、ダメな勉強法・やってはいけない勉強法を確認し、お子さんの学習状況をチェックしていきましょう。
これを読むと『正しい勉強法』もわかるので、ぜひ最後までお読みください。

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目次

【ダメな勉強法】やってはいけない勉強法15選

では早速、ダメな勉強法、やってはいけない勉強法について確認していきましょう。

基本的に様々なダメな勉強法がありますが、共通するのは集中力がなく勉強の仕方がわからないまま勉強し始めてしまうことです。

この状態を細かく分解すると、なんと15個の項目に分けられたので、1つずつ丁寧に解説していきます。



ダメな勉強法①解答を丸暗記

ダメな勉強法1つ目は、解答を丸暗記することです。

解答の丸暗記は、その問題しか解けなくなってしまうので、絶対にやめてください。

解答をそのまま暗記していいのは、漢字や英単語、そして理社の用語ぐらいです。

特に数学の答えを丸暗記して覚えようとしても、テストでは違った数字で解答するので時間の無駄になります。



公式を丸暗記しても無駄

数学の解答を丸暗記することと同様に、中学生のお子さんが公式を丸暗記していたら要注意です。

なぜなら、中学生で習う数学の公式は簡単に導き出せるものなので、暗記と理解両方が大切だからです。

例えば、なぜおうぎ形は最後にa/360を掛けるのか、お子さんが理解していないと応用問題で大きく点数を下げてしまうかもしれません。

そのため中学校段階では、全ての公式が導き出せるよう理解しておきましょう。



ダメな勉強法②集中できない環境で勉強する

ダメな勉強法2つ目は、集中できない環境で勉強することです。

この理由は、集中力が続かなければ勉強の効率が落ちて、時間の無駄になるからです。

例えば、本やプリントが乱雑になっていて机の上が汚れていたらどうでしょう?

その他にも、周りがうるさく友達とも喋れてしまう環境で勉強していたら?

どちらとも成績が落ちる未来しか見えませんよね。
ですから、まずは環境から整え、集中力を高めていきましょう。



ダメな勉強法③今の学力を知らずに勉強する

続いてのダメな勉強方法は、今の学力を知らずに勉強することです。

なぜ今の学力を知らずに勉強してしまうとダメなのかというと、次に何をすればいいのかがわからないからです。

例えば、今の学力を知らずに応用問題ばかり解いていたら、結局、基礎問題が解けなくなってしまったという事態もあります。

このような事態を避けるためには、今の学力を知り、適切なゴールを設定することが重要です。



ダメな勉強法④計画を立てただけで終わる

また今の学力を知って勉強計画を立てても、計画の進行具合をチェックしていないと本末転倒です。

なぜなら、計画は実行するためにあり、実行できない計画は絵に描いた餅だからです。

例えば、基礎完成のために、毎日、計算ドリルすると決めたとしましょう。

これが3日坊主で終わってしまったらどうでしょうか?

基礎は完成できず、さらに計画を立てた時間さえ無駄になってしまいます。

計画は実行こそ大事なので、時には修正を加えながら無理なく続けていきましょう



ダメな勉強法⑤受験に特化した勉強をしていない

続いてのダメな勉強方法は、受験に特化した勉強をしていない場合です。

この理由は、勉強は学校の授業だけでなく、受験の問題が解けるようになるためにも必要だからです。

特に国語が顕著で、学校の授業と受験国語では全く異なった出題がされてしまいます。

そのため、仮に国語の受験勉強ができていなかったら、受験の国語で大きく点数を下げてしまいます。

このように学校の授業と受験勉強はきちんと分ける必要があり、受験学年になったら必ず受験に特化した勉強も行ないましょう。



ダメな勉強法⑥多くの参考書に手を出す

さてダメな勉強法6つ目は、多くの参考書に手を出してしまうことです。

多くの参考書に手を出してしまうと、やりきれなかった問題が山積みとなり、お子さんの弱点克服にはつながりません。

例えば、計算はできるとお子さんが考え、計算の問題集をそのままにして、応用問題に手を付けたとします。もちろん計算力がないので、テストで高得点を取るこはできません。

このような状態にあるお子さんはたくさん居て、基本的に成績はダウンしてしまいます。

だからこそ、1冊の問題集をきちんとやり抜き、弱点を克服してから次の問題集に移るようにしてください。



ダメな勉強法⑦学校の先生の授業を聞かない

また学校の先生の授業を聞かないのは、ダメな勉強方法です。

なぜなら、学校の授業では誰でもわかりやすく教えてくれているので、理解するためには授業ほど効率的なものがないからです。

数学の基礎計算や、英語の文法など様々な分野において、独学や塾の勉強だけで身に付けるのは難しいので、学校の授業はきちんと聞いてください。



ダメな勉強法⑧模試の解き直しばかりしている

模試の解き直しばかりしている勉強方法も、ダメな勉強方法です。

なぜ模試の解き直しばかりしているのがダメかというと、今解いている問題は2度と出てこないからです。

もし仮に模試の問題で同じ問題が出てきたら、平均点がグンと上がってしまいますよね。

しかし、その模試が本当に学力を測っているのかと言うと疑問符が残ります。

だから模試は二度と同じ問題が出ませんし、同じ問題が解けたところで受験には全く役立ちません。



ダメな勉強法⑨ノートが異常にきれい

ノートをきれいに取りすぎるのは、ダメな勉強方法の中でも見落としがちです。

なぜなら、ノートは自分さえ理解できればいいのに、誰もが分かりやすい形で書いていると、時間の無駄につながってしまう恐れがあるからです。

ノートを手早くきれいに書いているのであれば問題ありませんが、もしきれいに書くためにペンを使いすぎていたり、ゆっくりと書いていたりするようなら注意してください。

特に中学生のお子さんはノートをきれいに取ることばかり意識して、先生の話を聞いていないこともあります。



ダメな勉強法⑩わかる問題ばかりしている

また理解できる問題ばかりしている場合も、ダメな勉強方法といえます。

理解できる問題ばかりしていると、わからない問題にどうやって対処すればいいのか訓練できません。

その結果、受験問題の標準から応用まで全く歯が立たないといった事態も起こりえます。

あなたのお子さんが今現在偏差値が低く、基本問題にチャレンジしているのであれば問題ありません。

しかし、偏差値が上がっているにも関わらず、以前と同様の勉強ばかりしていたら改善する必要があります。



ダメな勉強法⑪自習室でしゃべってしまう

ダメな勉強方法11個目は、自習室でしゃべってしまうことです。

塾や予備校の自習室は勉強するための施設ですが、友達が来ていることもあり、気が緩みがちです。

そこで勉強しているつもりになって、友達との会話が増えてしまうと、本末転倒ですよね。

そのため、可能であれば自習室は、私語禁止のところを選びましょう。
そうすれば、自習室に入ると自動的に勉強しなければならない状態になります。



ダメな勉強法⑫インプットばかりしてしまう

インプットばかりしている勉強は、ダメな勉強方法の1つです。

なぜなら、学校の勉強においてインプットよりもアウトプットの方が大事だからです。

特にその傾向として顕著なのが、数学です。

数学は基本的にインプットした知識よりも、数式や公式を利用できる方が得点アップにつながります。

英語でも、英単語を覚えているだけでは、文法が使えずに得点ができません。

このように、インプットばかりの勉強だと得点につながらない教科も多いので、アウトプットの勉強をした方がいいでしょう。



ダメな勉強法⑬勉強の順番を間違える

また勉強の順番を間違えるのも、ダメな勉強方法です。

勉強の順番を間違えるとはどういうことかというと、基礎問題から標準・応用と発展しなければならないのに、応用問題から取り組んでしまうようなことです。

もし、この勉強方法をしている子がいたら、すぐにやめてください。

応用問題から勉強し始めると基礎問題ができず、結局、テストの点数は全く上がりがりません。



ダメな勉強法⑭勉強時間が長過ぎる

続いてのダメな勉強方法は、時間が長過ぎることです。

例えば、中学生で1日14~15時間勉強している場合は、今すぐに時間を見直しましょう。

ただし受験生は例外で、勉強の体力を付けるため、徹夜以外の勉強は認められます。

中学生は大体8時間程度、高校生は10時間といった具合に、受験生以外の勉強時間は区切っておいた方が良いです。



ダメな勉強法⑮正しい勉強法を知らずに勉強してしまう

最後は、正しい勉強法を知らずに勉強してしまうことです。

正しい勉強方法がわからないと、遠回りしすぎて時間の浪費につながってしまいます。

例えば、暗記問題なのに1分以上考え込んで解答してしまうような勉強方法は、時間の無駄になります。

そのため、次の項目からお伝えする正しい勉強方法を知って、ダメな勉強方法を改善していきましょう。



【ダメな勉強法】正しい勉強法15選

では、ダメな勉強法を正しい勉強法にする15個の項目を解説していきます。



正しい勉強法①集中できる環境を作る

正しい勉強法1つ目は、集中できる環境を作ることです。

集中できる環境とは、机の上がきれいになっていて、雑音や気を散らすものがない状態を指します。

机の上が乱雑になっていればプリントや教科書を探すのに手間取ってしまいます
し、雑音や遊べるものがあれば勉強に集中しきれません。

まずは、集中できる環境作りから始めていきましょう。



正しい勉強法②まず計画を立てる

続いての正しい勉強方法は、計画を立てることです。

計画を立てるポイントは、必ず達成できる目標値を計算することです。

なぜなら、冒頭の項目でもあったように、達成できない計画は絵に書いた餅だからです。

計画は実行がとても大事なので、毎日、予定を組んでいきましょう。



正しい勉強法③毎日の進行具合をチェックする

計画を立てた次は、毎日、進行具合をチェックしていきます。

仮に1週間経って予定通りに進んでいなければ、計画を修正していきましょう。

繰り返しになりますが、計画は必ず実行しなければなりません。



どうしても進行具合チェックができないお子さんは?

この進行具合のチェックですが、多くのお子さんはサボってしまいがちです。

なぜなら、計画倒れがどんな結果に終わるか、イメージできないからです。

中学生や高校生の子は、計画がどこまで重要なのかを理解していないので、進行具合チェックを怠ってしまいます。

そんなときは、ご家族の方が紙やカレンダーに書き込んでチェックしてあげましょう。

もし、ご家庭でも難しい場合には、家庭教師の先生にお願いしてみることをおすすめします(※塾だと対応してくれないこともあるようです)。



正しい勉強法④適度な休憩をとる

長時間の勉強よりも、適度な休憩を取ってこまめに息抜きする方が、効率よく勉強が進みます。
なぜなら、勉強はお子さんがやりたくないことを強制的に行っているので、ストレスが溜まり、緊張状態になってしまうからです。

緊張状態は脳に血液が回らず、頭がぼーっとしてしまいます。

そのため、50分や45分で10分から5分程度の休憩を挟み、リフレッシュしましょう。



正しい勉強法⑤ラーニングピラミッドを理解する

次に正しい勉強法を実践するためには、ラーニングピラミッドを理解しましょう。

ラーニングピラミッドとは、学習段階における理解度を示したもの。

例えば、授業を受けただけだと5%しか理解しておらず、他人に教える段階になると90%の理解になります。

この基準を知れば、「知識を理解するとは、どういうことか?」がわかります。



正しい勉強法⑥忘却曲線を理解する

ラーニングピラミッドと同時に覚えてほしいのが、忘却曲線です。

忘却曲線とは、人がどれくらいの期間記憶を保持し続けられるかを示したグラフです。

この忘却曲線を学ぶことで、どれくらいの頻度で復習しなければならないかがわかります。



正しい勉強法⑦参考書の内容を理解しながら解く

続いての正しい勉強法7つ目は、参考書の内容を理解しながら解くことです。

なぜなら、参考書の中身を丸暗記しても、勉強には役立たないからです。

やってはいけない勉強法の中で紹介していますが、特に数学は丸暗記しても意味がありません。

数学の問題集は、とにかく理解しながら進めることを意識してください。



正しい勉強法⑧余裕を持って勉強する

正しい勉強法8つ目は、余裕を持って勉強することです。

この理由は、スケジュールが押してしまうと、集中力が切れてしまう要因になってしまうからです。

時間が迫ってくる中で集中して勉強することは難しく、あまり推奨できません。

また時間が迫っていないとやる気にならないお子さんも多くいますが、一夜漬けになる可能性が高いため、その後の理解が足りずに受験で苦労してしまいます。



正しい勉強法⑨全体像を理解して進める

全体像を明確に理解しながら進めるのも、正しい勉強法の1つです。

なぜなら、科目や教科の全体像がわからないとゴールが見えず、何をしたらいいかがわからなくなってしまうからです。

今学んでいる分野では、何を最終目標にするのかをきちんと意識しながら勉強していきましょう。



正しい勉強法⑩テスト前に学校テキストをやり込む

正しい勉強法10個目は、テスト前に学校テキストをやり込むことです。

学校のテストは基本的に配布されたテキストベースで出題されるため、塾から配布される教材や自分で購入した参考書はあまり役に立ちません。

国語や英語、といった言語教科は学校独自問題も出されるため、学校配布のテキスト+学校の授業が基本です。



正しい勉強法⑪1つの参考書を必ずやり遂げる

ただ先ほどの学校テキストをやり込むことは定期テストに有効な方法で、受験では確実に効果があるとはいえません。

やはり受験になったら、参考書を用いるのは必須です。

そこでありがちなのは、やってはいけない勉強法として、複数の参考書に手を付けることです。

まずは1つの参考書をやりきって苦手克服し、次の参考書に移るようにしましょう。



正しい勉強法⑫時期にあった勉強をする

定期テストと受験勉強のように、正しい勉強法にはスケジュールがつきものです。

極論を言ってしまえば、受験期に定期テストの勉強ばかりしてしまうと、受験に落ちてしまう恐れがあります。

そのため、時期にあった勉強は必ずしなければならず、適切な時期を知るためには受験全体を知ることが大切です。



正しい勉強法⑬人に教えて理解度を増す

ラーニングピラミッドを学ぶと、人に教える段階まで進むと、ある分野の理解度が90%に達することがわかります。

そのため、学んだ知識を人に教えることができるようになりましょう。

必ず友達に教えるというわけではなく、ご家庭で『説明してみて?』と一言声をかける習慣を作ってあげるのがベスト。

すると、お子さんから親御さんに教える習慣が身につき、理解度が増していきます。



正しい勉強法⑭得意科目だけをやらない

また正しい勉強法として、得意科目だけをやらないということがあります。

この理由は、得意科目だけ勉強していると、いつしか点数アップが頭打ちになってしまうからです。

社会が得意で暗記ばかりしていれば、最初は点数がぐんぐん伸びます。

しかし、数学の勉強をおろそかにしてしまえば、合計点数の伸びは止まってしまうでしょう。

こういった理由から、得意科目だけでなく苦手科目の勉強も合わせて行い、全体の底上げを測っていくのが正しい勉強法です。



正しい勉強法⑮誰かに勉強をチェックしてもらう

最後の正しい勉強法として、誰かに勉強をチェックしてもらうことがあります。

学校の先生や塾の先生、ご家庭等、どこでも大丈夫ですが、お子さんの勉強状態をチェックしてあげてください。

この理由は、チェックがなければ今正しい勉強をしているか迷ってしまうからです。

もし、正しい勉強法が身についたか心配で定期的にチェックしてほしい場合には、必ず大人に見てもらいましょう。

どうしても周りの大人の方が忙しいようであれば、家庭教師を付けてチェックとわからないところを教えてもらうというのもいいでしょう。


ダメな勉強法を知って、覚えられないイライラをなくそう!

実はダメな勉強法を知って修正するよりも、正しい勉強法を知って取り組むことの方が簡単です。

特に専門的知識を持った先生がお子さんを教え導けば、より効果は高いです。

あなたのお子さんが勉強に困っているのであれば、家庭教師の先生に依頼する等、信頼のおけるプロに頼むのも賢い方法でしょう。

またこのサイトには効率の良い勉強のやり方が沢山ありますので、独学してみると正しい勉強のやり方をカンタンに身につけることができます。

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この記事を書いた人

齋藤 義晃 / 勉強プランナー

メッセージ:
不良でビリから2番目、偏差値30台。そこから独自で確立した勉強法で早稲田大学に合格。この経験を活かし、家庭教師として53人の生徒を第一志望校に合格に導き、在学中に「家庭教師のゴーイング」を設立。勉強が苦手な子専門として実績29年。今でも現場の中心に立ち17,000人以上の相談を解決。心理カウンセラーの資格を取得し、不登校・発達障害の生徒さんへのサポートにも力を入れています。

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