家庭教師のゴーイング コラム 学習 子どもの学力の伸ばし方【中学生の家庭学習】効率的なやり方を習慣化する方法!

【中学生の家庭学習】効率的なやり方を習慣化する方法!

この記事を書いた人

弦巻 武久 / 発達障害コミュニケーション指導者

「中学生の家庭学習が今後必要になる理由って何?」
「家庭学習を行わせるポイントを教えてほしい!」
「家庭学習を効率よく行うためには何をすればいいんだろう?」

こんなことでお悩みではありませんか?

中学生の家庭学習は教科書改訂により学ぶべき範囲が広くなったことから、以前にも増して重要度が増してきています。

そんな中で親御さんの頭を悩ませるのは、お子さんがなかなか家庭学習してくれず、テストで悪い点を取っても、のほほんとしていることですよね。

もちろんお子さんだって、学校の小テストや定期試験で高得点をマークできたらすごく嬉しいし、自信にもついて学校生活がさらに楽しくなるに違いありません。

そこで今日は、中学生の家庭学習がなぜ必要なのかを詳しく解説し、効率よく行っていく方法や習慣化の方法をお伝えします。

これを読むと、教科別のやるべきポイントもわかるので、ぜひ最後までお読みください。



中学生の家庭学習が、今後は重要になる理由

中学生の家庭学習が今後、重要になる理由をまずは押さえておきましょう。

結論からお伝えすると、小学校から英語の教科化がスタートしているため、英単語の勉強量が2倍に増えており、単純に英語の勉強を今までの2倍しなければならないからです。

その他にも、中学校1年生から素因数分解の応用問題がでてきており、学習難易度は以前よりも格段にあがっているといえます。

とはいえ、学校の授業時間が2倍になったかというとそうではなく、少ない時間の中により多くの分野が詰め込まれるようになりました。

そのため、今まで以上に授業スピードが早くなっているので、家庭学習で今まで学んだことをきちんと定着させておく必要があります。

このような理由から、中学生の家庭学習は、今後さらに重要になってくるでしょう。



中学生の家庭学習を行わせるポイント

中学生のお子さんがなかなか家庭学習をしてくれないと悩んでいる親御様は、次のポイントを押さえながら家庭学習を行わせるようにしてください。

● 定期試験までのスケジュールを立てる
● 学校ワークを中心に扱う
● 応用問題ではなく標準問題までをテスト期間までに終わらせる
● 教科ごとに対策を練る

それぞれ解説していきますね。



家庭学習のスケジュール①定期試験までのスケジュールを立てる

まず定期試験までのスケジュールを立てるところから、家庭学習はスタートしていきます。

中学生の定期試験は範囲が膨大です。

そのため、少なくとも1ヶ月前からは、定期試験の範囲にあわせた家庭学習を行い、学校のワークを終わらせていかなければなりません。

もちろん、ただ単にワークを終わらせたからといって、成績アップは達成できません。

間違えたところを最低3周は行わなければ、点数アップには結びつかないので、遅くとも2週間前にはテスト範囲の学校ワークを最低1周終わらせておきましょう。



家庭学習のスケジュール②学校ワークを中心に扱う

先ほど学校ワークを定期試験の2週間前までに最低1周終わらせるとお伝えしましたが、これには明確な理由があります。

というのも、学校の定期試験では基礎問題から標準問題までで8割から9割の点数が取れるからです。

たとえば、数学の定期試験では、実力を測るための応用問題はおよそ10点から20点の範囲でしか出題されず、30点分の出題があると多くのお子さんが点数を落としてしまいます。

そのため、基礎問題から標準問題が網羅的に掲載されている学校ワークを中心に勉強した方が、お子さんの点数は安定しやすくなります。



家庭学習のスケジュール③応用問題ではなく標準問題までをテスト期間までに終わらせる

おおよその教科で得点率が80%を切っているお子さんは、テスト期間までに基礎問題から標準問題までをきちんとやりきりましょう。

先ほどもお伝えしましたが、学校の定期試験の出題範囲は基礎問題から標準問題までで8割程度になります。

そのため、応用問題に取り組んだところで点数アップにはつながらず、逆に基礎問題で取りこぼしが発生する可能性があります。

一方、おおよその強化で得点率が80%以上のお子さんは、もちろん応用問題まできちんと解けるようにし、450点以上の得点を目指してください。



家庭学習のスケジュール④教科ごとに対策を練る

スケジュールや学校ワークで取り組むべき問題がわかったところで、続いて家庭学習の教科ごとの対策です。

各教科で次のように対策を行っていきましょう。

● 国語は読解力向上を中心に行う
● 数学は基礎計算と文字式を中心に行う
● 英語は英作文と英文読解を中心に取り組む
● 理科は暗記と計算をバランス良くする
● 社会は速習を心がける

具体的に解説していきます。



国語は読解力向上を中心に行う

国語の家庭学習で取り組むべきポイントは、読解力の向上です。

読解力の向上には次の3点が身についていることが前提になっています。

● 文法力
● 語彙力
● 読解テクニック

これら3つをバランス良く同時に学んでいき、最後は読解問題を、読解テクニックに沿って何度も解くことで、読解力向上を目指します。

もちろん語彙力は、常に高めていかなければならない点には注意しましょう。



数学は基礎計算と文字式を中心に行う

中学校数学の家庭学習におけるポイントは、基礎計算と文字式を中心に据えることです。

もちろん学校の定期テストの対策も必要ですが、中学校数学が苦手なお子さんのほとんどは、文字式がわかっていないことが多いです。

中学校1年生の夏休み頃から2学期の頭くらいまで、文字式の勉強を行います。

ただ、そこからは原理原則の復習はほとんどなしに、方程式や比例・反比例と進んでいきます。

となると、当然苦手が残りやすく、文字式でつまずいているから、他の分野でもつまずくといった現象が起きてしまいます。

そのため、数学の苦手を抱えているお子さんは、遡行学習(前の学年に戻って勉強すること)してもいいので、文字式で問われることは原則8割以上の得点ができるようにしてください。



英語は英作文と英文読解を中心に取り組む

続いて英語は、英作文と英文読解を中心に取り組んでいきましょう。

もちろん、英単語の勉強も忘れずに行なってほしいのですが、学校のテストでよく問われるのは、英作文と英文読解です。

勉強時のポイントは、まず英文読解から行い、本文和訳ができたら和文英訳を続けて行います。

すると、本文和訳で英単語の意味を覚えられて、和文英訳をすると英単語のつづりもあわせて覚えられます。

しかも、教科書に載っている本文は定期テストや受験勉強にも出題されるので、効率よく勉強できるでしょう。



理科は暗記と計算をバランスよく

理科のポイントは、暗記と計算をバランスよく行っていくことです。

というのも、中学校の理科は、ほとんどの分野で計算が必要になり、暗記だけだと実力テストや受験問題で苦労するからです。

もちろん用語の暗記は必ず必要ですし、暗記だけで対応できる範囲も広いのですが、計算から逃げてしまうと、物理分野が壊滅的な点数になってしまいます。

ですから、暗記を行いつつ計算問題を解けるようにするのがベストな選択肢となります。



社会は速習を心がける

中学校の社会を家庭学習するときには、速習を心がけると受験勉強で困りません。

この理由は、社会の受験勉強では膨大な用語を覚え、さらに図表の読み取りまで行わなければならないので、早めに中学校の勉強範囲を終わらせて受験勉強に入っておいたほうがいいからです。

もちろん、学校の定期試験の勉強も行わなければなりませんが、速習を優先して、どんどん先の事項を押さえ、学校の授業で復習するといったスタンスを取っておくと効率的に勉強が進みます。



中学生の家庭学習を行う時間配分

ここまで中学生が家庭学習を行うときのポイントをお伝えしてきましたが、時間配分してみると、どうなるのでしょう?

まずは1日どれくらいの勉強時間を確保しなければならないかから確認していきましょう。



家庭学習の時間配分①中学生は1日1時間の勉強時間を確保する

中学生になると学校の宿題も多くなりますし、あわせて定期試験の勉強も行っていかなければならないので、1日1時間の勉強時間を確保しましょう。

加えて、1日1時間の勉強時間をどの時間帯に置くのかも重要です。

たとえば、19時から20時までの1時間は必ず勉強するとしておくと、時間が来たら勉強するといった習慣付けが可能となります。



家庭学習の時間配分②学校の宿題を6割・標準問題を解く時間を4割にする

1日1時間の勉強時間があるとすると、40分を学校の宿題に割り当て、標準問題を解く時間を残りの20分で行っていきましょう。

もちろん、学校の宿題を終わらせるのが最優先なので、40分を越えても問題はありません。

学校の宿題は最低限やりきれるまで行い、これが終わったあとの20分を標準問題の演習時間とします。



家庭学習の時間配分③テスト期間・受験期間は毎日3時間の勉強時間を確保する

また、テスト期間や受験期間は毎日3時間の勉強時間を確保するようにしてください。

この基準は部活が無い日に学校から帰ってきて、どれくらいの時間を勉強に当てられるかをもとに計算しています。

たとえば、17時にご家庭に帰ってくるとすると、お風呂や食事で2時間必要とすると、19時から22時までが勉強する時間です。

すると、8時間の睡眠をとっても朝の6時には起きられるので、平日3時間は現実的な勉強時間ラインといえるでしょう。



家庭学習の時間配分④休日は6時間から8時間の勉強を行う

休日は受験生もその他の中学生も、あわせて6時間から8時間以上の勉強が必須です。

というのも、学校からの宿題が大量に出ているはずですし、平日に終わらせられなかったワークを進めなければならないからです。

ちなみに、1学期が終わり2学期からの受験生は、休日1日に対して8時間の勉強をする必要があるので、こちらもスケジュールに入れておくといいでしょう。



学年別中学生の家庭学習で行うこと

ここまで中学生の家庭学習に関するスケジュールを見てきましたが、学年別にはどのような勉強を行っていけばいいのでしょう?

具体的には次のとおりです。

● 中学校1年生は学習の習慣化を目指す
● 中学校2年生は実力テストを見据えよう
● 中学校3年生は受験勉強の基礎固めを行う

さっそく、解説していきます。



学年別家庭学習①中学校1年生は学習の習慣化を目指す

中学校1年生の家庭学習では、まず決められた時間に、決められた量の勉強を行うことを目標にしてください。

先ほどお伝えしましたが、最低1時間の勉強を決められた時間に行うのが重要です。

これは家庭学習の習慣化につながります。

小学生から進級した時点では、多くのお子さんが家庭学習できるようにはなっていないので、まずは習慣をつくるとこからスタートしましょう。



学年別家庭学習②中学校2年生は実力テストを見据えよう

中学校2年生のポイントは、実力テストを見据えた勉強をしていくことです。

というのも、中学校1年生から進級すると、前の学年の内容を覚えているかどうかが学校の授業でも問われるようになるので、実力テストで高得点を取る勉強をしておくと、同時に学校の授業にもついていきやすくなるからです。

もちろん苦手な範囲を中心に取り組んでほしいのですが、数学の文字式が苦手な場合には、優先して取り組むようにしてください。

また英単語が苦手であれば、家庭学習では暗記を中心に取り組んでもいいでしょう。



学年別家庭学習③中学校3年生は受験勉強の基礎固めを行う

中学校3年生の家庭学習のポイントは、受験勉強の基礎固めをまずは行うことです。

受験勉強の基礎固めとは、学校から配られたり、自分で購入したりした受験勉強用のテキストで、基本と書かれている問題がすべて解ける状態を指します。

この状態を目指すためには、まずレベル別にわかれている受験用のテキストを使用し、習ったところをどんどん解いていきます。

すると、苦手分野があぶり出されるので、基本問題を1周したあとは、苦手問題をひとつずつ押さえていきましょう。



中学生に家庭学習の習慣を身につける方法

最後の項目では中学生に家庭学習の習慣を身につける方法について解説していきます。

具体的な方法は次のとおりです。

● スマホ時間の制限
● 勉強できる環境の整備
● 週間のスケジュールをあらかじめ決めさせる
● 勉強するメリットを親子で考える

それぞれ解説していきますね。



習慣化の方法①スマホ時間の制限

中学生の家庭学習を習慣化するために、真っ先に取り組んでほしい事項として、スマホ時間の制限があります。

スマホを遊んでいる時間は娯楽にカウントされますが、ついつい遊び過ぎてしまって勉強できなかったというお子さんがたくさんいます。

スマホは手軽に持ち運びしやすい電子機器なので、手元にあるとすぐに手が伸びてしまうでしょう。

ですから、スマホを使用できる時間をご家庭で話し合い、平日は1日1時間などといった明確なルールを決めておきましょう。



習慣化の方法②勉強できる環境の整備

また勉強できる環境の整備を、お子さんが主導で行うことも必要です。

勉強部屋に集中力を削いでしまう物が散乱していると、どうしても家庭学習が捗りません。

そのため、集中できる環境とはどのようなものかを考えながら、お子さんが中心になって部屋の整理を行いましょう。



習慣化の方法③週間のスケジュールをあらかじめ決めさせる

スマホ時間の制限や、勉強できる環境の整備といった、勉強するための空間やルールが明確に決まったら、週間のスケジュールを立てていきます。

この際に必要になってくるのは、定期試験までのスケジュールです。

あくまで目標をコンパクトに定期試験に定めて勉強していくと、成績があがりやすいので試してみてください。

冒頭部分でもお伝えしましたが、定期試験の2週間前までに学校ワークを1周することを目標に家庭学習を進めていきましょう。



習慣化の方法④勉強するメリットを親子で考える

最後のポイントは、定期的に勉強するメリットを親子で考えることです。

というのも、勉強するメリットをお子さんが実感できていないと、家庭学習に向かったとしても、勉強が身に入らず、無駄な時間を過ごしてしまう可能性が高いからです。

勉強するメリットにはさまざまありますが、最も大きなメリットとしては、自分で将来の夢を広げられる選択肢が手に入ることです。

選択肢なく、その夢を選んだとなると納得感が得られにくいです。

ですから、選択肢を広げるために今勉強を頑張っていると考え、家庭学習に前向きになれるといいですね。



中学生は家庭学習するのが当たり前!分からないところが多い場合は誰かに教わることも視野に入れてみよう

中学生の勉強範囲は、教科書改訂によってどんどん広がっており、学校の授業についていくためにも家庭学習は必須です。

それに定期試験の範囲も広いことから、学校ワークをあらかじめ終わらせておかないと提出物もままなりません。

ただ、学校の授業がわからないところばかりで、家庭学習もままならない場合には、家庭教師の利用も検討してみましょう。

私たちのサイトでは、この他にも様々なお子さんの学習や学校生活に役立つ情報を取り扱っているので、興味がある方は他のページも読んでみてくださいね。

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