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【夏休みの過ごし方・小学生編】成長できる5つのポイント!

この記事を書いた人

水巻 晃子 / 家庭教師のゴーイング サポート責任者

「小学生って夏休みに何するべきなの?」
「夏休み中の遊びと勉強の比率は?」
「おすすめの過ごし方を教えて欲しい!」

こんなことでお悩みではありませんか?

小学生の夏休みはお子さんも親御さんも初めて体験される場合が多く、「ベストな過ごし方」をネットで探している方も多いのではないでしょうか?

長期休暇はできることが多く自由な反面、どう過ごしていいかが分かりづらいものです。

そこで今日は、小学生の夏休みの過ごし方について、さまざまな観点からお伝えしていきます。
この記事を読むと、学年別の夏休みの過ごし方がわかるので、ぜひ最後まで読んでみてください。



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目次

小学生の夏休みの過ごし方で成長できる5つのポイント

小学生がどのように夏休みを過ごせば成長できるのかというと、次の5つのポイントがあります。

1. 夏休み前に勉強計画を立てる
2. スケジュール管理をして宿題を終わらせる
3. 小さな積み重ねが実る取り組みをする
4. 自立した生活を送ってみる
5. やりたいこと・挑戦したいことにチャレンジする

それぞれのポイントを深掘りしてお伝えしていきます。



成長できる5つのポイント①夏休み前に勉強計画を立てる

小学生の夏休みの過ごし方で成長できるポイントの一つ目は、夏休み前に勉強計画を立てることです。

どの学年になっても、成長のポイントの大前提となるのが、このスケジューリング。

今のお子さんがどれだけ不得意な分野を抱えていて、どれだけの勉強時間を費やさなければいけないのかを、夏休みが来る前に考えておきましょう。

この考えをカレンダーや予定帳に書き込んで、毎日どれくらいの勉強をしなければいけないのか思案していくのです。

ひとつのポイントとしては、毎日必ず1時間程度の自宅学習を組み込んでおくことです。

1時間であればどんなお子さんでも取り組める範囲ですし、この時間内に学校の宿題をやってもいいと指示すると、不満も起きにくいです。

このようにして夏休み前の勉強計画を立て、お子さんと親御さんが一体になって管理、実行していきましょう。



成長できる5つのポイント②スケジュール管理をして宿題を終わらせる

先ほど夏休み前に勉強計画を立てるという話をしましたが、計画が絵に描いた餅になってはいけません。

計画は実行しなければならないので、スケジュール管理をして宿題を終わらせるようにしましょう。

たとえば、夏休み前にもらっている宿題のテキストのページ数を確認して、40日で割ってみると、簡単に1日で終わらせなければならない量がわかります。

また弱点補強をするために夏休みの後半を残しておきたい場合には、お盆休みまでに一度宿題を終わらせる計画を立ててもいいでしょう。

このようにお子さんの状況に応じてスケジュールを立てて、確実に実行するようにするのがポイントです。



成長できる5つのポイント③小さな積み重ねが実る取り組みをする

スケジュール管理をして宿題を終わらせるのも該当しますが、小さな積み重ねが実る取り組みを、夏休み中にするのも大切なポイントです。

というのも、何かをやり遂げたという成功体験は、お子さんがチャレンジする気持ちを育てる効果があるからです。

具体的には計算能力が低いお子さんであれば、百マス計算を毎日2枚ずつ解いていく、ドリルを1枚ずつ行っていくといった方法が有効でしょう。

これらのちょっとした積み重ねが夏休み明けのテストで効果を発揮すると、自ら苦手範囲に取り組んでいけるお子さんに育ちます。



成長できる5つのポイント④自立した生活を送ってみる

小学生中学年頃になってくると、共働きの親御さんが日中ご家庭にいらっしゃらないことも多くなります。

そんなときは、お子さんに自立した生活を送らせるチャンスだと考えましょう。

たとえば、昼食を自分で考えさせる、調理させる等が考えられます。

これらのスキルは、今後一人暮らしをしていくにあたってとても大切なもの。

中学生になると、部活動などでこういった生活スキルを磨く時間はなかなか取れません。

ですから、お子さんが自立した生活を送れるようチャレンジさせる、いい機会でもあると考えましょう。



成長できる5つのポイント⑤やりたいこと・挑戦したいことにチャレンジする

先ほど生活に対してチャレンジさせるといった話がありましたが、夏休みにできるチャレンジはそれだけではありません。

お子さんができるようになりたいことや、挑戦したいことを聞き出し、思い切って体験してみるのにもいい機会です。

たとえば、逆上がりができるようになりたいとか、何かを育てたいとか、お子さんによって様々な希望を持っていると思います。

もちろんご家庭の状況によってもできること・できないことはありますが、親御さんも一緒になってお子さんのチャレンジを応援してあげることをおすすめします。



小学生・学年別の夏休みの過ごし方

ここまで小学生が夏休みの過ごし方で成長できるポイントを紹介してきましたが、続いては小学生の学年別・夏休みの過ごし方について解説していきます。

具体的には次の通りです。

● 低学年は一人で過ごすことに慣れるところから
● 中学年はスケジュール管理して自由に遊ぶ
● 高学年は遊びと勉強の両立を目指す

それぞれ解説していきます。



小学校・低学年は一人で過ごすことに慣れるところから

低学年のお子さんは、まず一人で過ごすことに慣れるところからスタートしてみましょう。

昨今では共働き家庭が増えてきており、お子さんが低学年であっても一人で過ごすことも多くなります。

そのため朝からお昼までの数時間だけ、場合によっては朝から夕方までで等、何時間かを一人で過ごす訓練もしてみるといいでしょう。

もちろん低学年のうちは親御さんが様子を見るご家庭もありますが、数時間だけでも一人でお留守番させてみると、できない子ほど「どうして出来ないのか?」の原因がハッキリします。

このように、徐々に一人でも生活できるようにすると、中学生以降になって部活動で遠征するときにも、安心して送り出せるようになります。



小学校・中学年はスケジュール管理して自由に遊ぶ

続いて中学年は、スケジュール管理を自分で行い、自由に遊ぶことを目指していきましょう。

小学校の中学年ということ、少しずつ自分で判断できる能力も育ってきていますし、夏休みの宿題や自由研究などをスケジュールに落とし込むこともできます。

このスケジュールを立てる能力は、高学年から中学生に至るまでとても大切なものなので、失敗してもいい中学年のときから、徐々にスキルアップしていきましょう。

また高学年になると中学校受験が視野に入るお子さんもいるはずなので、何も考えずに遊べる今を楽しむことも意識してください。



小学校・高学年は遊びと勉強の両立を目指す

最後に高学年は、遊びと勉強の両立を目指します。

高学年の中でも5年生と6年生では、遊びと勉強の比率を変えるべきです。

● 5年生:遊び6割・勉強4割
● 6年生:遊び3割・勉強7割

ここに課外活動も含めると、6年生になるとほとんど遊べない可能性もありますが、中学生になるための訓練だと割り切る事も必要です。

そのため小学校中学年まで、何も考えずにどれだけ親御さんと遊べるかは、とても大切になってきます。



小学生が絶対やっておくべき夏休みの過ごし方

ここまで学年別の小学生でやっておくべき夏休みの過ごし方を紹介してきましたが、続いては学年とは関係なくやっておくべきことを紹介していきます。

具体的には次の通りです。

● 一人でも生活できる力を身につける
● 勉強のスケジュール管理を行う
● 夏休みの宿題を完璧に終わらせる
● 読書を時間をかけて行う
● 読書感想文をきちんと書く
● 運動をしておく
● 生活リズムを整える
● 将来のことを考える

それでは、さっそく解説していきます。



一人でも生活できる力を身につける

繰り返しになりますが、低学年から一人でも生活できる力を身につけていくことを夏休みでは意識してください。

というのも、中学生や高校生となると部活や勉強で時間を取られてしまい、なかなかスキルアップにつながりません。

しかし大学では、多くのお子さんが一人暮らしをします。

このときに一人でも生活できる力がないと、親御さんも安心できません。

そのため比較的時間が取れる小学生時代に、どんどん生活スキルをあげていく事が望ましいです。



勉強のスケジュール管理を行う

また勉強のスケジュール管理を行うのも、中学年あたりから徐々にスタートしていきましょう。

スケジュール管理は今後の高校受験や大学受験には必須で、できなければ受験に失敗してしまいます。

ですから時間を取って親御さんと一緒に勉強のスケジュールを立て、実行するところまで行なっていきましょう。



夏休みの宿題を完璧に終わらせる

小学生の段階で勉強のスケジュール管理を行うのは、夏休みの宿題を完璧に終わらせることだけに絞っても大丈夫です。

というのも、宿題をきちんと終わらせることは、今後の内申点対策につながるからです。

この【きちんと】という定義には、次のようなものがあります。

● 答えを写さずにまずは自分で問題を解く
● 答え合わせを抜け漏れなくする
● わからない問題をもう一度解く

宿題というと、「面倒だから答えを写せばいい」と考えてしまうお子さんもいますが、上記のようにきちんと行うことを意識すれば、成績もぐんぐんあがっていきます。

そのため、通常の授業期間では時間があまり取れない宿題も、夏休みであれば十分な時間を取れるので、完璧を目指して取り組んでみましょう。



時間をかけて読書する

宿題を、時間をかけて完璧に行うとともに、時間が余ったら、読書も時間をかけて行ってみましょう。

多くの小学校では朝の読書の時間が設けられていると考えられますが、やはり時間が足りません。

そのため夏休みの時間を使って、毎日30分から1時間程度、文章だけを読む訓練をしてみてください。

そうすると、長文を読む力がついていきます。



読書感想文をきちんと書く

このように毎日30分から1時間程度の読書時間を取っておくと、複数冊の本を読めると思います。

せっかく本を読んだのですから、読書感想文を書くことも、夏休みの目標にしてみてください。

もちろん学校の宿題として出題されることもあるので、この場合には一石二鳥ですよね。

読書感想文は自由に書ける文章のため、今後の課題作文や小論文にも通じる力にもなり、そう考えると一石三鳥かもしれません。



運動をしておく

ここまでは勉強に限った視点で、夏休みにやるべきことをお伝えしてきましたが、運動をしておくのも忘れてはいけません。

小学生は成長期のため、適度な運動と適切な食事を取っておくことがとても重要です。

運動不足は肥満にもつながりますし、将来的には生活習慣病にもなってしまいます。

そのため、課外活動をしていないお子さんであっても、適度なランニングやボール遊びなどで、運動しておくことをおすすめします。



生活リズムを整える

先ほど運動が大切なことはお伝えしましたが、生活リズムを整えることも非常に大切です。

というのも、夏休みはお子さんの生活リズムが狂いやすい時期でもあるからです。

たとえば、就寝前のスマホの時間が長くなったことで寝付けず、平日でもお昼まで寝てしまうといった生活リズムは危険です。

これは体内時計が狂ってしまい、自律神経のバランスが崩れ、体調不良になる可能性もあります。

そのため長期休みと言っても、学校がある期間と同じように過ごすことを意識してください。



将来のことを考える

最後に将来のことを考えるのも、夏休みのうちにやっておいた方がいいことです。

将来のことというと難しいかもしれませんが、端的にどんな職業に就きたいのかを聞いておくことをおすすめします。

たとえば、警察官や消防士となると公務員試験がありますし、特定の職業に就きたいとなれば、国家資格が必要になる場合もあります。

そのため将来の夢を先に決めて、どのようなルートで勉強を進めていくのかを親御さんと一緒にイメージしておくといいでしょう。



小学生におすすめの夏休みの過ごし方

ここまで小学生が絶対にやっておくべき夏休みの過ごし方をお伝えしましたが、次はおすすめの夏休みの過ごし方をお伝えします。

具体的には次の通りです。

● アウトドアを楽しむ
● 家族で団らんを過ごす
● 祖父母の家で過ごす
● 博物館や水族館に行って知識を深める
● 友達と目一杯遊ぶ

それぞれ解説していきます。



アウトドアを楽しむ

夏休みは、休日を使ってアウトドアを楽しむには十分な期間です。

アウトドアというとキャンプなどが思い浮かぶと思いますが、現在ではさまざまなレクリエーションが発達しているので、カヌー遊びや魚釣りなども安心して遊べます。

そのため無理してキャンプするよりも、できる限り、安全にアウトドアを楽しめるところからスタートするのがおすすめです。

もちろんお子さんがキャンプに挑戦してみたいといった場合には、予定を立てて簡単なところからスタートしていきましょう。



家族で団らんを過ごす

またアウトドアもそうですが、夏休みは家族で団らんを過ごす時間をとにかく作っていきましょう。

というのも、学校がスタートすると、まとまった時間が取りづらいからです。

もちろん親御さんは夏休み期間もお仕事がありますが、思い切って有給を取ってみる事も検討してはいかがでしょうか?



祖父母の家で過ごす

家族の団らん関係となると、祖父母の家に行くのもひとつの選択肢になります。

近隣に祖父母が住んでいる場合には問題ありませんが、県外に住んでいる場合には時間を掛けて会いに行かなければなりません。

しかし、まとまった時間が取れるのは夏休みくらいなので、1泊2日などの小旅行として楽しみましょう。



博物館や水族館に行って知識を深める

またレクリエーションの一つとして、博物館や水族館に行くのもおすすめです。

これらの施設はさまざまな知識が眠っており、お子さんの一般教養を高めてくれます。

もちろん受験や点数を取るために特化した勉強も大切ですが、ときには知的好奇心を高めるための一環として、これらの施設を使ってみましょう。

それに今の受験では、このような体験も重視されるようになってきているので、知的好奇心を高める行動は、すべて受験につながっていると考えても差し支えありません。



友達と目一杯遊ぶ

最後は、友達と目一杯遊ぶのも、小学生におすすめの夏休みの過ごし方です。

というのも、中学生や高校生になると、友達と何も気にせず遊ぶことがほとんどなくなるからです。

小学生は自由時間が中学生と高校生に比べて非常に多いので、友情を高めて親友を作るのにも最適な期間といえるでしょう。



小学生の夏休みを過ごすときの注意点

最後の項目では、小学生の夏休みを過ごす時の注意点をお伝えしていきます。

具体的には次の通りです。

● 暴飲暴食をしない
● 食中毒に気をつける
● 夜ふかしをせずに遊びのルールを決める

それぞれ解説します。



暴飲暴食をしない

小学生の夏休みを過ごすときの注意点の一つ目は、暴飲暴食をしないことです。

休み期間に入り親御さんがご家庭にいないとなると、お菓子やジャンクフードなどを暴飲暴食してしまうお子さんも出てきます。

そうすると体調不良にもなりますし、急な体重増加で小児糖尿病といった生活習慣病にもかかる恐れがあるので、できるだけご家庭にはこれらの食材を置かないようにしましょう。

もちろん少量であれば楽しい食事になるので、お菓子やジャンクフードは親御さんの管理の元、みんなで食べるようにするといいでしょう。



食中毒に気をつける

夏場は特に、食中毒に気をつけなければなりません。

というのも、食中毒は食品に付着する菌が繁殖することによって起こるからです。

夏場と言うと平均気温が30°以上を超え、菌の繁殖にも最適な気温となります。

そのため食中毒は起こりやすく、一度かかってしまうと激痛に苛まれますし、場合によっては命に関わることもあります。

このような事態を避けるためにも、食事に関しては一定のルールを設けて取り扱うようにしてください。



夜ふかしせず遊びのルールを決める

先ほど食事のルールを決めるといった話がありましたが、夜ふかしや遊びにもルールを決めておく必要があります。

ルールを決めておかないと生活リズムが狂ってしまったり、好奇心から危険な遊びに手を出してしまったりする恐れもあります。

ですから、小学校低学年のお子さんほど、ルールを徹底し、守れるかどうかを親御さんが確認してください。



小学校低学年の夏休みは遊ぶことを意識し、高学年になったら勉強を意識することを心がけよう!

小学生は中学生や高校生と比べると自由時間が多く、低学年のときほど遊ぶことに夢中になってしまうので、親御さんはヤキモキする事も多いと思います。

でも、遊びに夢中になれるのも、小学校低学年から中学年までです。

親御さんはこの期間はお子さんと遊ぶことを意識し、高学年になったらお子さんの気持ちが勉強に向くよう、学年によって切り替えてあげられるようにしてください。

私たちのサイトでは、この他にも様々なお子さんの学習や学校生活に役立つ情報を取り扱っているので、興味がある方はぜひ読んでみてくださいね。

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この記事を書いた人

水巻 晃子 / 家庭教師のゴーイング サポート責任者

メッセージ:
辛い時や苦しい時は一人で悩まず、まずは私たちゴーイングに相談してください。解決の糸口を必ず一緒に見つけたいと思っています。

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