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【夏休みの過ごし方・高校生編】受験や友人などポイント別に解説!

この記事を書いた人

齋藤 義晃 / 勉強プランナー

「高校生は夏休み何を優先したらいいの?」
「受験勉強はいつから始める?」
「みんなはどう過ごすのかな?」

こんなことでお悩みではありませんか?

高校生の夏休みというと、中学生と比べてできることが増え、楽しいイベントも目白押しで、友だちと過ごす時間が圧倒的に多くなりますよね。

とは言え、「遊んでばっかりで大丈夫かな…」と、ふと受験が心配になることもあるでしょう。

そこで今日は、高校生の夏休みの過ごし方を、さまざまな観点から確認していきます。これを読むと自分に合った夏休みの過ごし方が見つけられるので、ぜひ最後までお読みください。



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【学年別】高校生の夏休みの過ごし方

学年別の高校生の夏休みの過ごし方には、どのようなものがあるのでしょう?

具体的にお伝えすると次の通りです。

● 高校1年生はとにかく楽しむことを優先する
● 高校2年生は1年生の復習とオープンキャンパスへ行く
● 高校3年生はとにかく受験勉強をする

それぞれ解説していきます。



高校1年生はとにかく楽しむことを優先する

高校1年生の夏休みの過ごし方は、とにかく楽しむことを優先してください。

というのも、とくに進学を目指す高校生は、高校2年生の夏休みあたりから本格的に受験勉強がスタートするからです。

高校生の夏休みは1年生だけかと思われるかもしれませんが、「何も考えずに遊べる期間」が高校1年生の間という意味です。

もちろん高校2年生や高校3年生でも遊べる期間はありますが、受験勉強という文字がちらついて遊びに集中できないので、とにかく1年生は目一杯楽しむことを優先してください。

とはいえ、学校から提示されている宿題は必ず終わらせる必要があるので注意してくださいね。



高校2年生は1年生の復習とオープンキャンパスへ行く

先ほど高校2年生から受験勉強がスタートしていくという話をしましたが、これは夏休み期間中に高校1年生で学んだ範囲の勉強をしておかないと、受験に間に合わないからです。

もちろん1年生で学習した範囲を常に復習しているお子さんであれば問題ありませんが、1年生の冬休みや春休みを有効活用できなかった場合には、急いで取り組んでおくべきです。

とくに進学校の場合は、高校2年生の3月にはすべての学習範囲が終わっているものなので注意が必要です。

またまだ時間には余裕のある学年でもあるので、受験勉強へのスタートダッシュをしながらオープンキャンパスへ行き、志望校を固めておきましょう。



高校3年生はとにかく受験勉強をする

高校3年生の夏休みは、とにかく受験勉強に邁進します。

というのも、中学生と同様、高校生も夏休みは受験の天王山といわれており、学校の授業以外、きちんと高校1年生の範囲から2年生の範囲を復習できる期間はこの時期しかないからです。

それに加えて、9月後半あたりから推薦受験やAO入試の出願がスタートするので、基礎学力の上昇は夏休みだけしかないといっても過言ではありません。

ですから、高校3年生で進学を目指すのであれば、毎日最低8時間から10時間程度は勉強し、オープンキャンパスに行く時間が休日と考えておいても問題はないでしょう。



高校生におすすめの夏休みの過ごし方【勉強編】

学年別の高校生の夏休みの過ごし方がわかったところで、勉強にフォーカスした夏休みの過ごし方をお伝えしていきます。

具体的には次の通りです。

● 資格勉強をして内申に差をつける
● 予習・復習を確実にする
● 校内の補講を受ける
● 夏期講習に参加してみる
● オープンキャンパスに行ってみる

それでは、さっそく解説します。



資格勉強をして内申に差をつける

高校生が夏休みに行うべき勉強の一つ目は、資格勉強をして内申点に差をつけることです。

もっとも内申点に差がつきやすいのは、英検の勉強でしょう。

昨今の大学受験では英検の資格を持っていないと、そもそも受験できない大学も出てきているので、早急に2級まで取得しておく必要があります。

英検2級というと難しいと感じるかもしれませんが、進学校であれば2年生の後半、進学校でない高校であっても3年生の後半には取得できるようになっているはずです。

どうしても英語が苦手であれば、夏休み期間を使い、きちんと取得できるように特別な勉強をしておきましょう。



予習・復習を確実にする

続いてのおすすめの勉強は、予習と復習を確実にしておくことです。

夏休みの宿題が高校から提示されるので、今までの復習はこの教材を使ってやれば大丈夫です。

また予習に関しても、現在では動画教材が揃っているので、素早く勉強することが可能です。

とはいえ、予習する内容は、とくに地歴公民に絞っておくのが効率的です。

なぜなら数学や英語は理解が大切なので、予習してしまうと余計に混乱する可能性があるからです。

もちろん、地歴公民の勉強が終わった段階でチャレンジするのは問題ありません。



校内の補講を受ける

普通科高校の中では、夏休みに校内で補講が開催されるところもあります。

補講というと補習と間違えがちですが、スキルアップのために開講される講座のことです。

補講の中には受験問題を解くようなハイレベルな講座も開講されるので、夏休みにはどんどん受講していきましょう。

とはいえ、自分の勉強レベルにあった補講でないと内容についていくのもやっとになるので、注意して選択してください。



夏期講習に参加してみる

続いては、塾や予備校の夏期講習に参加してみるのもいいでしょう。

夏期講習ではさまざまな問題に取り組みますし、同じ大学を目指している仲間とも出会える可能性があります。

そのため友達作りを兼ねて、夏期講習に通いながら学力上昇を目指すのも、間違った選択ではありません。

もちろんご家庭の経済状況にもよるので、必要であれば事前の説明会に参加し、どのような内容でどれくらいの費用がかかるのか、親御さんと一緒に確認してみましょう。



オープンキャンパスに行ってみる

最後は、オープンキャンパスに行ってみることです。

なぜオープンキャンパスが大事かというと、その大学に行きたいかどうかを確認できるからです。

高校3年生の受験期には、「行ける大学」から選択する必要はありますが、高校1・2年生は、まだまだ「行きたい大学」を志望校にしても構いません。

たとえば、これを書いている先生の事例だと、高校1年生の頃は、憧れだけで京都大学を目指し、河合の全統模試で偏差値を10上げた経験があります。

このように、m最後の最後まで行きたいと思える大学を志望校にすることで、こういった偏差値の劇的変化が起こる可能性もあるので、オープンキャンパスで行きたい大学を探しておきましょう。



高校生におすすめの夏休みの過ごし方【趣味編】

続いては、高校生におすすめの夏休みの過ごし方趣味編です。

この項目でお伝えする内容は次の通りです。

● 読書して知識をつける
● とにかくゲームで一流を目指す
● 部活動でインターハイを目指す

それぞれ解説していきます。



読書して知識をつける

夏休みに趣味として行なっておくべきものの一つ目は、読書して知識をつけることです。

というのも、学校の勉強だけでは身につかない一般常識や考え方が、入試の小論文などで確認される可能性があるからです。

また時間をとって読書できるのも学生のうちだけなので、貴重な時間はたくさんの本を読んでおきましょう。



とにかくゲームで一流を目指す

読書して知識をつける他には、とにかくゲームで一流を目指すということも考えられます。

e-sportsが世界的にも有名になってきているので、趣味が高じてプロプレイヤーになる可能性もあります。

そのためゲームが趣味という高校生は、一度プロを目指してみるのもいいでしょう。



部活動でインターハイを目指す

最後は、部活動でインターハイを目指すことです。

先ほどゲームでプロを目指すことをお伝えしましたが、部活動でもプロは目指せます。

その一つの登竜門は、インターハイです。

インターハイで優秀な成績を収めれば、大学からの推薦もありますし、今後の競技人生においても有利に働きます。

そのためスポーツが本当に好きなのであれば、高校生のうちに一生懸命努力してインターハイを目指す経験も積んでおくとよいです。



高校生におすすめの夏休みの過ごし方【友人編】

続いては、高校生におすすめの夏休みの過ごし方友人編です。

この項目でお伝えする内容は次の通りです。

● 小旅行を楽しむ
● 模試の成績を競う
● 夜行バスを使って遠出してみる

それぞれ解説していきます。



小旅行を楽しむ

友人と楽しむべき高校生の夏休みイベントの一つ目は、小旅行を楽しむことです。

高校生になると中学生ではできなかった県外への移動などが解禁されるので、少し遠出を楽しんで見るのも思い出に残ります。



模試の成績を競う

夏休み中や夏休み後に行われる模試の成績を競うのも、友人と楽しむにはいいイベントです。

勝ち負けはもちろんありますが勉強にメリハリをつけるためのスパイスとして利用できます。

特に高校1年生や2年生は受験が目前に迫っていないこともあり、目標も明確になっていないことも多いので、友人との競争をどんどん利用していきましょう。



夜行バスを使って遠出してみる

また夜行バスを使って遠出してみるのもおすすめです。

先ほどお伝えした小旅行よりも、少し長い旅行をイメージするとわかりやすいでしょう。

たとえば、関西地区からディズニーランドに行ってみたり、逆に関東地区からUSJに行ってみたりなど、高校生だからこそ夜行バスも楽しめるはずなので、ぜひ利用してみてください。



高校生におすすめの夏休みの過ごし方【受験対策編】

最後の項目は、高校生におすすめの夏休みの過ごし方受験対策編です。

この項目でお伝えするのは次の通りです。

● ボランティア活動をする
● 小論文の添削を受けてみる
● 自由研究を行う

それぞれ解説していきます。



ボランティア活動をする

受験対策というと、今まで学習した範囲の復習などが有効かと思われがちですが、昨今では推薦入試やAO入試が増えてきているので、ボランティア活動といった課外活動も評価対象に入っていています。

そのため、夏休みの時間を使ってボランティア活動に精を出し、大学の面接時に伝えられることを増やしていきましょう。

とはいえ、参加しただけではボランティア活動を詳しく伝えられないので、主体的に参加していきましょう。



小論文添削を受けてみる

また昨今では、小論文を面接の前の試験として課す大学も増えてきているので、夏休み期間を使って小論文の添削を受けてみるのもいいでしょう。

小論文と作文は全く異なるものなので、何度か訓練を行っておく必要があります。

もちろん国公立大学のAO入試などを目指す場合には高度な小論文を書く必要も出てくるので、家庭教師の先生や予備校に頼って添削を受けておく必要もあります。



自由研究を行う

最後に理系大学を目指す高校生は、志望大学で出題されやすい課題や問題に対する自由研究を行っておくのもいいでしょう。

たとえば、水産資源の研究を大学でしたいと考えるのであれば、それに沿った自由研究をしておくと入試のときにアピールしやすくなります。

もちろん小学生や中学生のときよりも高度な内容を研究する必要があるので、スケジュールを組んでみっちり研究していきましょう。



高校生の夏休みは目的を持って過ごすと有意義になる!

高校生の夏休みの過ごし方を学年別にもう一度まとめておくと、次の通りです。

● 高校1年生はとにかく楽しむことを優先する
● 高校2年生は1年生の復習をしてオープンキャンパスへ行く
● 高校3年生はとにかく受験勉強をする

このように学年別で時間のゆとりが異なってくるので、趣味や友人との遊びを優先するのであれば、高校1年生を中心に考えていきましょう。

もちろん高校2年生や3年生でも遊ぶゆとりはありますが、受験勉強と両立させなければならない点には注意してください。

せっかく自分ひとりでいろんなことがやれる年齢になったのですから、目的を持った計画を立て実行すると、充実感いっぱいの夏休みを過ごすことができますよ。

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この記事を書いた人

齋藤 義晃 / 勉強プランナー

メッセージ:
不良でビリから2番目、偏差値30台。そこから独自で確立した勉強法で早稲田大学に合格。この経験を活かし、家庭教師として53人の生徒を第一志望校に合格に導き、在学中に「家庭教師のゴーイング」を設立。勉強が苦手な子専門として実績29年。今でも現場の中心に立ち17,000人以上の相談を解決。心理カウンセラーの資格を取得し、不登校・発達障害の生徒さんへのサポートにも力を入れています。

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